デビッド・ウッドリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Tiyoringo (会話 | 投稿記録) による 2013年9月29日 (日) 07:48個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎外部リンク)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

デビッド・ウッドリー
David Woodley
基本情報
ポジション クォーターバック
生年月日 1958年10月25日
没年月日 (2003-05-04) 2003年5月4日(44歳没)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ルイジアナ州シュリーブポート
身長: 6' 2" =約188cm
体重: 204 lb =約92.5kg
経歴
大学 ルイジアナ州立大学
NFLドラフト 1980年 - 8巡目全体214位
初出場年 1980年
初出場チーム マイアミ・ドルフィンズ
所属歴

受賞歴・記録
NFL 通算成績
TD/INT 48/63
パス獲得ヤード 8,558
QBレイティング 65.7
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

デビッド・ウッドリー (David Eugene Woodley 1958年10月25日-2003年5月4日)はルイジアナ州シュリーブポート出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはクォーターバック

高校時代は地元シュレブポートの高校で1年から先発QBを務め、オールステイトに選ばれた。ルイジアナ州立大学に進学し1979年のタンジェリンボウルウェイクフォレスト大学を34-10で破りこの試合のMVPに選ばれた。後に大学の殿堂入りを果たした。

マイアミ・ドルフィンズで彼はボブ・グリーシーダン・マリーノというプロフットボール殿堂入りを果たした2人のQBの間の時代にプレーした。ドラフト8巡目指名であったものの1980年のルーキーシーズン、彼はチームMVPに選ばれた。

1981年シーズンのプレーオフ、サンディエゴ・チャージャーズとのプレーオフでは0-24とリードを許し、ドン・ストロックと交代させられた。1982年にはNFLで数少ないパス、ラン、レシーブのいずれでもTDを1シーズンにあげた選手となった。この年彼は、ストロックとプレータイムを分け合い2人は"ウッドストロック"と呼ばれた。ストライキで短縮されたこのシーズン、チームはAFCを制して第17回スーパーボウルワシントン・レッドスキンズと対戦した[1]。当時彼はスーパーボウルで先発出場したもっとも若いQBとなった。ゲーム開始早々ジミー・セファロに76ヤードのTDパスを決めたが後半には8本のパスを1本も決められずにチームは17-27で敗れた。

1983年、彼は先発QBとなったがオフェンスが低調だったため第5週のニューオーリンズ・セインツ戦でドン・シュラヘッドコーチによってダン・マリーノに交代させられた。翌週以降はマリーノに先発の座を奪われた。シーズン終了後、彼はひじの故障でそのシーズンで引退したテリー・ブラッドショーがいたピッツバーグ・スティーラーズにトレードされクリフ・スタウトマーク・マローンと先発の座を争った。1984年1985年と彼はマローンと併用された。

チーム最高年俸となったものの1986年シーズン前に彼は突如引退した。その後1987年グリーンベイ・パッカーズトレーニングキャンプに参加したがロースターに残ることはできなかった。

彼はケン・ステイブラーと共にタッチダウンよりもインターセプトが10回以上多いにも関わらず通算勝率が6割を超えている2人のQBの1人である。

現役引退後、彼の酒量は増加して健康上の問題を起こすようになった[2]。1992年に彼は生体肝移植を受けた。2003年5月4日、腎臓肝臓合併症で亡くなった[3]

プレースタイル

走力、知性、パス能力に優れた。

脚注

  1. ^ Scott Altman (2010年11月3日). “Miami Dolphins: The 100 Greatest Players in Team History”. bleacherreport.com. 2013年1月6日閲覧。
  2. ^ Super Bowl XVII starter Woodley's life drifted after football”. ESPN (2008年1月23日). 2010年1月25日閲覧。
  3. ^ Bikoff, Ken (2003年5月7日). “Woodley's death sad but powerful”. Pro Football Weekly. 2007年9月1日閲覧。

外部リンク

先代
ボブ・グリーシー
マイアミ・ドルフィンズ
先発QB

1980年-1982年
次代
ダン・マリーノ
先代
クリフ・スタウト
ピッツバーグ・スティーラーズ
先発QB

1984年-1985年
次代
マーク・マローン