セリ科

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セリ科
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
学名
Apiaceae Lindley nom. cons.
保留名 UmbelliferaeJuss.
  • 本文参照

セリ科 (Apiaceae) は、ニンジンパセリを含む被子植物の一つ。芳香を持ち、ハーブ野菜香辛料として使われるを多く含む。

特徴的な散形(傘形)花序をつけるので、古くは散形科または傘形科(さんけいか)と呼ばれた。ラテン名の保留名であるUmbelliferaeも同じ意味である。子房下位で果実は分果(2個に割れる)。

含まれる属・種

およそ400属3700種が含まれる。代表的なものを記す。

チドメグサ亜科
ウマノミツバ亜科
セリ亜科

チドメグサ属Hydrocotyle:雑草のチドメグサや外国産の水草を含む)とTrachymene の2属は従来セリ科に入れられていたが、これらはウコギ科の系統に含まれるとする説が有力である。なお、アゲハチョウ亜科の一部の蝶(キアゲハなど)はセリ科植物を食草とするが、そのうちPapilio ajax はチドメグサ属植物を食べなかったとの報告もある[1]

脚注

  1. ^ Apiaceae in Stevens, P. F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website Version 7, May 2006 [and more or less continuously updated since].

参考文献