早岐機関区

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早岐機関区(はいききかんく)は、長崎県佐世保市早岐一丁目の早岐駅に隣接し、長崎本線佐世保線大村線・松浦線(現・松浦鉄道西九州線)の機関車および気動車が配置されていた日本国有鉄道機関区である。

佐世保線と長崎本線(のちの大村線)の分岐駅に併設された当区は、両線の運行拠点として重要視された。現在も蒸気機関車時代に使用された、煉瓦積み給水塔や転車台などの近代化遺産が残っている。

歴史

所属した車両

蒸気機関車

出典:「国鉄動力車配置表」1931年より1965年までの1945年を除く隔年分から『世界の鉄道』1967年、朝日新聞社

ディーゼル機関車

気動車

客車

  • 14系
    • オハネ14形・スハネフ14形
    • オハネ15形・スハネフ15形

所属車両の車体に記されていた略号

  • 旅客車:「門ハイ」 - 門司鉄道管理局を意味する「門」と、早岐を意味する「ハイ」から構成される。
  • 機関車:「」 - 早岐を意味する「早」から構成される。

脚注

  1. ^ 『鉄道省年報. 昭和11年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  2. ^ 鉄道ジャーナル』第21巻第14号、鉄道ジャーナル社、1987年12月、57頁。 

関連項目