アリアンツ
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アリアンツ(Allianz SE)は、ドイツのミュンヘンに本社を置く世界最大手の保険会社で、資産運用会社などを傘下に持つ大手金融グループである。
概要
1880年に設立され、その後第一次世界大戦、第二次世界大戦を経てドイツ最大の保険会社となる。その後も事業規模の拡大を続け、2001年にはドイツの銀行大手のドレスナー銀行を買収し傘下に納める。
現在は損害保険や生命保険、医療保険および資産運用管理や各種銀行業務などを、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、アフリカおよびオーストラリアの70カ国で行う、ヨーロッパ最大級の金融グループとなった。2006年11月現在、アジア太平洋地域においては、日本やマレーシア、大韓民国や中華人民共和国など16カ国で各種金融事業を行っている。 2008年にドレスナー銀行をコメルツ銀行に売却。現在は30%の株式とアリアンツ保険のドレスナー銀行における独占販売権と投資信託の優先販売権を持つ。
傘下企業
現在、下記の7社を含む250社以上の傘下企業が営業している。
- アリアンツ
- ピムコ
- RCM
- ユーラー・ヘルメス
- ニコラスアップルゲート
- モンディアル・アシスタンス
- ファイヤマンズ・ファンド
歴代CEO
日本におけるアリアンツ
ヨーロッパの損害保険会社による日本法人第一号として、1990年に東京都港区を本社に開業したアリアンツ火災海上保険を中心に、系列会社であるピムコジャパンリミテッド、RCMジャパン株式会社、ヘルメス・アンド・ユーラー・クレジット・サービセズ、ユーラーヘルメス信用保険会社などの日本法人や日本支店が営業している。2008年3月7日には日本における生命保険事業の免許も取得し、2008年4月よりアリアンツ生命保険株式会社が営業を開始した。しかし市場規模の縮小傾向などからアリアンツ生命は2011年9月30日をもって新規契約の受付終了を発表。事実上、日本市場からの撤退となった。
スポーツスポンサー
- アリアンツ・アレーナ - ミュンヘンにあるサッカースタジアム。2006 ドイツW杯の会場。大会期間中は公式スポンサーではないため「アリアンツ」の企業名を冠することはできないものの、同スタジアムのネーミングライツを取得している。