さむらい飛脚
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『さむらい飛脚』(さむらいびきゃく)は、1971年1月9日から同年4月3日までNETテレビ(現・テレビ朝日)の土曜20時時代劇枠で放送されたテレビドラマである。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
舞台は江戸時代、命を狙われている人物やいわくつきの荷物を目的地まで無事に送り届ける事を稼業とする、腕利きの浪人たちで構成される運び屋集団「さむらい飛脚」の活躍を描く痛快娯楽時代劇。
『素浪人 花山大吉』の後番組であり、品川隆二が焼津の半次から一転して知的でクールな剣士を演じている。
キャスト
[編集]- 後藤三左衛門(演・大友柳太朗)
- 通称「親玉」飛脚たちのリーダー的存在で冷静沈着な剣の達人。第3話まではOP・EDでの名前の登場順が1番目だが、第4話以降は精四郎と数回入れ代わって5番目になる。
- 神坂精四郎(演・品川隆二)
- 通称「剃刀」と呼ばれるほどの切れ者。普段は黒い着流しの浪人姿だが、状況に応じて自分と瓜二つの大名(第3話)や駕籠かき(第5話)などに変装する。ただし、第12話のみ焼津の半次を思わせるコミカルな演技に転じ、何故か皆から「半四郎」と呼ばれる(勘兵衛の夢の中の世界という設定のため)。第3話まではOP・EDで5番目だが、第4話以降は三左衛門と数回入れ代わって1番目になる。
- 古吟鹿之助(演・若林豪)
- 通称「八方破れ」袴姿の浪人。酒の入った瓢箪を腰に提げている。OP・EDでは2番目。第9-11・13話には登場しない。
- お紺(演・佐藤友美)
- 飛脚の紅一点だが、並の男以上に強い。普段は小料理屋を営んでいる。OP・EDでは3番目。第8話には登場しない。
- 井戸勘兵衛(演・川口恒)
- 第1話で飛脚に加わった若者。一人称は「それがし」で相手に対しては「殿」を付ける。OP・EDでは4番目。第7話には登場しない。
ゲスト
[編集]スタッフ
[編集]- プロデューサー:上月信二、小沢英輔、宮川輝水
- 音楽:阿部皓哉
- 撮影:羽田辰治、脇武夫、安達重穂、木村誠司、柾木兵一、玉木照芳
- 照明:佐々木政一、岡田耕二、藤井光春、林春海、椹木儀一、谷川忠雄、松井薫
- 美術:塚本隆治、寺島孝男、宇佐美亮
- 助監督:久郷久雄、曽根勇、上杉尚祺、福井司、山村繁行、岡本靜夫
- 計測:山口鉄雄、山元豊、水島淳一、長谷川武次、佐賀彰
- 擬斗:土井淳之祐(東映剣会)
- 進行主任:藤野清
- 現像:東洋現像所
- 制作:NET、東映
放送リスト
[編集]放送日 | 話
数 |
サブタイトル | 脚本 | 監督 |
---|---|---|---|---|
1971年 1月9日 |
1 | 鬼の走る道 | 結束信二 | 小野登 |
1月16日 | 2 | 深夜の使い | 佐々木康 | |
1月23日 | 3 | 身がわり街道 | 本山大生 | 井沢雅彦 |
1月30日 | 4 | 夜あらし甲州路 | 森田新 | 松尾正武 |
2月6日 | 5 | 茶釜が生首に化けるとき | 小野登 | |
2月13日 | 6 | 母恋い地獄唄 | 本山大生 | 井沢雅彦 |
2月20日 | 7 | 闇から闇へ | 松村正温 | 小野登 |
2月27日 | 8 | 空っ風無情 | 森田新 | 井沢雅彦 |
3月6日 | 9 | 海賊の遺産 | 今村文人 | 河野寿一 |
3月13日 | 10 | 仮面の花火師 | 押川国秋 | |
3月20日 | 11 | もの言わぬ美女 | 森田新 | 井沢雅彦 |
3月27日 | 12 | 逆夢道中 | 小野登 | |
4月3日 | 13 | 空の花笠 | 本山大生 |
主題歌
[編集]ネット配信
[編集]- YouTube「東映時代劇YouTube」で、2024年2月1日から第1・2話が常時無料配信されている。