レイラック滋賀FC

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レイラック滋賀FC
原語表記 MIOびわこ滋賀
呼称 MIOびわこ滋賀
クラブカラー  
 
創設年 2005年
所属リーグ 日本フットボールリーグ
クラブライセンス (未承認)
ホームタウン 滋賀県草津市東近江市[1]
ホームスタジアム
東近江市布引運動公園陸上競技場
甲賀市水口スポーツの森陸上競技場
収容人数 5,060(東近江)
3,000(甲賀)
運営法人 株式会社Mi-Oスポーツ
代表者 権田五仁
監督 日本の旗 東広樹
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
株式会社Mi-Oスポーツ
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 525-0031
滋賀県草津市若竹町8-38
大五ビルディング3F
業種 サービス業
法人番号 4160001014070 ウィキデータを編集
事業内容 サッカークラブの運営他
代表者 権田五仁(代表取締役社長)
主要子会社 特定非営利活動法人元気っずミーオ
外部リンク 公式ウェブサイト
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MIOびわこ滋賀(ミーオびわこしが、MIO Biwako Shiga )は、滋賀県草津市東近江市をホームタウンとするサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。

概要

草津市で活動していたジュニアユースクラブチーム『FC Mi-O キャットフィッシュ Kusatsu』を源流とする。当時関西サッカーリーグ1部に所属していた佐川急便京都サッカー部2006年に廃部になった際、その受け皿として社会人トップチームを設置し『FC Mi-O びわこ Kusatsu』と改名。その後2008年MIOびわこ草津2012年にはMIOびわこ滋賀へ改称している。運営会社は株式会社Mi-Oスポーツ。

ホームスタジアムは東近江市布引運動公園陸上競技場であり、2013年のJリーグ準加盟申請時にも同競技場をホームスタジアムとして申請している(詳細は#ホームスタジアムを参照)。

クラブ名の "MIO" とは近江の逆さ読みの意味と、イタリア語で“みんなの”、“愛すべき”という意味を持つ。クラブカラーは自然をイメージしたグリーンと、“母なる湖”琵琶湖をイメージしたブルーの2色。チームエンブレムはチーム名の「MIO」の下に琵琶湖の特産でもあり、ジュニアユースクラブ時代にチーム愛称としていたナマズ(英語名:Catfish)を描き、上部には創設年の1995年を表している。チームマスコット・キャラクターはナマズをモチーフにした『MIONARI(みおなり)』。

歴史

チーム成績・歴代監督

佐川急便京都サッカー部

年度 所属 順位 勝点 試合 監督
2005 関西2部 優勝 37 14 12 1 1 55 8 47 中尾幸太郎

MIOびわこ草津・MIOびわこ滋賀

年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 天皇杯 監督
2006 関西1部 2位 26 14 8 2 4 28 17 11 県予選敗退 中尾幸太郎
2007 2位 34 14 10 2 2 48 11 37 2回戦敗退 中尾幸太郎/戸塚哲也
2008 JFL 14位 38 34 10 8 16 40 62 -22 県予選敗退 平岡直起/東広樹
2009 8位 48 34 13 9 12 51 43 8 和田治雄
2010 11位 46 34 13 7 14 51 56 -5 2回戦敗退
2011 13位 38 33 11 5 17 43 65 -22 県予選敗退 和田治雄/東広樹
2012 8位 43 32 11 10 11 53 52 1 東広樹
2013 16位 30 34 8 6 20 40 56 -16 1回戦敗退
2014 12位 22 26 6 4 16 24 50 -26 県予選敗退 東広樹/川島弘治
2015 11位 34 30 9 7 14 36 41 -5 2回戦敗退 中尾幸太郎
2016 9位 40 30 11 7 12 38 45 -7 1回戦敗退 中口雅史
2017 13位 27 30 6 9 15 33 51 -18 県予選敗退
2018 7位 46 30 13 7 10 38 35 3 2回戦敗退
2019 9位 40 30 11 7 12 27 40 -13 1回戦敗退
2020 9位 20 15 6 2 7 23 27 -4 2回戦敗退 大槻紘士
2021 12位 37 32 10 7 15 35 48 -13 県予選敗退
2022 16位 21 30 5 6 19 21 57 -36 1回戦敗退 大槻紘士/東広樹

タイトル

カップ戦

  • 全国社会人サッカー選手権大会:1回
    • 2007年
  • 滋賀県サッカー選手権大会(滋賀FAカップ兼天皇杯滋賀県予選):9回
    • 2007年、2010年、2013年、2015年、2016年、2018年、2019年、2020年、2022年

ホームスタジアム

過去のホームゲーム開催スタジアムは下表の通りである。クラブ発祥地の草津市にはJFLJリーグが開催可能なスタジアムがないため、JFL加盟当初から周辺自治体の競技場を使用している。

年度別入場者数

年度 所属 合計
入場者数
最多入場者数 最少入場者数 平均
入場者数
試合数 ホームゲーム
開催スタジアム
入場者数 相手 会場 入場者数 相手 会場
2008 JFL 14,511 2,102 富山 湖南 307 ソニー 湖南 854 17 湖南17
2009 16,929 2,058 長崎 皇子山 338 琉球 上野競 996 17 湖南11、皇子山5、上野競1、鈴鹿1
2010 13,474 2,144 ジェフR 163 流経大 湖南 793 17 湖南9、皇子山5、東近江2、上野競1
2011 10,724 1,263 Honda 東近江 189 栃木U 671 17 東近江8、湖南7、皇子山1、甲賀1
2012 10,189 1,091 佐川印刷 224 ロック 637 16 東近江11、湖南4、甲賀1
2013 9,233 2,206 讃岐 208 Honda 東近江 543 17 東近江9、甲賀6、湖南2
2014 8,374 1,713 ソニー 224 横河 644 13 東近江9、甲賀4
2015 13,414 2,541 FC大阪 388 八戸 甲賀 894 15 東近江10、甲賀4、皇子山1
2016 10,195 1,810 流経大D 甲賀 253 Honda 680 15 東近江9、甲賀6
2017 9,771 1,955 浦安 東近江 191 三重 651 15 東近江9、甲賀6
2018 7,674 1,526 今治 甲賀 182 武蔵野 512 15 東近江9、甲賀6
2019 8,292 1,523 Honda 東近江 206 FC大阪 553 15 東近江12、甲賀3
2020 2,479 832 武蔵野 178[5] 宮崎 413[6] 8 東近江4、甲賀4
2021 7,729 1,167 大分 212[7] 三重 東近江 552[8] 16 東近江15、甲賀1

ユニフォーム

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd) 水色 水色
GK(1st)
GK(2nd)
FP 1st
FP 2nd
GK 1st
GK 2nd

チームカラー

  •   緑、 

ユニフォームスポンサー

掲出箇所 スポンサー名 表記 掲出年 備考
東近江市 東近江市 2014年 - 2015年 - 2018年は「HIGASIOHMI」表記
鎖骨 ロマラン Dr.Melon 2021年 - 両側に表記
背中上部 黒田紙業 KURODA
SHIGYO
2009年 - 2008年は袖
2008年 - 2014年は「黒田紙業」表記
背中下部 麗ビューティー皮フ科クリニック 麗ビューティー皮フ科クリニック
Rei Beauty Dermatology Clinic
2020年 -
ユメシガ ユメシガ 2021年 -
パンツ前面 エールコーポレーション YELL
CORPORATION
エールコーポレーション
2008年 - 2006年 - 2007年は胸
2006年 - 2007年は
「エールコーポレーション」表記
パンツ背面 なし - -

ユニフォームサプライヤーの遍歴

歴代ユニフォームスポンサー表記

年度 箇所 サプライヤー
鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面
2006 エールコーポレーション 解禁前 - 解禁前 - - 解禁前 PUMA
2007
2008 - 黒田紙業 YELL
CORPORATION
エールコーポレーション
svolme
2009 黒田紙業 asuku KIKA
2010 草津線全線開通
120th
滋賀県草津線複線化促進期成同盟会
2011 滋賀県
みんなで乗って実現 草津線複線化
滋賀県草津線複線化促進期成同盟会
2012 -
2013 - NIKE
2014 東近江市
2015 HIGASHIOHMI KURODA
SHIGYO
2016 -
2017
2018 -
2019 東近江市 JOGARBOLA
2020 麗ビューティー皮フ科クリニック
Rei Beauty Dermatology Clinic
-
2021 Dr.Melon ユメシガ
2022

スポンサー

レイジェンド滋賀との合併構想

現在滋賀県においてはJリーグの正会員、百年構想クラブ(準会員)が共に存在しない「Jリーグ空白県」となっている。MIOびわこ滋賀においても、Jリーグ加盟へ向けて百年構想クラブを申請しているが、現在も継続審議中であり、特にJリーグからは活動地域が、同じ滋賀県を拠点としているレイジェンド滋賀と、特に湖東・湖南地域での活動地域の重複を問題視している。また加えて、資金難であることや、滋賀県内においてJリーグクラブライセンス基準に充足した競技場(J3加盟の場合、最低でも原則として5000人程度収容の座席が必要)がないことも、Jリーグ加盟へ向けた課題となっている。

そこで、滋賀県サッカー協会が主導権を握り、MIOびわこ滋賀とレイジェンド滋賀を合併させてチームの一体運営へ向けて協議を進め、2015年4月に大筋合意したと京都新聞が取材・報道した。今後、まず2015年夏に新法人を設立、統合した新チームを2015年末の百年構想クラブの審査承認を経て、早ければ2017年のJ3リーグ参入を目指すとしていた[9] が、一部の報道[10] では2015年9月に合併が破談となったと報じられている。このため当初目標の2017年のJ3昇格は実現しなかった。

脚注

  1. ^ Jリーグ準加盟申請クラブについて (PDF)
  2. ^ リーグ準加盟申請 書類提出のお知らせ - 2013年6月29日MIOびわこ滋賀HP
  3. ^ 「Jリーグ準加盟」審査結果について - 2013年9月17日MIOびわこ滋賀HP
  4. ^ "大槻 紘士 監督 解任のお知らせ" (Press release). MIOびわこ滋賀. 27 September 2022. 2022年9月27日閲覧
  5. ^ 無観客試合を除く
  6. ^ 無観客試合を除く
  7. ^ 無観客試合を除く
  8. ^ 無観客試合を除く
  9. ^ 滋賀の2クラブ、Jリーグ目指し一本化へ MIOとレイジェンド(2015年5月2日 京都新聞 2015年5月19日閲覧)
  10. ^ MIOびわこ滋賀とレイジェンド滋賀の合併が破談 - 2015年9月2日 soccer now

関連項目

外部リンク