JJ (雑誌)
JJ | |
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ジャンル | ファッション |
読者対象 | 女性 |
刊行頻度 | 隔月刊 → 月刊 |
発売国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
出版社 | 光文社 |
刊行期間 | 1975年(昭和50年) - |
姉妹誌 | CLASSY.、VERY |
ウェブサイト | JJ★NET |
『JJ』(ジェイ・ジェイ)は、日本の女性ファッション雑誌である。光文社による月刊誌。
主な対象読者は女子大生で、「男好みのコンサバファッション」を中心に扱っていることで知られる[1]。
概要
1975年(昭和50年)に『女性自身』別冊として隔月刊で創刊された。創刊編集長は並河良(のち光文社社長、現会長)。創刊号の表紙モデルはケレン吉川、撮影は篠山紀信であった。1978年から『JJ』として月刊化される。
誌面でおもに紹介されるファッションは、いわゆるコンサバ系(コンサバファッション)である[2]。同誌の成功により、他社も『CanCam』『ViVi』『Ray』などの、ロゴデザインから誌内レイアウトまでコンセプトをそっくり真似た女子大生向けファッション誌を続々と創刊させた。のちにこれら4誌は誌面構成の類似性、発売日がすべて同じ23日であることから「赤文字雑誌」と呼ばれるようになる。
創刊以降、バブル景気時期を経て長年の間「赤文字雑誌」の売り上げ部数トップを誇っていたが、2000年代に入ってから『CanCam』が行ったモデルのタレント化戦略の成功により急激に部数を落とし、現在では実売部数にして『ViVi』『CanCam』の半分以下と低迷している[要出典]。
2010年(平成22年)以降は、一般の読者モデルのほか、自ら会社を経営しファッションブランドを展開する「おしゃP」(おしゃれプロデューサー)と呼ばれる人物を前面に押し出した誌面づくりを行っている。
男性が登場する誌面もあり、兄弟/姉妹誌にあたる男性ファッション誌『Gainer』のモデルが主に起用されている。
素人モデルの起用
創刊当時、日本のファッション雑誌として先行した『an・an』『non-no』は外国人モデルが着た最新のモードの紹介が中心であったが、同誌は素人の女子大生やOLをモデルとして起用。ショップ名や商品名、価格が明記された誌面作りとあわせて、大反響を得た[3]。これについて当時の編集長の並河は「先端のファッションは、どうでもいいと思った。あ、あそこにもいる、ここにもいる、と感じたところで拾いあげる。そのタイミングと、拾うエリアが読者にとってのリアリティーだと思った」と述べている[4]。なお同誌はモデル個人にスポットを当てた企画以外ではモデルの名前は示されなかったが、近年[いつ?]になって専属モデル名を表示するようになった。
流行の発信源として
同誌は創刊号で「ニュートラ」を取り上げると、以降も9回に渡って「ニュートラ」を特集。「ニュートラ」流行のきっかけとなった。また1970年代後半には「ハマトラ」を提唱し、やはりブームとして育てた。近年では可愛ゴーや名古屋嬢、おしゃPなどが、同誌を発信源とした流行として挙げられる。
モデル
現在活躍中のモデル
- 加藤夏希
- 浦浜アリサ
- 寺本愛美
- ニコル
- オードリー亜谷香
- クリスティーナ
- Nanami
- 宮坂絵美里
- 土岐田麗子
- 神戸蘭子
- 小林さり
- 上原歩
- 南條有香
- 大川藍(アイドリング!!!)
- 村上デヴィン
- 青山レイラ
- マギー
- 滝沢カレン
- 池田沙絵美
- 荒井玲良(SUPER☆GiRLS)
かつて登場したモデル
- 伊藤裕子
- 池田晶子
- 植松真実
- 梅宮アンナ
- 太田在
- 大友みなみ
- 落合砂央里
- 小畑由香里
- 小野リエ
- 賀来千香子
- 樫本知永子
- 片瀬那奈
- 金子絵里
- 久保田友紀
- 近藤圭都
- 斉藤有紀子
- さくら
- 椎名まゆみ
- 島村まみ
- 清水あき
- 杉本有美
- 外山典子
- 園原佑紀乃
- SONOMI
- 高垣麗子
- 高橋亮子
- 角田ともみ
- 中村みづほ
- 西村美保
- 能世あんな
- 東原亜希
- 藤本恵理子
- マリー・クラビン
- 設楽りさ子
- 山田明子
- 田波涼子
- 畑野浩子
- ビビアーニ大野
- 平子理沙
- 藤原紀香
- ブレンダ
- 松田樹里
- 真山景子
- 山岸舞彩
- 吉川十和子
- 悠美
- RINA
- 梨花
- Mie
- 黒木メイサ
- 万梨音
- 陳法拉
- 池田カトリーナ
- 有村実樹
- 桜井裕美
- LIZA
- 宇井愛美
- 多嶋沙弥
- 源崎トモエ