富浦駅 (北海道)

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富浦駅
駅全景(2009年9月)
とみうら
Tomiura
H30 幌別 (5.5 km)
(2.4 km) 登別 H28
地図
所在地 北海道登別市富浦町2丁目
北緯42度26分30.93秒 東経141度9分23.36秒 / 北緯42.4419250度 東経141.1564889度 / 42.4419250; 141.1564889 (富浦駅)
駅番号 H29
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 室蘭本線
キロ程 92.3 km(長万部起点)
電報略号 ミラ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
8人/日
-2014年-
開業年月日 1953年昭和28年)12月20日[1]
備考 無人駅
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富浦駅(とみうらえき)は、北海道登別市富浦町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)室蘭本線である。

歴史

1976年の富浦駅と周囲約500m範囲。左が東室蘭方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

地名より[2][3]

もともと同地はアイヌ語で「ランポッケ(ran-pok-ke)」(坂・の下・の処)、あるいは下略して「ランポㇰ(ran-pok)」(坂の・下)と呼ばれ、「蘭法華」の字が当てられた[3][2]。同地の東側に「リフㇽカ(ri-hur-ka)[注釈 1]」と呼ばれた丘陵があったことによる名称である[3]

しかし「字が難しい」として1931年(昭和6年)に字名が「富浦」となり、これが駅名となった[2]山田秀三はこの名称について「富み栄えるようにとの願望からの名であろう」としている[3]

駅構造

相対式ホーム2面2線をもつ地上駅無人駅である。対面ホームへは構内踏切を渡る。駅舎はなく、待合所があるのみである。

のりば

ホーム 路線 方向 行先
北側 室蘭本線 下り 登別苫小牧方面
南側 上り 東室蘭室蘭方面

利用状況

1日の平均乗降人員は以下の通りである[4]

乗降人員推移
年度 1日平均人数
2011 12
2012 12
2013 6
2014 8

駅周辺

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
室蘭本線
幌別駅 (H30) - 富浦駅 (H29) - 登別駅 (H28)

脚注

注釈

  1. ^ 「高い・丘・の上」を意味する[3]

出典

  1. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、852頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c d 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、70頁。ASIN B000J9RBUY 
  3. ^ a b c d e 山田秀三 (2018-11-30). 北海道の地名. アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻 (2 ed.). 浦安市: 草風館. p. 392. ISBN 978-4-88323-114-0 
  4. ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2020年9月26日閲覧

関連項目

外部リンク