代沢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。20041027 tatsu (会話 | 投稿記録) による 2022年3月2日 (水) 10:28個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (ネイティブの学者 (会話) による版を Anakabot による版へ巻き戻し)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

代沢
池ノ上駅
代沢の位置(東京都区部内)
代沢
代沢
代沢の位置
北緯35度39分36.9秒 東経139度40分25.5秒 / 北緯35.660250度 東経139.673750度 / 35.660250; 139.673750
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 世田谷区
地域 北沢地域
面積
 • 合計 0.992 km2
人口
2019年(令和元年)9月1日現在)[1]
 • 合計 16,868人
 • 密度 17,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
155-0032[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 世田谷

代沢(だいざわ)は、東京都世田谷区町名。現行行政地名は代沢一丁目から五丁目。郵便番号は155-0032[2]

地理

東京都世田谷区の東部に位置し、北に北沢、西に代田、南に太子堂三宿池尻、東に目黒区駒場に接する。

地形的には、台地と北沢川周辺の低地にまたがり、起伏が比較的複雑である(四丁目はほぼ平坦な低地)。こうした地形は、旧版地図等で確認できる。

駒場東大前駅に近い一丁目、池ノ上駅京王井の頭線)があり、同駅や下北沢駅小田急線・京王井の頭線、北沢に所在)の周辺の商店街もある二丁目、北澤八幡神社森巖寺淡島神社分社があり、下北沢の元々の中心に当たる三丁目・五丁目、代田、太子堂との結びつきも強い四丁目など特性の違いが見られる。

一丁目、四丁目は、住宅地が多くを占める。二丁目、三丁目、五丁目は、下北沢とよばれる地域の一角を占める。住宅地は、かつて佐藤栄作竹下登が居を構えるなど、高級住宅街として知られる。

地価

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、代沢2-3-18の地点で70万円/m2となっている。

歴史

元々、東京府武蔵国荏原郡下北沢村、代田村の一部で、15~16世紀頃に北沢川周辺等で両村の開墾が始まり集落の形成が進んだ。明治時代以降、世田谷村への合併、東京市、世田谷区への編入があるように、宅地化が進んだ。周辺の住居表示実施(1964年(昭和39年))に際し、旧北沢の一部と代田の飛地下代田等が統合する形で成立した。

地名の由来

代田と下北沢の合成地名。初めて代沢と付けられたのは1898年明治31年)に開校した荏原小学校代沢分教場(現在の代沢小学校)で、1964年の住居表示の際に地名となった。

世帯数と人口

2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
代沢一丁目 1,643世帯 2,972人
代沢二丁目 2,610世帯 4,593人
代沢三丁目 1,001世帯 2,131人
代沢四丁目 2,478世帯 4,473人
代沢五丁目 1,704世帯 2,699人
9,436世帯 16,868人

小・中学校の学区

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]

丁目 番地 小学校 中学校
代沢一丁目 全域 世田谷区立池之上小学校 世田谷区立富士中学校
代沢二丁目 1~7番
13~17番
19~23番
33~48番
その他 世田谷区立代沢小学校
代沢三丁目 1~13番
17~27番
その他 世田谷区立池之上小学校
代沢四丁目 全域 世田谷区立代沢小学校
代沢五丁目 全域

交通

鉄道

道路

路線バス

  • 渋51 渋谷駅 - 若林折返所
  • 渋52 渋谷駅 - 世田谷区民会館
  • 渋54 渋谷駅 - 経堂駅

施設

脚注

  1. ^ a b c 世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2019年9月3日). 2019年9月29日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
  4. ^ 通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。

関連項目

外部リンク