ぷよぷよeスポーツ
| ジャンル | 落ち物パズルゲーム |
|---|---|
| 対応機種 |
PlayStation 4 Nintendo Switch アーケードゲーム |
| 発売元 |
[PS4/Switch]:セガゲームス [AC]:セガ・インタラクティブ |
| シリーズ | ぷよぷよシリーズ |
| 人数 | 1-4人 |
| メディア | [PS4/Switch]ダウンロード |
| 発売日 |
[PS4/Switch]2018年10月25日 [AC]2019年春以降稼働開始予定 |
| 対象年齢 | [PS4/Switch]CERO:A(全年齢対象) |
| その他 | 各機種のインターネット通信機能に対応 |
『ぷよぷよeスポーツ』(ぷよぷよイースポーツ、Puyo Puyo eSports)は、セガグループ(セガゲームス、セガ・インタラクティブ)より発売のパズルゲーム。
2018年10月25日にPlayStation 4、Nintendo Switch版の配信が開始された[1]。2019年にはアーケード版の稼働も予定されている[1]。
『ぷよぷよ』シリーズの一つである本作はeスポーツ推進の目的からストーリーモードが存在せず対戦モードが中心となり、販売価格が低く抑えられているほか[1]、ダウンロード版のみ販売されており、PS4版はPlayStation Storeで、Switch版はニンテンドーeショップで購入する。
目次
ゲームモード[編集]
ひとりでぷよぷよ[編集]
CPUを相手に対戦するモード。『ぷよぷよ通』、『ぷよぷよフィーバー』のどちらかのルールを選ぶことができる[2]。『ぷよぷよ通』のルールを選択した場合はグラフィックと声以外のキャラクター性能は同じだが、『ぷよぷよフィーバー』の場合はフィーバー時の組ぷよのパターンが異なる[3]。
- ワンプレイ
- CPUを相手に対戦する。CPUを入れる事で2人から4人で対戦できる。2本先取。
- かちぬき
- CPUを相手に連続で対戦する。勝利しても、自分のフィールドの状態はそのままの状態で次の相手との対戦になる。
みんなでぷよぷよ[編集]
オフラインで最大4人で対戦するモード。
- VS
- 1戦のみ対戦する。
- トーナメント
- 最大8人でのトーナメント形式で対戦し、1位を目指す。『ぷよぷよSUN』の一部機種に収録された、「かちぬきぷよぷよ」とほぼ同じ内容。
インターネット[編集]
インターネットを通じてオンラインで通信対戦を行うためのモード。
- ぷよぷよリーグ
- 勝敗によってレートが上下する。ランキングに対応している。
- きがるにたいせん
- ルールを設定して、ルームを作って対戦する。既存のルームに参加することもできる。フレンドを呼ぶことも可能。
- ぷよぷよ放送局
- 他のプレイヤーのリプレイを閲覧できる。
マイデータ[編集]
キャラクターデータの閲覧やオプション設定が可能。
- プレイヤー
- アイコンやお気に入りBGMの設定が可能。
- 成績
- 戦績や獲得したメダル(トロフィー (PlayStation))の閲覧が可能。
- かんしょう
- サウンドテストやリプレイ、スタッフロールが鑑賞できる。
- おぷしょん
- コントローラーの振動機能の設定やボタン設定などのオプション設定を行える。
登場キャラクター[編集]
本作は従来のぷよぷよシリーズのキャラクターに加えて、『ぷよぷよ!!クエスト』初出のキャラクターも登場する。
- アルル
- 声 - 園崎未恵
- コンパイル版『ぷよぷよ』シリーズの主人公である少女。魔導師のタマゴ。
- 「フィーバー」では自力で連鎖。
- アミティ
- 声 - 菊池志穂
- 『ぷよぷよフィーバー』シリーズの主人公で、赤いぷよぷよの帽子をかぶっている。
- 「フィーバー」ではバランス重視。
- りんご
- 声 - 今井麻美
- 『ぷよぷよ7』の主人公で、緑ぷよの髪留めをしている。
- 「フィーバー」ではフィーバーで逆転。
- ヘド
- 声 - 仲村宗悟
- 悪魔ロックバンドのリーダーにしてボーカル担当。
- 「フィーバー」ではフィーバーで逆転。
- スルターナ
- 声 - M・A・O
- 魔法のアメジストの魔人。
- 「フィーバー」ではてがたくフィーバー。
- シェゾ
- 声 - 森田成一
- 闇の魔導士。銀色の髪で剣を持っている。
- 「フィーバー」では自力で大連鎖。
- シグ
- 声 - 渕崎ゆり子
- 魔導学校の生徒。目は赤と青のオッドアイ。
- 「フィーバー」ではフィーバーで逆転。
- まぐろ
- 声 - 石狩勇気
- りんごの幼馴染で、けん玉を持っている。
- 「フィーバー」ではこつこつジャブ攻撃。
- シエル
- 声 - 山田奈都美
- 光の学園生徒会の、会計の少女。
- 「フィーバー」では自力で大連鎖。
- ホウライ
- 声 - 仲村宗悟
- 龍と人間のハーフ。
- 「フィーバー」では自力で大連鎖。
- ルルー
- 声 - 近藤佳奈子
- 青いロングヘアの格闘女王。手に扇子を持っており、サタンを慕っている。
- 「フィーバー」ではとにかく大連鎖。
- ラフィーナ
- 声 - 並木のり子
- 魔導学校の生徒。格闘技を得意とする。
- 「フィーバー」ではとにかく大連鎖。
- すけとうだら
- 声 - 菅沼久義
- 手足の生えたスケトウダラの魔物。
- 「フィーバー」ではフィーバーで逆転。
- アリィ
- 声 - 井上ほの花
- 『ぷよぷよクロニクル』のヒロインで、愛の力を信じる冒険者。
- 「フィーバー」では自力で連鎖。
- ラグナス
- 声 - 三木晶
- 子供の姿にもなる勇者。正義感が強い。
- 「フィーバー」ではこつこつジャブ攻撃。
- りすくませんぱい
- 声 - 小野健一
- りすとくまをあわせたような姿の人物。手にはフラスコを持っており、実験をくりかえす。
- 「フィーバー」ではてがたくフィーバー。
- ドラコケンタウロス
- 声 - 名塚佳織
- ドラゴンと人間のハーフの少女。
- 「フィーバー」では自力で連鎖。
- ウィッチ
- 声 - 佐倉薫
- 箒を持った、魔法使いの少女。
- 「フィーバー」ではフィーバーで逆転。
- ハーピー
- 声 - 種田梨沙
- 羽の生えた少女。歌うことが大好きだが、音痴。
- 「フィーバー」ではフィーバーで逆転。
- セリリ
- 声 - 佳村はるか
- 青い髪をした人魚。気弱で寂しがり屋。
- 「フィーバー」ではフィーバーで逆転。
- カーバンクル
- 声 - 仲西環
- アルルと一緒にいる、額に赤い宝石がある黄色い生き物。
- 「フィーバー」ではとにかく大連鎖。
- サタン
- 声 - 逢坂力
- ぷよ地獄を創造した魔界の貴公子。緑の髪でツノを生やしている。
- 「フィーバー」では自力で連鎖。
- ハルトマン
- 声 - 川原慶久
- 鎧兜に身を包んだ天界の騎士。
- 「フィーバー」ではバランス重視。
- アレックス
- 声 - 高橋瑛美
- 金髪の女騎士。
- 「フィーバー」では自力で大連鎖。
制作[編集]
企画[編集]
『ぷよぷよ』シリーズはこれまでにeスポーツに相当する大会が開かれてきたものの、あくまでもプロモーションの一環としてであり、継続的な大会運営は困難であった[1]。
2018年2月に日本eスポーツ連合が発足したことによりeスポーツに対する関心が高まったことから、セガでもeスポーツ事業の立ち上げの話が上がり、その際「間口の広さ」と「老若男女が楽しめること」と「わかりやすいゲーム性」という条件が提示された[1][2]。
『ぷよぷよ』シリーズの総合プロデューサーである細山田水紀は直ちに立候補し、前述の条件と長い歴史が決め手となり、『ぷよぷよ』のeスポーツ化が決まった[1]。
『ぷよぷよ』のeスポーツ化に向け、セガはまず、定期的な大会運営や生放送の充実といったユーザーコミュニティの整備にのりだした[2]。 2014年に初めて発売された『ぷよぷよテトリス』は元々eスポーツを意識して開発されており、レッドブル主催の“Red Bull 5G”など複数の大会での採用実績があったほか[3]、当時のセガゲームスのeスポーツ推進室長である宮崎浩幸もこの作品の完成度が高さを認めていた。そこへ、「eスポーツとして『ぷよぷよ』を始めるのであれば、ルールを絞った方がよい」という意見が寄せられた[2]。また、『ぷよぷよテトリス』は最初の発売から4年が経過しており、これ以上のアップデートが困難であることから、このタイトルではなく、新しく開発することに決まった[3]。
開発[編集]
シリーズ作品のうち、マッチングの仕様との相性などから、『ぷよぷよ通』と『ぷよぷよフィーバー』の2作のルールが、本作のルールとして採用された[2]。 『ぷよぷよ通』はユーザーから長年愛されてきた点と、システムとして洗練されている点が、『ぷよぷよフィーバー』は初心者でも大連鎖を狙えるなどといった逆転要素がそれぞれ採用の決め手となった[2]。 『ぷよぷよ』シリーズはマルチプラットフォームを強みとしてきたが、開発チームは本作のクロスプレイの対応に苦労した[1]。最終的には、2018年の時点で最も遊ばれているハードウェアであるPlayStation 4とNintendo Switchのみに対応する代わりに、1,999円という利益を度外視した販売価格を設定した[1]。
アイテムから金を取るFree-to-playを導入しなかった理由について、細山田は「一度無料にすると普通に販売することが受け入れられなくなる可能性があるんです。新しい物語や漫才デモを搭載した新作を販売しても,これまでのようには売れなくなる。そうなると「ぷよぷよ」自体が終わってしまうんです。」と4Gamer.netのインタビューの中で述べている[1]。
eスポーツでは視聴者の存在が重要であることから、おじゃまぷよ相殺時にスパークが生じるといった派手なエフェクトや、キャラクターのグラフィックの拡大といった、ビジュアル面での強化が行われた[1]。キャラクターの音声は、出演声優の許諾を得た上で、別の作品で収録した音声を二次利用するかたちで用いられた[1]。
大会運営[編集]
eスポーツの仕組み作りのために、開発チームは一般のプレイヤーも参加できる「ぷよぷよカップ」と、賞金制のプロ大会「ぷよぷよチャンピオンシップ」を開いた[1]。
『ぷよぷよフィーバー』のオンライン大会モードで自社サーバーを用いた結果赤字になったことと、本作の開発にあまり資金をつぎ込むことが出来なかったことから、「ぷよぷよチャンピオンシップ」はオフラインでの対戦となった[1]。
細山田は4Gamer.netとのインタビューの中で2019年3月に公式ポイントを用いた大会を開く予定であるとしている[1]。公式ポイントの制度は、権利許諾の問題のハードルを下げ、ユーザーコミュニティ大会を開きやすくするために用意されたものであり[1]、「ぷよぷよカップ」でも得られる他、非公式の大会でもポイントを得られる仕組みとなっている[4]。
脚注[編集]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o 「ぷよぷよeスポーツ」で世代を超えて楽しめる未来を目指す。ぷよぷよシリーズ総合プロデューサー細山田水紀氏インタビュー 4Gamer.net 2018年10月10日
- ^ a b c d e f “『ぷよぷよeスポーツ』新たな切り口でファン拡大を目指す国民的パズルアクションの真意とは【TGS2018】” (2018年9月23日). 2018年11月10日閲覧。
- ^ a b c “新作『ぷよぷよeスポーツ』の開発経緯やキャラ選定を質問。『ぷよクエ』今後のアップデートにも迫る”. アスキーメディアワークス (2018年10月25日). 2018年11月11日閲覧。
- ^ “いま『ぷよぷよeスポーツ』をリリースする深いワケ。 セガゲームス 、esportsのつぎなる戦略を宮崎浩幸氏に聞く”. ファミ通.com. Gzbrain (2018年10月25日). 2018年11月9日閲覧。
外部リンク[編集]
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