SGP (プロレス)

シアタープロレスSGP名古屋花鳥風月（シアタープロレス・エス・ジー・ピー・なごやかちょうふうげつ）は、名古屋市を中心に活動するプロレス団体。主催はG-TALENT。SGPは「Specialist Global Wrestling」の略称。設立当初の団体名及び略称はSGP（エス・ジー・ピー）。2014年8月24日に現在の団体名に改称。

概要

イギリスのプロレス団体「オールスター・レスリング」でデビューした逆輸入レスラー「尾内淳（現：ウルトラマンロビン）」がフリーランスとしてFMWに参戦後、円谷プロダクション公認の覆面レスラー「ウルトラマンロビン」として活動を始めた後、1994年10月8日、名古屋市・名古屋ダイアモンドホールにて旗揚げ戦を行う。

名古屋市を中心とした地域密着型プロレス団体として興行を行い、「ウルトラマン」の名を冠した唯一の円谷プロダクション公認レスラーとして、その協力の元、ウルトラマンのハヤタ役の黒部進やウルトラセブンのモロボシダン役の森次晃嗣をゲストに招きトークショーを行い、特撮ファンの注目を得る。

その後、メキシコで神父を行いながらルチャリブレのリングに上がり、孤児達を育てているフライ・トルメンタを招聘するなどの活動を行う。現在はトラブルにより断絶状態となっており、これに関しては両者の主張に食い違いがあり、今でも正式な理由は不明。

小規模ながら名古屋を中心に地道に活動を行っており、TAKAみちのくとのシングルマッチを実現させるなど精力的に活動。ロビン自身も国際プロレスプロモーションを始めとする、インディー団体に上がっている。2002年8月には名古屋市中スポーツセンター大会にて、桜庭あつことクイーン・ザ・ダダの異種格闘技戦を実現。また、みちのくプロレスにおいては2006年以降、宇宙大戦争の重要構成物となっている。

円谷プロの組織変更もあり、2011年以降はメフィラス星人、ダダ、ゼットンなどの怪獣、宇宙人との抗争に終止符^[1]。また2012年以降はテレビ愛知主催のマンモスフリーマーケット大会のみ、年に1回の興行開催ペースとなる(2015年現在)。

2014年8月24日、東京都・王子小劇場で行われたシアタープロレス花鳥風月でウルトラマンロビンがG-TALENTと契約したことが発表され、団体名も「SGP（エス・ジー・ピー）」から「シアタープロレスSGP名古屋花鳥風月（シアタープロレス・エス・ジー・ピー・なごやかちょうふうげつ）」に改称^[2]。