森功
もり いさお[1] 森 功[1] | |
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生誕 |
1961年[1] 日本 福岡県[1] |
出身校 | 岡山大学文学部[1] |
職業 | ノンフィクション作家[1] |
受賞 | 編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞(2008年、2009年)[1] |
公式サイト | mori13.blog117.fc2.com/ |
森 功(もり いさお、1961年 - )は、日本のノンフィクションライター。
経歴
福岡県生まれ[1]。福岡県立東筑高等学校を経て[2]岡山大学文学部卒。伊勢新聞社、テーミス社、『週刊新潮』編集部などを経て、2003年(平成15年)にフリーランスのノンフィクション作家へ転進した[1]。2008年の「ヤメ検」と2009年の「同和と銀行」(ともに月刊現代)の両記事で2年連続「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞[1]。2009年「同和と銀行」(単行本)で第41回大宅壮一ノンフィクション賞候補、2011年「泥のカネ」で第33回講談社ノンフィクション賞候補、2012年の『なぜ院長は「逃亡犯」にされたのか 見捨てられた原発直下「双葉病院」恐怖の7日間』で、第11回新潮ドキュメント賞候補、第44回大宅壮一ノンフィクション賞候補[1]。2018年、『悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞[3]。
著書
- 黒い看護婦(2004年11月 新潮社 / 2007年6月 新潮文庫)
- サラリーマン政商 宮内義彦の光と影(2007年7月 講談社)
- ヤメ検 司法エリートが利欲に転ぶとき(2008年9月 新潮社 / 2010年12月 新潮文庫)
- 許永中 日本の闇を背負い続けた男(2008年12月 講談社 / 2010年10月 講談社プラスアルファ文庫)
- 血税空港 本日も遠く高く不便な空の便(2009年5月 幻冬舎新書)
- 同和と銀行 三菱東京UFJ“汚れ役”の黒い回顧録(2009年9月 講談社 / 2010年9月 講談社プラスアルファ文庫)
- 腐った翼 JAL消滅への60年(2010年6月 幻冬舎 / 2016年4月 講談社プラスアルファ文庫)
- 泥のカネ 裏金王・水谷功と権力者の饗宴(2011年4月 文藝春秋 / 2013年10月 文春文庫)
- 狡猾の人 防衛省を食い物にした小物高級官僚の大罪(2011年12月 幻冬舎)
- なぜ院長は「逃亡犯」にされたのか 見捨てられた原発直下「双葉病院」恐怖の7日間(2012年3月 講談社)
- 大阪府警暴力団担当刑事―「祝井十吾」の事件簿(2013年2月 講談社)
- 平成経済事件の怪物たち(2013年12月 文春新書)
- 紛争解決人 世界の果てでテロリストと闘う(2015年2月 幻冬舎 / 2016年9月 幻冬舎文庫)
- 現代日本9の暗闇 政治・経済・社会事件に蠢く道化と傀儡師(2015年4月 廣済堂新書)
- 日本を壊す政商 パソナ南部靖之の政・官・芸能人脈(2015年11月 文藝春秋)
- 総理の影―菅義偉の正体(2016年8月 小学館)
- 日本の暗黒事件(2017年6月 新潮新書)
- 高倉健 七つの顔を隠し続けた男(2017年8月 講談社)
- 悪だくみ 「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞(2017年12月 文藝春秋)
- 地面師―他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団(2018年12月 講談社)
映像化作品
メディア出演
- 福井謙二 グッモニ(文化放送)水曜日コメンテーター
- ワイド!スクランブル(テレビ朝日)不定期
- くにまるジャパン 極(文化放送)不定期コメンテーター、主に金曜日
脚注
- ^ a b c d e f g h i j k “高倉健 七つの顔を隠し続けた男 著者紹介”. 講談社. 2018年1月10日閲覧。
- ^ “高倉健の「死後の謎」を追って見えてきたもの”. 現代新書. 講談社 (2018年1月3日). 2018年12月9日閲覧。
- ^ “「加計」舞台裏描いたノンフィクションが大宅賞受賞”. nikkansports.com. (2018年5月9日) 2018年12月9日閲覧。