スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース

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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(原題)
Spider-Man: Across the Spider-Verse
監督 ホアキン・ドス・サントス
ケンプ・パワーズ
ジャスティン・K・トンプソン
脚本 デヴィッド・カラハム
フィル・ロード
クリス・ミラー
原作 スタン・リー
スティーヴ・ディッコ
『スパイダーマン』
ブライアン・マイケル・ベンディス
サラ・ピシェリ英語版
「マイルス・モラレス」キャラクター創作
製作 フィル・ロード&クリストファー・ミラー
出演者 シャメイク・ムーア
ジェイク・ジョンソン
ヘイリー・スタインフォード
イッサ・レイ
音楽 ダニエル・ペンバートン
製作会社 コロムビア映画
ソニー・ピクチャーズ アニメーション
マーベル・エンターテインメント
TSGエンターテインメントⅡ
アラッド・プロダクション
ロード・ミラー・プロダクション
パスカル・ピクチャーズ
配給 アメリカ合衆国の旗ソニー・ピクチャーズ・リリーシング
公開 アメリカ合衆国の旗2023年6月2日
日本の旗2023年予定
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
前作 スパイダーマン:スパイダーバース
次作 スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』(原題:Spider-Man: Across the Spider-Verse)は、2023年に公開されるアメリカ合衆国CGアニメ映画作品。2018年に公開された前作『スパイダーマン:スパイダーバース』と同様、複数のスパイダーマンが登場する世界を舞台にしている。本作の監督はホアキン・ドス・サントスケンプ・パワーズジャスティン・K・トンプソン[1]、脚本はデヴィッド・カラハムフィル・ロードクリス・ミラーが務める[1]。この映画の物語には、マイルス・モラレスとグウェン・ステイシーの関係が描かれる予定。この映画はソニーから2019年11月に正式発表され、本作のプロジェクトは2020年6月に開始された。当初は2022年4月に公開される予定だったが、2019年新型コロナウイルス感染拡大の影響により2022年10月7日に全米公開が延期され、2022年4月には2023年6月2日に再延期(日本は2023年公開予定)されることが発表された。また再延期と同時に、続編となる『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が2024年3月29日に全米公開されることも発表された[2]。なお、スパイダーウーマンのスピンオフ映画も制作中であると発表している[3]

あらすじ

キャスト

役名 担当声優
ミゲル・オハラ / スパイダーマン2099英語版 オスカー・アイザック
マイルス・モラレス / スパイダーマン シャメイク・ムーア英語版[1][3]
グウェン・ステイシー / スパイダーウーマン ヘイリー・スタインフェルド[1][3]
ピーター・B・パーカー / スパイダーマン ジェイク・ジョンソン[4]
ジェシカ・ドリュー / スパイダーウーマン イッサ・レイ英語版[3]
ザ・スポット英語版 ジェイソン・シュワルツマン[5]
ホバート・“ホビー”・ブラウン / スパイダーパンク英語版 ダニエル・カルーヤ[6]
ヴァルチャー ヨーマ・タコンヌ
グウェンの父 シェー・ウィガム

制作段階

プロジェクト

前作の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の公開に先駆け、ソニー・ピクチャーズ アニメーションは2018年11月の終盤までに続編映画のプロジェクトを開始。ホアキン・ドス・サントス、デヴィッド・カラーハンは、ソニーの中ではベテランとして知られており、ピクサー・アニメーション・スタジオの映画『ソウルフル・ワールド』の監督と脚本を務めている[7]。前作の映画のプロデューサーであるエイミー・パスカルも今作の続編映画に参加。フィル・ロード、クリストファー・ミラー、アヴィ・アラッドクリスティーナ・スタインバーグも、続編で再び参加される。スタイン・フェルド主演のスピンオフ映画も予定されている。前作で監督を務めたピーター・ラムジーもエグゼクティブプロデューサーとして参加される[7]。 2019年11月、ソニーが今作の続編を2022年4月8日に公開すると発表されていたが、2019年新型コロナウイルス感染拡大の影響により2022年10月7日に変更[7]スパイダーウーマンのスピンオフ映画も制作される予定で、女優のイッサ・レイがスパイダーウーマンの声優を務めると発表された[3]。2021年12月5日、原題「Spider-Man: Across the Spider-Verse (Part-One)」をソニーが正式発表、2部構成となる模様[8]

キャスティング

2018年12月の時点で、シャメイク・ムーアヘイリー・スタインフェルドは、前作でマイルス・モラレスとグウェン・ステイシーの役を再び務めると発表している[1][3]。2019年11月には、特撮テレビドラマ『スパイダーマン』に登場する「ジャパニーズ・スパイダーマン」を本作の映画に登場させると発表[9]。ピーター・B・パーカー/スパイダーマン役もジェイク・ジョンソンが再び務める予定[4]。2021年8月にはジェシカ・ドリュー/スパイダーウーマン役に女優のイッサ・レイが選出された[3]

音楽

前作の映画で作曲を担当していたダニエル・ペンバートンが2020年12月、本作の作曲も務めることが明らかになった。[10]

リリース

劇場公開

2023年6月2日に全米公開予定。発表当初は2022年4月8日に公開される予定だったが、2019年新型コロナウイルスの影響により変更された[7][2]。日本では2023年に公開される予定[2]。また、続編となる『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』が2024年3月29日に全米公開される予定(日本公開日は未定)[2]

ホームメディア

ソニー・ピクチャーズは、2022年以降に公開される複数のソニー映画をディズニープラスHuluで配信し、ディズニー系のテレビ局(主にディズニー・チャンネル)での放送を2026年まで実施すると発表[11]。この結果により、これまで公開されてきたソニー・ピクチャーズの映画、スパイダーマンの映画シリーズも配信されることになるが、この3社の契約はアメリカに限られるため、日本でも配信されるかは不明[11]

出典

  1. ^ a b c d e 『スパイダーマン:スパイダーバース』続編決定、2022年米公開へ”. THE RIVER (2019年11月2日). 2021年8月12日閲覧。
  2. ^ a b c d “Spider-Man: Across the Spider-Verse”<原題:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース>全米公開日変更のお知らせ”. ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント (2022年4月21日). 2022年4月23日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 『スパイダーマン:スパイダーバース』続編にスパイダーウーマン登場!”. シネマトゥデイ (2021年6月7日). 2021年8月12日閲覧。
  4. ^ a b 『スパイダーマン:スパイダーバース』続編、ピーター・B・パーカーが再登場 ─ 並行世界の中年スパイディ、ふたたび”. THE RIVER (2021年7月25日). 2021年8月12日閲覧。
  5. ^ “『スパイダーマン:スパイダーバース』続編、悪役が発表”. シネマトゥデイ. (2022年6月14日). https://www.cinematoday.jp/news/N0130671 2022年7月23日閲覧。 
  6. ^ “『スパイダーバース』続編にスパイダーパンク登場決定!声はオスカー俳優ダニエル・カルーヤ”. シネマトゥデイ. (2022年11月8日). https://www.cinematoday.jp/news/N0133452 2022年11月8日閲覧。 
  7. ^ a b c d 『ソウルフル・ワールド』の監督を含む新トリオが『スパイダーマン: スパイダーバース』続編の監督に就任!”. IGN Japan (2021年4月20日). 2021年8月12日閲覧。
  8. ^ 『スパイダーマン:スパイダーバース』続編2022年公開決定、初映像が到着 ─ タイトルは『SPIDER-MAN: ACROSS THE SPIDER-VERSE (PART ONE)』”. THE RIVER. 2021年12月5日閲覧。
  9. ^ 『スパイダーマン:スパイダーバース』監督、東映版スパイダーマンを熱く語る ─ 「完全に独自の世界を築いている」”. THE RIVER (2021年3月1日). 2021年8月12日閲覧。
  10. ^ 『スパイダーマン:スパイダーバース』続編、1作目の音楽家が続投へ”. THE RIVER (2020年12月16日). 2021年8月12日閲覧。
  11. ^ a b ソニー・ピクチャーズ作品、米Netflixでの配信後はディズニーへ ─ 『スパイダーマン』『ジュマンジ』など過去作品も獲得”. THE RIVER (2021年4月22日). 2021年8月12日閲覧。

外部リンク