松本バスターミナル
松本バスターミナル(まつもとバスターミナル)は、長野県松本市深志にある、松本駅東側にあるバスターミナル。松本市内・近郊を走る路線バスと高速バスが発着する。
構造
- アルピコ交通が保有する「松電バスターミナルビル」の1階に乗り場、地下1階に案内所(きっぷ売り場)および待合所がある。案内所にはカウンターと近郊バス路線用の券売機があり、カウンターでは高速・特急バス乗車券、市内・近郊バスの定期券・回数券、上高地線の定期券・回数券を発売している。
- 現地掲示板に掲示されている利用規程によると、5時45分から22時15分まで営業する。
- 1 - 5番乗り場へは地下1階からの階段、正面道路からの通路、またはアリオの営業時間中のみアリオ1階売り場から入ることができる。6 - 10番乗り場へは地下1階からの階段のみ。
階数 | テナント |
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屋上 | ビアガーデン(ビアガーデン閉店中の日中は屋上への階段が閉鎖されているためエレベーターも7階止となる。開店は17:00~。) |
7階 | キャン・ドゥ、ファミリーランド(ナムコ運営)、ファミール、芝のラーメン屋さん、カプチーナ、まるゐ、オッティモ、 信州砂場、UCCコーヒーショップ、アルピコ観光サービス、貸会議室(松電バスターミナルビル会議室) |
6階 | クロシード、タワーミニ、ロフト |
5階 | 宮脇書店、PORT D'URBAN、VUMPS、銀の糸 |
4階 | タイトーステーション、こども写真館スタジオマリオ、パスポート、LEGO clickbrick、ヴィレッジヴァンガード |
3階 | アカチャンホンポ、キッズモンスター |
2階 | address、a.v.v、詩仙堂 BY HITOSHI、SHOO・LA・RUE、ジュール IKEGAMI、ネイルモア、美容室アムール、BOUTIQUE ECHO、 まり・くれーる オグチ、リラクゼーション癒YOU |
1階 | バス乗場、UCCカフェメルカード、ハマ園芸、7美のガーデン、セブン銀行ATM |
地下1階 | 八十二銀行ATM(松本駅側階段の途中にある)、アリオサービスカウンター、 ポッポ(フードコート内)、サンジェルマン、ハマ園芸、ねり助、バス案内所 |
路線
詳細は松本電鉄バス、またはアルピコ交通のホームページ[5]参照。
- 1番乗り場
- 2番乗り場
- 横田信大循環線:秀峰学校前・横田・松本第一高校・浅間温泉入口・総合体育館・信州大学前・市役所口経由松本バスターミナル行
- 浅間線(横田経由):秀峰学校前・横田・松本第一高校・浅間温泉行
- 3番乗り場
- 4番乗り場
- 5番乗り場
- 6番乗り場
- 高速バス新宿行(1号車)
- 7番乗り場
- 美ヶ原高原美術館行(季節運行)、高速バス新宿行(2号車)
- 8番乗り場
- 高速バス京都・大阪行、名古屋行
- 上高地行(季節運行・本数僅少)
- 9番乗り場
- 高速バス長野行
- 10番乗り場
- 特急バス高山行、新穂高温泉行
なお、松本駅周辺を発着するアルピコ交通のバス路線のうち、以下の路線はバスターミナルには入らない。
- 松本周遊バス「タウンスニーカー」(北・南・東の各コースは松本駅お城口のロータリーにある松本駅バス停発着、西コースは同駅アルプス口の松本駅アルプス口バス停発着)
- 北市内線(市内を循環する路線で、駅前大通り上の松本駅前バス停を使用)
到着便は路線によって異なるが、バスターミナルには入らず、バスターミナル西側とバスターミナル南側にそれぞれ到着する。
高速バス・特急バスは6 - 10番乗り場からの発車。同時に複数の便が発車する場合などは変更がある。 観光急行路線及び高山線は10番より、長野線は9番から発車する。その他、新宿線は通常6番を使用するが2号車が追従する場合は7番も使用する。 上高地・乗鞍方面へは、松本駅からアルピコ交通上高地線(鉄道線)を利用し、終点・新島々駅よりバスを利用することが基本で、松本バスターミナルより上高地へ向かうバスは繁忙期の日中に1本程度の運行である。
高速バス・特急バスの発着路線は以下の通り。
- 長野行:詳細はみすずハイウェイバス参照
- 新宿行:詳細は中央高速バス参照
- 名古屋行:詳細は中央道高速バス参照
- 大阪行:詳細はアルペン松本号参照
- 高山行:松本バスターミナル - 松本インター前 - 平湯温泉 - 高山濃飛バスセンター
- 新穂高行:松本バスターミナル - 松本インター前 - 平湯温泉 - 栃尾温泉 - 新穂高温泉※季節限定
- 千葉行:詳細は千葉・長野線参照 ※松本バスターミナル 南側歩道上から発着
歴史
- 1952(昭和27)年
- 白坂線(後の潮沢線)や犀川線を開始。
- 1977(昭和52)年
- 住吉線(松本~梓橋~住吉)が廃止になる。最期までは二往復で日・休日運休だった。
- 小倉線が廃止された。
- この頃で当時の三郷村からバスが撤退。
- 1983(昭和58)年7月5日
- 勝弦線(松本BT~広丘八二前~塩尻駅~みどり湖口~勝弦~小野駅)が限りで廃止。
- 1984(昭和59)年
- 松本上田線(路松本駅~錦部口~召田~会吉~上田駅)が会吉まで短縮され、千曲バスとの相互乗り入れ休止ならびに四賀線に改称。
- 奈良井線(塩尻(営)~塩尻駅口~日出塩~奈良井駅前~栃窪~薮原駅)が日出塩上まで短縮、路線名を日出塩線にする。
- 1984(昭和59)年9月1日
- 山形線の支線系統の大庭経由と山形学校前や下古見へと向かう便が運行されていた便が廃止になる。
- 野溝総合団地線(松本バスターミナル~南出川~南松本駅前~教育センター入口~高宮局前~石芝町~木工団地~卸市場前)が廃止。
- 1987(昭和62)年3月31日
- 洗馬循環線(塩尻(営)~中原~原村~下平~洗馬~床尾~塩尻(営))が廃止
- 西条みどり湖線(塩尻(営)~塩尻駅~強清水~みどり湖会館前)が廃止
- 1988(昭和63)年3月31日
- 岩今線(塩尻(営)~塩尻駅~今井藤岡~松本駅)が廃止。
- 1990(平成2)年3月31日
- 笹賀線(松本BT~下二子~上二子~今村)が廃止。
- 大庭経由西神林線(松本BT~荒井~大庭駅~島立出張所前~殿~水代橋)が廃止になる。
- 赤木線(松本バスターミナル~竹渕~豊町~寿出張所~小池四ツ角~赤木~塩尻駅)が廃止。
- 1994(平成6)年
- 四賀線の反町~会吉車庫間の路線が廃止。
- 廃止された先を会田に変更(後に保福寺線を統合、保福寺天王へ経路変更)。
- 1996(平成8)年
- 高宮経由(松本BT~高宮南~芝浦機械~笹部団地)が廃止。
- 1996(平成8)年6月15日
- 小曽部線(塩尻(営)~塩尻駅口~原口~大沢口)が廃止。
- 1997(平成9)年7月15日
- 片丘線(松本バスターミナル~~白川~寿台団地東口~倉村~大宮八幡~中挟~塩尻駅~塩尻営業所)が廃止
- 1998(平成10)年
- 笹部団地線の両島経由(松本BT~両島~五月町~笹部団地)が廃止。
- 1999(平成11)年3月31日
- 日出塩線が廃止
- 1999(平成11)年4月18日
- 周遊北線が運行開始(当時路線名は松本城周遊線としていた)
- 2001(平成13)年4月2日
- 片丘線が村井駅~寿台東口~倉村として復活。
- 2001(平成13)年10月頃
- 結局元の松本発着になり松本部分の片丘線復活の格好となる。
- 2002(平成14)年4月1日
- 周遊東線運転開始と松本城周遊線が周遊北線に改称。
- 2003(平成15)年4月28日
- 周遊南線が運転開始。
- 2005(平成17)年7月15日
- 三番線のラーラ松本線廃止
- 代わりに三番線の梓川線がラーラ松本に寄り道するようになる
- 2007(平成19)年8月1日
- 周遊西線運転開始。
- 2007(平成19)年9月29日
- 二番線の出る国道塩尻線廃止
- 2008(平成20)年1月15日
- エアポートシャトル(松本BT~松本空港)廃止
- 2008(平成20)年7月16日
- 大規模ダイヤ改正及び路線経路変更
- 二番乗場の松原線廃止、六番線の信大経由と七番線の北部循環線廃止
- 中山線が松原経由で棚峯まで路線を延長
- 三才山線が松本城・信大経由から蟻ヶ崎・法務局経由に変更
- 乗場が大幅に変更となる。
- 浅間線(信大経由)
- 六番線→一番線(後に三番線)
- 浅間線(横田経由)
- 七番線→二番線(後に三番線)
- 鹿教湯線、三才山線
- 三番線→五番線
- 寿台循環線、内田線、寿台線、並柳線、中山線
- 二番線→四番線
- 信大浅間横田循環線が開設され、信大先回りを一番線に、横田先回りを二番線にする。
- 入山辺線、里山辺線
- 一番線→三番線
- 梓川線
- 三番線→四番線
- 四番線と九番線と十番線は元々臨時番線扱いであり、通常時にバスはなかった。
- 高速バスも若干変更になる。
- その他、乗場変更のない朝日線、山形線、西神林線、四賀線などは以降も同じ番線からの発車。
- 2008(平成20)年12月16日
- 四番線の梓川線が部分廃止され、乗場が一日市場駅に変更。
- 城山線がアルプス公園帰りに種畜場口から蟻ヶ崎台を経由するようになる。中山線に**松原西と松原北が追加となる。
- 四番線の寿台循環線が廃止になる。内田線が減便と土休日運休に変更したん。
- 山塩線の塩尻駅~塩尻営業所間が廃止になり残された松本BT~塩尻駅間の内、車庫前(上大池)~塩尻駅間が当分平日朝1往復のみとなった。
- 信州まつもと空港~上今井間が減便及び土休日運休になる。
- 2009(平成21)年1月1日
- 会田総線の部分の廃止。会田経由原山行など。
- 2009(平成21)年2月16日
- 3月31日まで長野県庁直行便の試行運行を実施。
- その間、6:30と7:00は6:45に統一された。
- 2009(平成21)年7月1日
- 山塩線の車庫前(上大池)~塩尻駅間が廃止になる。
- 2009(平成21)年12月9日
- 川中島バスに信濃大町営業所と白馬営業所を移管譲渡
- 2009(平成21)年12月16日
- 山形線の一部として笹部団地行きが再開する。
- 過去に運行された薄川線の終点舟付橋停留所が区間便を新たに設定する入山辺線の停留所として使用再開する。松本電鉄バスにある舟付橋バス停の位置はかつての薄川線と同じ位置とかかれているがそれは間違いで実際停留所及び回転場所は現在家畜糞置場になっており、当時使われていた待合室もある。使用再開時に舟付福祉橋近くの坂道にバス停を設けられたのは当時の位置に設定すると待合室が糞尿による悪臭が立ち込める事と集落から少し遠いのが理由であのような坂道に設けられたのだ。
- 入山辺線の美ヶ原高原口~大和合間が減便と土休日運休なる。
- 舟付橋行が新設される。
- 中山線が減便と土日運休。朝の一往復を除いて全便古屋敷を終点とする。
- 三才山線の三才山公民館~一の瀬間が減便及び土休日運休と鹿教湯線と同じルート上の稲倉止が加わる。
- 三才山線の追分~岡田出張所間の内、四賀線と同ルートで運行するようになるが一の瀬行のみは反目経由のまま運行される。
- 川中島バスに信濃大町営業所と白馬町営業所を譲渡するに伴い北安曇郡全域陣地を譲渡する
- 2010(平成22)年4月1日
- BT案内放送休止
- 鹿教湯線鹿教湯三才山病院バス停廃止に伴い病院を経由しなくなる。
- 三才山線の経路を統一。従来経路を通行していた一の瀬往復系統が松岡経由になる。
- 2010(平成22)年7月1日
- 梓川線廃止によりコミバスに移管。
- 2010(平成22)年10月1日
- 会田保福寺線廃止
- 市営バスまたは四賀地域バスによるデマンド式路線になる
- 四賀線がダイヤ改正と経路変更を実施。
- 松本~化石館~保福寺下町を松本~化石館~大木戸~明科駅前に変更。
- 化石館~保福寺下町間は朝夕に保福寺下町⇔明科駅前の往復する運行に変更。
- 入山辺線時刻改正
- 大和合行
- 18:00→12:30
- 三反田行
- 16:30→18:00
- 舟付橋行
- 12:30→16:30
- 夕方16:30の三反田行を舟付橋行に変更
- 昼間の舟付橋行を大和合行に変更する
- 西神林線の管理会館~水代橋間廃止になり管理会館の1Km先にある朝日線の神林高速バス停から朝日線に入り松本へ行く循環系統に変更。それに伴い路線名を大久保工場団地線にする。
- FDA乗り入れ開始に伴い朝日線増便時刻改正
周辺
- 松本駅正面玄関 - 徒歩3分
- 立体駐車場 - アリオ3階にある連絡通路でも連絡可能。
- その他は松本駅も参照。
脚注
- ^ http://www.appleland.co.jp/contents/annai/enkaku.html アップルランド会社沿革
- ^ http://www.ario-matsumoto.jp/page アリオ松本店
- ^ http://www.itoyokado.co.jp/store/koshinetsu/179.html エスパ松本店案内
- ^ http://www.palette-7.com/ パレットの案内
- ^ バス路線図松本市近郊(PDFファイル) (PDF)