巌流島 (格闘技団体)
巌流島 | |
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設立 | 2014年 |
主催 | 巌流島実行委員会 |
代表者 | 狩野歩 |
サイト | http://ganryujima.jp/ |
巌流島(がんりゅうじま)は、日本の新異種格闘技団体。代表者は狩野歩。
歴史
2014年11月17日に旗揚げを発表[1]。「選手もルールも未定」という状態から旗揚げするという異色の団体で、まずは「土俵型の試合場」「打撃あり、関節技・絞め技NG」などの仮ルールに基づく「公開検証」を行い、その結果を元にルール改定を行っていくという方針を明らかにしている[1]。旗揚げまではフジテレビONEのサポートを受け、同局での「公開検証」生中継が行われるほか、ルール改定についても同局の『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』で公開討論を行う[1]。
2015年2月28日にディファ有明で第1回公開検証が行なわれ、カーメン・ゲオルギエフ(コンバットサンボ)、ウーラーハン(散打)、マーカス・レロ・アウレリオ(カポエイラ)、ミノワマン(プロレス)、ブライアン・ドゥウエス(キックボクシング)、アブドゥーラ・ニャン(セネガル相撲)、和久憲三(アメリカンフットボール)、星風(相撲)の8名が参加した無差別級トーナメントは決勝戦でドゥウエスが星風を破り、優勝した。渡邉一久(ボクシング) VS グォン・チェン(少林拳)、山岸正史(太極拳) VS 岩丸祐太郎(空手)のスーパーファイト2試合、森川修次(柔道)VS三浦康彰(空手)のリザーブマッチ1試合も行なわれた。
5月15日に「ニコニコ動画」で『巌流島チャンネル』が開設され、5月16日と6月27日には「道場マッチ」が開催され、ニコニコ生放送で生中継されることとなった。
5月31日から『千原ジュニアのニッポン格闘技復興委員会』の第2シーズン(後継)にあたる『巌流島を盛り上げるTV』がフジテレビONEでスタートし、ルール改訂などの公開討論が引き続き行われた。尚、7月18日の第2回大会の生中継はフジテレビNEXTで放送されることが発表されていたが大会直前で生中継中止が発表されることとなり、7月26日にニコニコ生放送で録画中継されることとなった。
7月18日に両国国技館で第2回公開検証が行なわれ、渡邉一久、ビターリ・クラット(コンバットサンボ)、J.Z.カルバン(ルタ・リブレ)、チョン・チャンヒョン(テコンドー)の4名が参加した中量級トーナメントは決勝戦でクラットが渡邊を破り、優勝した。田村潔司(UWF)VSジョーイ・コピタイン(ボクシング)、ブライアン・ドゥウエスVSマイティ・モー(K-1)、北村克哉(レスリング)VSボロドバートル(モンゴル相撲)、渡邊剛(古流柔術)VS中島大志(相撲)、岡倫之(レスリング)VSアラン・ボドゥ(サバット)、ミノワマンVS楠ジャイロ(ボクシング)、海鵬(大相撲)VSジミー・アンブリッツ(MMA)のスーパーファイト7試合、TOSHI(MMA)VSソン・ヤードン(散打)のリザーブマッチ1試合、飯嶋貴幸(MMA)VS小島勝志(MMA)、樫山賢一(ムエタイ)VS竹村光一(キックボクシング)、井上雄策(サンボ)VS松浦功(空手)、酒井陵(MMA)VS竜之介(MMA)のオープニングファイト4試合も行なわれた。
12月3日にニコ生巌流島チャンネルにて討論番組『激論!巌流島魂』が放送される事になった。今後「毎月第1・第3木曜21時からの同番組放送」「巌流島チャンネルでのブログのほぼ毎日更新」「2016年に4大会開催」が予定されている事も併せて発表された。
12月29日にフジテレビが巌流島への謝罪文を発表した。[2]
2016年3月12日にフジテレビONEで第2回大会が無料放送される事が発表された。
3月25日に東京ドームシティホールで第3回公開検証が行なわれ、田村潔司VSジャッキー・ゴーシュ(クラヴ・マガ)、ビターリ・クラットVSアンドレ・ジダ(ルタ・リーブリ)、星風VSボンギンコシ・マドンセラ(ズールー相撲)、バル・ハーン(モンゴル相撲)VSグリス・ブドゥ2(セネガル相撲)、渡邉一久VSバラット・カンダレ(シラット)、中島大志VSマーカス・レロ・アウレリオ、TOSHIVSクンタップ・チャンロンチャイ(ムエタイ)、岩倉豪(柔術)VS瀬戸信介(蟷螂拳)のスーパーファイト8試合、村田純也(柔術)VS三浦ミッキー亮(MMA)、正剛(Uスタイル)VS竹村光一のオープニングファイト2試合が行なわれた。 第3回大会はフジテレビNEXTで当日3月25日に生中継され、ニコニコ生放送でも3月27日に録画中継された。
新たに山口日昇主催の女子武道団体SEIZAが立ち上げられることが発表された。
ルール
試合は「巌流島公式競技規則」[3]に則って行われる。なお前述の通り、ルールは随時改定が行われるため、最新のルールについては公式サイトを参照のこと。
巌流島実行委員会
巌流島実行委員会は以下のメンバーで構成される。
- 馳浩(レスリング代表/巌流島実行委員長)
- 篠原信一(柔道代表/巌流島実行委員)
- 魔裟斗(立ち技格闘技代表/巌流島実行委員)
- 旭道山和泰(相撲代表/巌流島実行委員)
- 舞の海秀平(相撲代表/巌流島実行委員)
- 平直行(総合武術代表/巌流島実行委員)
- 松本天心(サンボ代表/巌流島実行委員)
- 山本千尋(中国武術代表/巌流島実行委員)
- 内田順久(空手代表/巌流島実行委員)
- 河口正史(アメフト代表/巌流島実行委員)
- 倉本成春(武術代表/巌流島実行委員)
- 斎藤祐也(ラグビー代表/巌流島実行委員)
巌流島事務局
コンセプト
巌流島は以下の五箇条のコンセプトを掲げている[4]。
- 公平な異種格闘技戦の実現!
- 世界最高峰の打撃格闘技!
- 実戦性とコンテンツ性の両立!
- 日本発世界へ!
- ルールは見る側(ファン)とやる側(格闘技関係者)で決める!!
ブログ執筆陣
巌流島チャンネルでのブログ執筆陣は以下の通り。
- 月曜日ー谷川貞治(元『格闘技通信』『SRS・DX』編集長、元FEG社長)
- 火曜日ー山口日昇(元『紙のプロレス』編集長、元ハッスルエンターテインメント社長)
- 水曜日ー山田英司(現『BUDO-RA BOOKS』編集長、元『月刊フルコンタクトKARATE』編集長)
- 木曜日ー田中正志(現『週刊ファイト』編集長)
- 金曜日ーターザン山本(元『週刊プロレス』編集長)
脚注
外部リンク
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