ローズヒップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。茂林寺たぬき (会話 | 投稿記録) による 2015年4月24日 (金) 00:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎ローズヒップが重要なバラ)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ローズヒップ
ローズヒップ、wild (Northern Plains Indians)
100 gあたりの栄養価
エネルギー 679 kJ (162 kcal)
38.22 g
糖類 2.58 g
食物繊維 24.1 g
0.34 g
1.6 g
ビタミン
ビタミンA相当量
(27%)
217 µg
(22%)
2350 µg
2001 µg
チアミン (B1)
(1%)
0.016 mg
リボフラビン (B2)
(14%)
0.166 mg
ナイアシン (B3)
(9%)
1.3 mg
パントテン酸 (B5)
(16%)
0.8 mg
ビタミンB6
(6%)
0.076 mg
葉酸 (B9)
(1%)
3 µg
コリン
(2%)
12 mg
ビタミンC
(513%)
426 mg
ビタミンE
(39%)
5.84 mg
ビタミンK
(25%)
25.9 µg
ミネラル
ナトリウム
(0%)
4 mg
カリウム
(9%)
429 mg
カルシウム
(17%)
169 mg
マグネシウム
(19%)
69 mg
リン
(9%)
61 mg
鉄分
(8%)
1.06 mg
亜鉛
(3%)
0.25 mg
マンガン
(49%)
1.02 mg
他の成分
水分 58.66 g
リコペン 6800 μg
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。
出典: USDA栄養データベース(英語)

ローズヒップ (rose hip) は、バラ科バラ属の植物(いわゆる「バラ」)の果実である。

「ヒップ」は「」とは無関係で、本来は「ヒップ」だけでバラの果実を意味する単語である。

食用

ローズヒップ生産のため、バラの特定品種(特にイヌバラ)が栽培されている。ハイビスカスとブレンドしたハーブティとして飲用されることもある。また、ローズヒップオイルは食用油として、ジャムジェリーマーマレードにも用いられるほか、スキンケアにも用いられる。民間薬として用いられることもある。

歴史

第二次世界大戦中、英国ドイツ海軍Uボートの海上封鎖によりオレンジの輸入がストップした。ビタミンCの補給のため、英国の学童たちは生垣に生えているローズヒップの採集を命じられたことがある。

ローズヒップが重要なバラ

外部リンク