昭和お好み焼き劇場うまいもん横丁

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昭和お好み焼き劇場うまいもん横丁(しょうわおこのみやきげきじょううまいもんよこちょう)は、兵庫県加古川市に本社を置く株式会社八角が運営するお好み焼き鉄板焼き居酒屋チェーン店。現在、兵庫県下に12店舗を運営している[1][2]

概要

2003年に、当時八角の代表だった大西敏文が「おいしんぼ」の屋号でお好み焼、鉄板焼と居酒屋を複合させた店舗を企画運営していたが、同時に自社でも同名の屋号を使用し別に1店舗を運営していたものを、屋号の契約上の都合により『お好み焼き鉄板焼き居酒屋 うまいもん横丁』と改名したのが始まり。その後、店舗はすべて『うまいもん横丁』として展開。昭和回帰ブームたけなわであったことから、「昭和っぽい名前」として命名され、内装を昭和40年代の街並みの再現にコンセプトを統一。2007年には高砂店より冠が『お好み焼 鉄板焼居酒屋』から、現在の『昭和お好み焼き劇場』に改称。リーズナブルな価格と個性的な内装、子供へのサービスなどで幅広い年齢層の支持を受け、店舗数を拡大した[2][3]

特徴

昭和回帰、昭和レトロをテーマにすべての店舗の内装を統一。日常を離れて昭和へタイムスリップできる雰囲気作りと子供への気遣いもなされたサービスなど[4]、親子三代で入れる親しみやすい居酒屋をコンセプトとした店づくりが特徴。子供が自分でソフトクリームを作れるような工夫や、昭和の菓子類などを集めた駄菓子コーナーなども設け、客を飽きさせない工夫がなされている。すべての仕込みを店内で行い、厚みのある鉄板で素早く焼くほか、お好み焼きの粉はすべてオリジナル配合で、伝統的に使われているソースも自社で改良を何度も重ねるなど、こだわりがある[1][3]

また、メニューボードは通常の本型の四角形ではなく、半円形でテーブル上に置かれたもので、その形がダルマに似ていたため、大西が裏面にダルマの絵を描いてみた。さらにダルマに手を書いたところ、それが面白いと評判を呼び、のちに「招くダルマ」として現在のうまいもん横丁公式キャラクターの「まねきだるまのだるお君」となったいう逸話がある。このキャラクターはその後、父母をはじめ計7人のキャラクターにまで増え、貯金箱うちわLINEスタンプなどに使用され「幸運を招くキャラクター」として商品化された[4][3]

メニュー

種類が100種類以上(フードメニューは120種類、ドリンクメニューも100種類)と多く、お好み焼きも多くの創作系メニューを開発。のちのB級グルメブーム以前の開業時より、数多くのご当地グルメを取り入れるなどしている。「自分で巻くソフトクリーム」などものちにカラオケ店でブームとなる以前より導入していた。平日は650円~のランチなどメニューが充実している[5][3]ほか、宴会メニューもある[4]

代表メニュー

[7][8][2]

店舗

姫路市小野市明石市高砂市三木市たつの市宍粟市神崎郡加西市加東市に計12店舗[9][2][10]

脚注

  1. ^ a b 株式会社八角公式サイトうまいもん横丁
  2. ^ a b c d 『はりまOH』2013年10月25日「はりまのうまい粉もん」
  3. ^ a b c d 関西経済新聞社 2015年10月6日付
  4. ^ a b c 『はりまグルメプレミアム』2014年11月25日
  5. ^ FMゲンキふれあいリポート79.3 - うまいもん横丁姫路東店[1]
  6. ^ ヒルナンデス 2015年1月8日放送内容
  7. ^ 株式会社八角公式サイト - おしながき
  8. ^ 小野市公式サイト - 昭和お好み焼劇場 うまいもん横丁 小野店
  9. ^ 株式会社八角グループ店舗一覧表
  10. ^ 『はりま大人の宴本』2013年11月25日

外部リンク