ハナウド属

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ハナウド属
Heracleum lanatum 2.JPG
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
: セリ目 Apiales
: セリ科 Apiaceae
: ハナウド属 Heracleum
学名
Heracleum L.
  • 本文参照

ハナウド属(ハナウドぞく、学名:Heracleum、和名漢字表記:花独活属)はセリ科の一つ。

特徴[編集]

越年草または多年草で、すべてが一稔性草も太く、茎は中空になる。は3出葉または羽状複葉になり、ふつう厚くない。は大きな複散形花序になり、頂生するものは両性で実り、側性のものは雄性で実らないものが多い。花弁は白色になり、花序の外側の1花弁が大きく、2深裂する。果実は平たく、油管は分果の途中で切れ、表面側の各背溝下に1個、分果が接しあう合生面に2個ある。

ユーラシア、北アメリカ、北アフリカに広く分布し、約70種が知られている。一部は薬草スパイスとして用いられるが、コーカサス原産のジャイアント・ホグウィード (H. mantegazzianum) は光線過敏を引き起こすため恐れられている。日本では2種が分布する。

日本の種[編集]

  • ハナウド Heracleum sphondylium L. var. nipponicum (Kitag.) H.Ohba(シノニムHeracleum nipponicum Kitag.) -本州の関東地方以西、四国、九州に分布。
    • ツルギハナウド Heracleum sphondylium L. var. turugisanense (Honda) H.Ohba(シノニム:Heracleum moellendorffii Hance var. turugisanense (Honda) Ohwi) -四国の剣山などの高山に分布。絶滅危惧II類(VU)。
  • オオハナウド Heracleum lanatum Michx. var. lanatum (シノニム:Heracleum dulce Fisch.)-北海道、本州の近畿地方以北に分布。
    • ホソバハナウド Heracleum lanatum Michx. subsp. akasimontanum (Koidz.) Kitam. (シノニム:Heracleum dulce Fisch. var. akasimontanum (Koidz.) Kitag.) -南アルプスに特産。絶滅危惧IB類(EN)。

ギャラリー[編集]

参考文献[編集]