TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ

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TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ(ティービーエスすいようしちじさんじっぷんわくのれんぞくどらま)は、1956年から1984年にかけて8期に渡ってラジオ東京テレビ (KRT)→TBS系列の水曜19:30 - 20:00 (JST) に放送されたテレビドラマの枠である。

なお中断中や後身のアニメに関しては、

概要[編集]

初作品はコメディ『ぼんぼん頑張る』。その後は『ライフルマン』などの海外作品を、TBS制作・サンスターシオノギ(現:サンスター一社提供で放送してきた。1966年より提供は不変のまま、当時ネットしていた朝日放送に制作が移り、時代劇風上方コメディ『てんてこ漫遊記』(主演:茶川一郎)を開始、その後間を置いて、ホームドラマ風上方コメディ『ドタンチ親子』(主演:長門勇白木みのる)を放送するが、長期の中断、約2ヶ月後には朝日放送とサンスターシオノギもこの枠から撤退した。

その後、それまで火曜19時に放送されていた岡崎友紀主演のライトコメディシリーズの新作『ママはライバル』をこの枠で放送するが、火曜日時代ほど人気が出ず、岡崎友紀シリーズは次作『ラブラブライバル』から元の火曜19時に戻った。

この後1977年4月13日より、人気歌手ピンク・レディー主演のバラエティドラマ『みどころガンガン大放送』を半年放送(バラエティ路線はその後水曜19:00木曜19:00へ移動)、アニメ『まんが日本絵巻』を1年放送後の1978年10月11日より、人気アイドル歌手・榊原郁恵主演の『ナッキーはつむじ風』(東宝制作)が開始、榊原人気も手伝ってヒットし、その後もアイドル歌手主演の青春ドラマが続くが、堀ちえみ主演の『メチャン子・ミッキー』をもって中断する。

1984年5月9日からは、宮川一朗太大沢逸美主演の青春ドラマ『ぼくたちの疾走』(大映テレビ制作)で再開するも、『JNNニュースコープ』の枠拡大による『ザ・チャンス!』の火曜19時からの枠移動のため終了、以後現在までドラマは放送されていない。

なお、『愛LOVEナッキー』と『GOGO! チアガール』が編成されていた1980年4月から1981年9月の間は、前時間帯に『ウルトラマン80』や『刑事犬カール2』も放送されていた事で、19時・20時21時(水曜劇場)22時と、4時間に渡ってドラマが放送されていた。

第6期以降は、TBSが1974年から『水曜ナイター』の放送開始時刻を30分繰り上げて19:30開始としたことや、1980年ごろから水曜日にもプロボクシング世界タイトルマッチの中継を行うようになったため、放送休止になることがたびたびあった。

作品リスト[編集]

第1期[編集]

第2期[編集]

第3期[編集]

第4期[編集]

第5期[編集]

第6期[編集]

第7期[編集]

第8期[編集]

関連項目[編集]

KRT 水曜19時台後半枠
前番組 番組名 次番組
舞台中継
TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ
(1956.4 - 1957.7)
源平芸能合戦
【30分繰り上げ】
KRT→TBS系 水曜19時台後半枠
源平芸能合戦
【火曜20:00へ移動】
TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ
(1958.9 - 1964.5)
TBS系 水曜19時台後半枠(当番組より朝日放送制作)
トムとジェリー
【ここまでTBS制作】
TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ
(1966.3 - 12)
朝日放送制作・TBS系列 水曜19時台後半枠
マイ・チャンネル!
TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ
(1967.5 - 11)
コンビでいこう!
つなぎ番組、朝日放送制作】

19:00-TWWAプロレス中継
19:54-スポットライト
【以上 TBS制作】
TBS系 水曜19時台後半枠
TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ
(1972.10 - 1973.9)
みんなで歌おう'73
【水曜21:00より移動】
TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ
(1977.4 - 9)
まんが日本絵巻
TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ
(1978.10 - 1982.9)
TBS水曜7時30分枠の連続ドラマ
(1984.5 - 9)
ザ・チャンス!
(19:20 - 19:58)
【火曜19時より拡大移動】
TBS 水曜19:58 - 20:00枠
パソコントラベル君ならどうする
(19:30 - 20:00)
TBS水曜7時30分枠のテレビドラマ
(1984.5 - 9)
テレビ大好き!
(月 - 金)