リングアナウンサー

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リングアナウンサー(Ring Announcer)は、ボクシングプロレスキックボクシング総合格闘技など、主にプロフェッショナルの格闘技の分野で、リング上で選手を紹介するコール及び試合結果のアナウンス等を行う人物の総称である。日本では、略してリングアナとも呼ばれる。

PRIDEレニー・ハートの様に、リングの外にブースを設置して選手紹介等のコールを行うスタイルもあり、便宜上このスタイルで行う者も同様にリングアナウンサーと呼ばれる。

概要[編集]

リングアナウンサーを肩書きとするプロと、本業を別に持ち、ゲストとしてリングアナウンサーを務める者に大別されるが、リングアナウンサーを肩書きとする者でも何らかの仕事を兼任している場合が多い。

特徴[編集]

リングアナウンサーを務める人物は、プロレスや格闘技以外の分野からも参加しているが、日本では青二プロダクション等に所属する声優が多数リングアナウンサーとしてプロレスや格闘技の分野に参入していることが特徴として挙げられる。また、プロレスや格闘技好きのタレント芸能人でも比較的参加しやすい分野のため、特別リングアナウンサーとしてイベントに参加する傾向にある。

一方、プロボクシングの場合は選手・トレーナー・レフェリーなどと同様にライセンス制度がある。ただし、ライセンスのない者でも一応の参加は可能ではあるが、ライセンスを持っていれば試合全体でのアナウンスが可能となる上に公式戦承認料の中から報酬が得られる。

リングアナウンサーの仕事[編集]

リングアナウンサーの大まかな仕事を以下に述べる。

試合開始前[編集]

最初にリングアナウンサーがリングに上がりイベントの開始を告げる。続いて、選手入場をアナウンス。

双方の選手がリングに上がった後、改めて試合開始の旨を告げ、それぞれの選手紹介を1人ずつ行う。ここでは体重(採用している階級分けによって単位がキログラムかパウンドかに分かれる。イベントによっては身長も)、肩書き(所属団体、王座獲得歴など)、キャッチフレーズも併せてコールされる。女子プロレスにおいては、試合によってはリングインした時点でその選手を紹介する場合もある。また、WWEのようにリング上でのアナウンスを省略する団体も存在する。選手紹介が終わった後、審判員が紹介される。ルール説明もここで行う。タイトルマッチ認定、花束贈呈、国歌斉唱なども告知する。アメリカなどの場合ボクシングのタイトルマッチの例として国歌斉唱(その前にやることがある)団体の名前、会長名、立会人の次にジャッジ、レフェリーを紹介、試合開始の旨を告げ、挑戦者と王者の順に読み上げる。

ゲスト参加のリングアナウンサーは試合開始前のみの担当がほとんどである。

特異な例としてDRAGON GATEDDTの対抗戦で選手コールをそれぞれのリングアナウンサーが分かれて担当したことがあった。

試合中[編集]

ここからはリングの下で行う。ラウンド開始はもちろん、試合停止や反則行為があった際にその旨を伝える。

特にプロレスではリングアナウンサーはタイムキーパーを兼任している事が多く、試合中は本部席で時計で時間を確認し、5分単位で経過時間をアナウンスする。日本の団体では出場選手に外国人選手が含まれている場合、日本語で時間経過をアナウンスした後に英語やスペイン語などでも経過時間がアナウンスされている。総合格闘技でもかつてのPRIDE→初期DREAMの第1Rのように時間の長いラウンドにおいては、経過時間をアナウンスする。

ボクシングでは第1ラウンド終了後のインターバル中に選手のプロフィール紹介も行う。

公開採点制度を導入している場合は当該ラウンド終了時にそれも伝える(アメリカ等の場合当該ラウンドの次のラウンドの開始早々に伝える)。

場外乱闘が起こった際には観客に対して注意を呼びかける。

試合終了後[編集]

試合終了時に結果(ボクシング・キックボクシングのKO、プロレス・総合格闘技のフィニッシュなどと併せて)を伝える。

試合が判定に入った場合は採点結果が判明後に併せてアナウンスする。判定の場合はリングに上がることもある。

日本のリングアナウンサー[編集]

プロ、ゲスト参加を問わずリングアナウンサーを務めた日本人。

プロレス[編集]

現在[編集]

※五十音順

過去[編集]

※年代順

各種格闘技[編集]

現在[編集]

過去[編集]

プロボクシング[編集]

日本以外のリングアナウンサー[編集]

アメリカ[編集]

関連項目[編集]