豊後清川駅
豊後清川駅* | |
---|---|
駅舎 | |
ぶんごきよかわ Bungo-Kiyokawa | |
◄緒方 (4.9 km) (6.5 km) 三重町► | |
所在地 | 大分県豊後大野市清川町雨堤[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■豊肥本線 |
キロ程 | 42.6 km(大分起点) |
電報略号 | フキ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
64人/日(降車客含まず) -2015年- |
乗降人員 -統計年度- |
131人/日 -2015年- |
開業年月日 | 1922年(大正11年)11月23日[2][3] |
備考 | 簡易委託駅[4] |
豊後清川駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
豊後清川駅(ぶんごきよかわえき)は、大分県豊後大野市清川町雨堤にある、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線の駅である[1]。
歴史
開業時の駅名である「牧口」は、開業当時に牧口村にあったことに由来する[5]。その後、1955年(昭和30年)に牧口村が周辺町村と合併して清川村となった後、清川村へはどの駅で降りればよいのかという問い合わせが相次いだ[5]。そのため駅名改名の機運が高まり、1988年(昭和63年)から駅名変更促進協議会が設置されていた[5]。 かつては林業が盛んであり国有林から伐採された材木を森林鉄道によって牧口貯木場まで運ばれ駅で貨車積みされ北九州や阪神地区に輸送されていた。1955年にトラック輸送に切り替わったが伐採量の減少により事業所は閉鎖された[6]。
- 1922年(大正11年)11月23日:犬飼軽便線三重町駅 - 緒方駅間開業に伴い、牧口駅(まきぐちえき)として開業[2][3]。
- 1928年(昭和3年)12月2日:所属路線が豊肥本線に改称[2]。
- 1971年(昭和46年)10月1日:貨物取扱廃止[3][7]。
- 1972年(昭和47年)3月1日:業務委託駅となる[7]。
- 1983年(昭和58年)11月30日:南熊本駅 - 下郡駅間のCTC化に伴い、駅員無配置駅となる(簡易委託化)[4][7]。荷物扱い廃止[8]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承[2][3]。
- 1990年(平成2年)
- 1992年(平成4年)7月15日 - 行違設備設置[10]
- 2017年(平成29年)
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。互いのホームは構内踏切で連絡している。駅舎内に簡易郵便局と物産館がある[9]。
簡易委託駅であり[4]、平日のみ営業のきっぷうりばが設置されている[17]。
のりば
のりば | 路線 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ■豊肥本線 | (上り)豊後竹田方面・(下り)大分方面 | |
2 | (上り)豊後竹田方面 |
利用状況
- 2015年度の1日平均乗車人員は64人(前年度比-5人)である。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2000 | 98 |
2001 | 97 |
2002 | 103 |
2003 | 99 |
2004 | 90 |
2005 | 94 |
2006 | 90 |
2007 | 95 |
2008 | 87 |
2009 | 82 |
2010 | 75 |
2011 | 82 |
2012 | 80 |
2013 | 79 |
2014 | 69 |
2015 | 64 |
駅周辺
隣の駅
脚注
- ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、25頁。
- ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 27号・豊肥本線/久大本線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、14-15頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、746頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c “竹中 菅尾 きょうから無人駅 牧口”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 9. (1983年11月30日)
- ^ a b c d e “「豊後清川駅」が誕生 御嶽太鼓で祝う ″牧口駅″改称”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 17. (1990年11月2日)
- ^ 『清川村誌』1979年、201-202頁
- ^ a b c 荘田啓介『豊肥線物語』大分合同新聞社、1987年2月、314頁。
- ^ “日本国有鉄道公示第115号”. 官報 (17038). (1983年11月18日)
- ^ a b “清川村物産センタ−とJR牧口駅舎 完成落成式”. 大分合同新聞(朝刊) (大分合同新聞社): p. 15. (1990年6月3日)
- ^ “特急投入へ工事着々”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1992年7月1日)
- ^ 台風18号に伴う、9月19日(火)の運転状況について 【9月19日3:30現在】 (PDF) - 九州旅客鉄道(2017年9月19日発表、同日閲覧)[リンク切れ]
- ^ "台風第18号による被害状況について(第3報)" (PDF) (Press release). 国土交通省. 19 September 2017. 2017年9月20日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2017年9月23日閲覧。
鉄道関係
- ^ 鉄道代行輸送についてのご案内 (PDF) -九州旅客鉄道(2017年9月19日、同日閲覧)[リンク切れ]
- ^ “JR代行バス運行 利用者、早期復旧願う”. 大分合同新聞: p. 11(夕刊). (2017年9月19日)
- ^ 日豊本線・豊肥本線(大分~阿蘇間)の運転計画について(お知らせ) (PDF) 九州旅客鉄道(2017年9月22日発表、同日閲覧)[リンク切れ]
- ^ “豊肥本線の運休区間が縮小…阿蘇~三重町間再開”. Response. (株式会社イード). (2017年9月22日). オリジナルの2017年9月23日時点におけるアーカイブ。 2017年9月23日閲覧。
- ^ 豊後清川駅 - JR九州.2021年12月22日閲覧
関連項目
外部リンク
- 豊後清川駅(駅情報) - 九州旅客鉄道