マーカス・アウレリオ

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マーカス・アウレリオ
基本情報
本名 マルクス・アウレリオ・マルチンス
(Marcus Aurélio Martins)
通称 マキシマス (Maximus)
時空の達人
柔術マエストロ
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1973-08-18) 1973年8月18日(50歳)
出身地 セアラー州フォルタレザ
所属 アメリカン・トップチーム
→エリート・ミックスド・ファイターズ
身長 178 cm
体重 70 kg
リーチ 194 cm
階級 ライト級
バックボーン ブラジリアン柔術カポエイラ
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マーカス・アウレリオ

マーカス・アウレリオMarcus Aurélio1973年8月18日 - )は、ブラジル男性総合格闘家柔術家セアラー州フォルタレザ出身。エリート・ミックスド・ファイターズ所属。徹底した寝技重視のスタイルで試合の流れを掴む。その柔術センスから柔術マエストロの異名を持つ。PRIDEでは、小さなノゲイラ時空の達人のニックネームで呼ばれた。ZST参戦時にはマーカス・アウレリロと表記されていた。

来歴[編集]

1995年、柔術大会においてホイラー・グレイシーに勝利する。総合格闘家としては2002年6月にデビュー。

2003年11月23日、ZST GP 開幕戦に出場。1回戦でタクミと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。

2004年1月11日、ZST GP 決勝大会において、準々決勝では今成正和に判定勝ち、準決勝ではレミギウス・モリカビュチス三角絞めで一本勝ち、決勝戦ではリッチ・クレメンティにギブアップ勝ちを収め優勝を果たした。

2004年5月5日、ZST.5のメインで小谷直之と対戦。両選手とも額をカットするなど激しい展開となった試合は、小谷の出血によりドクターストップ。試合後にPRIDE参戦を表明した。

PRIDE[編集]

2004年7月19日、PRIDE 武士道 -其の四-にてPRIDEに初参戦し、三島☆ド根性ノ助に判定負けを喫するも、その後は中村大介中尾受太郎らに連勝した。

2006年4月2日、PRIDE 武士道 -其の拾-でライト級王者五味隆典とノンタイトル戦で対戦し、肩固めで一本勝ちを収めた。

2006年11月5日、PRIDE 武士道 -其の十三-のライト級タイトルマッチで五味隆典と再戦し、1-2の判定負けを喫し王座獲得に失敗した。

UFC[編集]

2007年8月25日、UFC初参戦となったUFC 74クレイ・グイダと対戦し、1-2の判定で敗れ、黒星デビューとなった。その後ルーク・コーディロ、ライアン・ロバーツ相手に連勝するものの、タイソン・グリフィンエルメス・フランカには連敗を喫し、UFCから契約を解除された。

2009年8月29日、UFC復帰戦となったUFC 102エヴァン・ダナムと対戦し、1-2の判定負けを喫した[1]

2010年9月10日、Shine Fightsで行なわれた8人参加のライト級ワンナイトトーナメントに出場予定であったが、負傷を理由に欠場した[2]

2010年9月25日、DREAM初参戦となったDREAM.16青木真也と対戦し、0-3の判定負けを喫した[3]

戦績[編集]

総合格闘技 戦績
32 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
22 4 15 3 0 0 0
10 0 0 10 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
ギャレット・グロス 1R 4:56 腕ひしぎ十字固め Warrior Fight 2012年11月29日
× ライル・ビアボーム 5分3R終了 判定0-3 ShoFight 20 2012年6月16日
マット・マクグラス 1R 3:38 腕ひしぎ十字固め JEG: MMA Live 1 2011年5月19日
× 青木真也 2R(10分/5分)終了 判定0-3 DREAM.16 2010年9月25日
ニコ・プハッカ 2R 2:40 チョークスリーパー Fight Festival 27 2010年3月13日
ダニエル・アスペ 2R 2:37 チョークスリーパー Noche de Combat 1: Peru vs. American Top Team 2009年10月17日
× エヴァン・ダナム 5分3R終了 判定1-2 UFC 102: Couture vs. Nogueira 2009年8月29日
ジョーイ・ゴルシンスキー 1R 3:45 チョークスリーパー 5150 Combat League: Rumble at the Rally 2009年6月27日
クリス・リゴーリ 2R 0:23 KO(パンチ) WCA: Pure Combat 2009年2月6日
× エルメス・フランカ 5分3R終了 判定0-3 UFC 90: Silva vs. Cote 2008年10月25日
× タイソン・グリフィン 5分3R終了 判定0-3 UFC 86: Jackson vs. Griffin 2008年7月5日
ライアン・ロバーツ 1R 0:16 腕ひしぎ十字固め UFC Fight Night: Florian vs. Lauzon 2008年4月2日
ルーク・コーディロ 1R 4:29 TKO(パウンド) UFC 78: Validation 2007年11月17日
× クレイ・グイダ 5分3R終了 判定1-2 UFC 74: Respect 2007年8月25日
× 五味隆典 2R(10分/5分)終了 判定1-2 PRIDE 武士道 -其の十三-
【PRIDEライト級タイトルマッチ】
2006年11月5日
× 石田光洋 2R(10分/5分)終了 判定0-3 PRIDE 武士道 -其の十一- 2006年6月4日
五味隆典 1R 4:34 肩固め PRIDE 武士道 -其の拾- 2006年4月2日
中尾受太郎 2R(10分/5分)終了 判定3-0 PRIDE 武士道 -其の八- 2005年7月17日
中村大介 2R(10分/5分)終了 判定3-0 PRIDE 武士道 -其の六- 2005年4月3日
× 三島☆ド根性ノ助 2R(10分/5分)終了 判定1-2 PRIDE 武士道 -其の四- 2004年7月19日
小谷直之 2R 3:34 TKO(ドクターストップ) ZST.5 2004年5月5日
リッチ・クレメンティ 1R 0:40 ギブアップ(目の負傷) ZST GP 決勝大会
【決勝】
2004年1月11日
レミギウス・モリカビュチス 1R 1:48 三角絞め ZST GP 決勝大会
【準決勝】
2004年1月11日
今成正和 5分2R終了 判定2-1 ZST GP 決勝大会
【準々決勝】
2004年1月11日
タクミ 1R 3:06 腕ひしぎ十字固め ZST GP 開幕戦
【1回戦】
2003年11月23日
ジェームス・ダン 1R終了時 TKO(タオル投入) Mass Destruction 12 2003年8月16日
× アントニオ・マッキー 5分2R終了 判定1-2 KOTC 27: Aftermath 2003年8月10日
ダーレル・スミス 1R 2:35 三角絞め HOOKnSHOOT: Absolute Fighting Championships 3
【HnS南東部ライト級タイトルマッチ】
2003年5月24日
デイビッド・ガードナー 3R 4:13 腕ひしぎ十字固め USMMA 3: Ring of Fury
【USMMAライト級王座決定戦】
2003年5月3日
ジャスティン・ウィスニエフスキー 1R 1:14 腕ひしぎ十字固め HOOKnSHOOT: Absolute Fighting Championships 2
【HnS南東部ライト級王座決定戦】
2003年3月28日
スコット・ジョンソン 1R 3:31 腕ひしぎ十字固め XFA 5: Redemption 2003年1月25日
ウォルター・マッコール 2R 2:45 三角絞め WEFC 1: Bring It On 2002年6月29日

獲得タイトル[編集]

表彰[編集]

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]