教育再生実行会議
教育再生実行会議(きょういくさいせいじっこうかいぎ)は、第2次安倍内閣における教育提言を行う私的諮問機関である。2013年1月に発足した。
なお、「教育再生実行本部」は自由民主党内部にある別の組織で、全く無関係。
概要
第1次安倍内閣時に設置された教育再生会議は、安倍晋三の首相退陣後、求心力を失った。安倍の首相復帰に際して設置された当会議は、事実上の「再生会議の復活」と見なされている[1]。
沿革
報告内容
- 第1次提言
- 2013年2月26日 「いじめの問題等への対応について」の提言が安倍首相提出された。初会合から一ヶ月足らずであり、いじめにいて議論したのは2月15日の1回だけであった。教育再生会議では第1次提言が提出されるまで3ヶ月間あったことに比べれば、性急であるとされている[2]。
- 提言要旨[3]
構成
閣僚
有識者(委員)
- 漆紫穂子 (品川女子学院校長)
- 大竹美喜 (アメリカンファミリー生命保険会社創業者・最高顧問)
- 尾﨑正直 (高知県知事)
- 貝ノ瀨滋 (三鷹市教育委員長)
- 加戸守行 (大阪国際大学客員教授 元愛媛県知事)
- 蒲島郁夫 (熊本県知事)
- 鎌田薫 (座長)(早稲田大学総長)
- 川合眞紀 (東京大学教授、理化学研究所理事)
- 河野達信 (全日本教職員連盟委員長)
- 佐々木喜一 (成基代表)
- 鈴木高弘 (専修大学附属高等学校校長)
- 武田美保 (スポーツ出身タレント 三重大学社会連携研究センター特任教授 元アスリート)
- 佃和夫(副座長)(三菱重工業代表取締役会長)
- 八木秀次 (麗澤大学教授 「新しい歴史教科書をつくる会」元会長)
- 山内昌之 (東京大学名誉教授、明治大学特任教授)
脚注
- ^ “【Q&A】安倍政権の「教育再生実行会議」って?”. 共同通信社. 47NEWS. (2013年2月4日) 2013年2月28日閲覧。
- ^ 時論公論 「安倍流のいじめ対策は」
- ^ ○「いじめの問題等への対応について」(第一次提言)(平成25年2月26日)
- ^ 文部科学省動画チャンネル 下村文部科学大臣会見(2013年1月8日) - YouTubeより。
- ^ "下村博文文部科学大臣記者会見録(平成25年1月8日)" (Press release). 文部科学省. 8 January 2013. 2014年3月6日閲覧。