吉田篤弘

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吉田 篤弘(よしだ あつひろ、1962年 - )は、東京都出身の作家。吉田篤弘名義による作品の発表とは別に、妻である吉田浩美と共にクラフト・エヴィング商會名義による著作の発表と装幀を中心としたデザイン・ワークも行っている。

著作一覧

単行本

アンソロジー

  • 曇ったレンズの磨き方 (『極上掌編小説』(2006年 角川書店 ISBN 4048737325)、角川文庫『ひと粒の宇宙』(2009年 角川文庫化に際して改題 ISBN 4043854042)
  • イヤリング(『本当のうそ』(2007年、講談社 ISBN 9784062144650
  • 梯子の上から世界は何度だって生まれ変わる(『変愛小説集 日本作家編』(2014年、講談社 ISBN 9784062190657

放送作品一覧

映画化作品

 篠原哲雄監督、八嶋智人主演によって映画化。出演者は他に、生瀬勝久月船さらら下條アトム田中要次スネオヘアーら。北海道函館市の異国情緒漂う町並みを舞台に映画は繰り広げられる。
 『つむじ風食堂の夜』の舞台である架空の町「月舟町」に関しては、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』が連載されていた暮しの手帖第4世紀22号(2006年6-7月号)で「番外編 月舟町へようこそ」と題して著者本人が寄稿し、月舟町の地図も記載されている。この月舟町は、著者が少年時代を過ごした、世田谷区赤堤がモデルとなっている(『それからはスープのことばかり考えて暮らした』文庫版作者あとがき(桜川余話ーあとがきにかえて))。

関連項目

外部リンク