作木口駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ミモザ・カルーソー (会話 | 投稿記録) による 2022年11月4日 (金) 05:03個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (脚注欄のソース修正漏れを解消(※"注釈"の設置漏れを解消))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

作木口駅
全体の様子(2008年7月9日)
さくぎぐち
Sakugiguchi
江平 (1.7 km)
(4.8 km) 香淀
所在地 島根県邑智郡邑南町上田上ケ畑3341
北緯34度51分36.98秒 東経132度42分25.46秒 / 北緯34.8602722度 東経132.7070722度 / 34.8602722; 132.7070722 (作木口駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 F 三江線
キロ程 84.9 km(江津起点)
電報略号 サク
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
5人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1963年昭和38年)6月30日[1]
廃止年月日 2018年平成30年)4月1日
備考 無人駅
路線廃止に伴う廃駅
テンプレートを表示

作木口駅(さくぎぐちえき)は、島根県邑智郡邑南町上田上ケ畑にかつて設置されていた、西日本旅客鉄道(JR西日本)三江線廃駅)である。

駅名は、江の川の対岸にある広島県三次市の作木地区(旧・作木村)への入り口であることに由来している。三江線の廃止に伴い、2018年平成30年)4月1日に廃駅となった。

歴史

駅構造

三次方面に向かって左側(構内の北東側)に、単式1面1線のホームを持つ地上駅停留所)であった。浜田鉄道部が管理する無人駅で駅舎は存在せず、屋根付き待合室のみ設置されていた。入場時には、直接ホームに入る形状になっていた。なお、自動券売機等の設備はなかった。

利用状況

近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。なお、1994年度は15人、1984年度は13人だった。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1999 10
2000 12
2001 10
2002 14
2003 12
2004 11
2005 6
2006 5
2007 5
2008 9
2009 6
2010 10
2011 7
2012 9
2013 6
2014 9
2015 7
2016 8
2017 5

駅周辺

その他

  • 三江線活性化協議会により、石見神楽の演目名にちなんだ「胴の口」の愛称が付けられていた。旧作木村への入り口を意味する駅名と、神楽において初めに演奏され入り口となる演目「胴の口」との連想に由来する[5]

隣の駅

西日本旅客鉄道
F 三江線
江平駅 - 作木口駅 - 香淀駅

脚注

  1. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、333頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 「日本国有鉄道公示第318号」『官報』、1963年6月25日。
  3. ^ 「通報 ●三江南線の延長開業について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1963年6月25日、2面。
  4. ^ 「(駅 三江線35の物語:26)作木口 季節ごと、景色変える滝 徒歩35分で広島県の名勝」『朝日新聞朝日新聞社、2018年3月2日、大阪地方版/島根、34面。
  5. ^ 三江線神楽愛称駅名・大型愛称駅名板・神楽演目解説 (PDF) - 三江線活性化協議会。

関連項目

外部リンク