気分しだいで責めないで

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気分しだいで責めないで
サザンオールスターズシングル
初出アルバム『10ナンバーズ・からっと
B面 茅ヶ崎に背を向けて
リリース
規格 7インチレコード
8cmCD
12cmCD
デジタル・ダウンロード
ストリーミング
録音 1978年9月 - 10月 (#1)
1978年4月 - 5月 (#2)
VICTOR STUDIO
ジャンル ロック
ラテン (#1)[1]
時間
レーベル Invitation
タイシタレーベル(再発盤)
作詞・作曲 桑田佳祐
プロデュース サザンオールスターズ
チャート最高順位
サザンオールスターズ シングル 年表
勝手にシンドバッド
(1978年)
気分しだいで責めないで
(1978年)
いとしのエリー
1979年
10ナンバーズ・からっと 収録曲
アブダ・カ・ダブラ (TYPE 2)
(6)
気分しだいで責めないで
(7)
Let It Boogie
(8)
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気分しだいで責めないで」(きぶんしだいでせめないで)は、サザンオールスターズの楽曲。自身の2作目のシングルとして、Invitationから7インチレコード1978年11月25日に発売された。

1988年6月25日1998年2月11日に8cmCDとして、2005年6月25日には12cmCDで再発売されている。2014年12月17日からはダウンロード配信、2019年12月20日からはストリーミング配信が開始されている[2][3]

背景

デビューシングル「勝手にシンドバッド」から5か月経って発売された作品[1]。本作は「勝手にシンドバッド」や1枚目アルバム『熱い胸さわぎ』に続いて、パワフル・コミカル・エッチなサウンドな作品が発売されている[4]

収録曲

  • 収録時間:6:50
  1. 気分しだいで責めないで (3:32)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ 管編曲:新田一郎
    リリース当時桑田は、「『勝手にシンドバッド』と同じ路線を』と事務所側から半強制的に作らされた苦い経験のためこの曲を「史上最低の曲」とまで言って嫌い[5]、発売から10年以上ライブで演奏されずにいたが、1993年ごろからノイローゼだった事も含めて良い思い出だと思い始め、ライブでも演奏されるようになっており、これについて2015年には「今はすごく楽しいんですよ」といった発言をしている[6]
  2. 茅ヶ崎に背を向けて (3:17)
    (作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
    1978年8月発売のアルバム『熱い胸さわぎ』からのリカット・シングルである。
    桑田の出身地の茅ヶ崎をイメージした歌詞である。桑田曰く大学二年生の時に作った最初のオリジナル曲で、家の鏡の前でギターを弾きながら歌っていくうちに出来たという[7][注 1]

参加ミュージシャン

収録アルバム

※斜字は廃盤作品。

脚注

注釈

  1. ^ ただし、原由子は桑田の初のオリジナルは「娘心にブルースを」という楽曲(未発表曲。のちに原の著書のタイトルに引用される)であったとしている[8]

出典

  1. ^ a b 『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p20,142
  2. ^ サザン、全266曲を世界111ヶ国で配信 オリコン 2014年12月17日配信, 2020年6月4日閲覧
  3. ^ サザン関連全972曲 サブスク一斉解禁 メンバーソロ曲も対象に オリコン 2019年12月20日配信, 2019年12月20日閲覧
  4. ^ 時期尚早と反対も…サザン分岐点「いとしのエリー」 日刊スポーツ 2020年8月9日配信, 2020年8月16日閲覧
  5. ^ 『ブルー・ノート・スケール』(1987年 ロッキングオン P115)
  6. ^ SWITCH Vol.33 No.4 Southern All Stars [我が名はサザン] p20より。
  7. ^ 桑田佳祐「ただの歌詩じゃねえか、こんなもん」(1984年、新潮社、p16)
  8. ^ 眩しいほどの若さがきらめく、サザンオールスターズ1stアルバム『熱い胸さわぎ』〈A面〉WHAT's IN? tokyo 2019年9月14日 2020年10月10日閲覧

外部リンク