南極半島
南極半島(なんきょくはんとう、Antarctic Peninsula)は南極大陸にある半島。西南極の一部であり、西経70度から60度にかけて所在する。南アメリカ大陸とはドレーク海峡を挟んで対岸にある。
概要
半島の最北端は南緯63度付近にあり、半島の北部は南極大陸では珍しく南極圏外になる。東はウェッデル海でラーセン棚氷が張り出し、西はベリングスハウゼン海で、アレクサンダー島、アデレード島、ビスコー諸島、アンヴェール島など大小の島々がある。半島北部はグレアムランド、半島南部はパーマーランドと呼ばれ、その付け根はエルズワース・ランドへとつながっている。南極大陸では例外的に氷雪気候ではなく、ツンドラ気候である。
最初の南極半島の視認がいつなのかは議論があるが、おそらく1820年代である。
南極半島は高い山が多く、最高地点は約2800mである。この半島の山地はアンデス山脈の続きであると考えられている。南極半島は新期造山帯である。
この半島や周辺の島には、南極の中では気候が最も温和なので多くの観測基地がある。
グレアムランド北端にはホープ湾があり、アルゼンチンのエスペランサ基地が所在し多くの「定住人口」が住む。
詳細はen:Antarctic Peninsulaを参照
関連項目
参考文献
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外部リンク
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