スタジオジャイアンツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
有限会社スタジオジャイアンツ
種類 特例有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
176-0011
東京都練馬区豊玉上2丁目5番7号
三田桜台ソレイユ103号
北緯35度44分17.9秒 東経139度39分56.6秒 / 北緯35.738306度 東経139.665722度 / 35.738306; 139.665722座標: 北緯35度44分17.9秒 東経139度39分56.6秒 / 北緯35.738306度 東経139.665722度 / 35.738306; 139.665722
本店所在地 176-0003
東京都練馬区羽沢2丁目9番8号[1]
設立 1979年6月24日(創業は1975年
業種 情報・通信業
法人番号 3011602005481 ウィキデータを編集
事業内容 アニメーション制作、作画、動画仕上げ、撮影、CG
代表者 破産管財人 甲村文亮
関係する人物
  • 角谷哲生(創業者)
  • 角谷浩(前社長)
外部リンク 公式サイト - ウェイバックマシン(2022年3月3日アーカイブ分)
テンプレートを表示

有限会社スタジオジャイアンツは、かつて存在した日本アニメ制作会社

概要[編集]

1975年創業。創業者の角谷哲生は、古沢日出夫が創業した日動新プロ出身のアニメーターである。日動新プロは東映動画系のスタジオで、角谷は木村圭市郎の指導下で『ゲゲゲの鬼太郎』『あかねちゃん』など東映動画作品の原画・動画を担当し、経験を積んだ。

1979年に安東信悦らを加え、「有限会社スタジオジャイアンツ」として法人化。作画監督・原画スタッフ中心の「スタジオジャイアンツ」と動画スタッフ中心の「スタジオライオンズ(雷音頭)」の2つのスタジオを構えた。1990年代後半になると作画部門の縮小に伴って境界が曖昧になり[2][3]、最終的にはジャイアンツに統合される形でライオンズが廃止された。

2000年にはCG部門としてStudio GAOHを立ち上げ、CG作品にも対応するようになった。

2021年8月31日をもって映像制作事業部を解体し、アニメーション制作事業から撤退するのと同時に活動停止に陥る。当時在籍していたスタッフは「株式会社エレファント」の設立に参加し、事業の一部を引き継いだ[4]

2022年2月2日に東京地方裁判所から破産手続開始決定を受け[5]、2023年2月6日に法人格が消滅した[1]

作品履歴[編集]

グロス請け[編集]

関連人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 有限会社スタジオジャイアンツの情報”. 法人番号公表サイト. 国税庁. 2024年4月14日閲覧。
  2. ^ 第19回:佐藤スーツ博之氏(ダンデライオンアニメーションスタジオ)のアニメ「履歴書」《その1》”. 一般社団法人 練馬アニメーション. 2023年4月14日閲覧。
  3. ^ 第20回:佐藤スーツ博之氏(ダンデライオンアニメーションスタジオ)のアニメ「履歴書」《その2》”. 一般社団法人 練馬アニメーション. 2023年4月14日閲覧。
  4. ^ 会社概要 | 株式会社エレファント”. web.archive.org (2022年8月9日). 2023年4月14日閲覧。
  5. ^ 有限会社スタジオジャイアンツ | 倒産ガゼット”. gazette365.com. 2023年1月29日閲覧。

外部リンク[編集]