コンサバファッション
コンサバファッションとは、保守的なファッション傾向を表す言葉。狭義では日本の女性のファッション嗜好のひとつを指す。
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[編集] 概要
コンサバは「コンサバティブ」(conservative:保守)の略。対義語は「アバンギャルド」または「コンテンポラリー」。しきたりに囚われない革新的なセンスを重んじるモード系、ユニセックス寄りのセンスでラフな衣類を纏うカジュアルに対し、衣服・文化の伝統を重んじたエレガントかつ主張の控えめな装いで、略式正装とも関係が深い。
[編集] 歴史
日本では1975年以降、神戸のお嬢様風スタイル“ニュートラ”ブームを経て、1985年頃からバブル景気を迎えると、巷で女子大生ブームが席巻した。長い黒髪に太い眉、肩パッドの入ったかっちりとしたレディーススーツ・ブラウス、ブランドもののスカーフ、タイトスカート等、赤文字雑誌(JJ、CanCam、ViVi、Ray)と呼ばれるファッション雑誌が標榜する洋装を「コンサバ」と称し、お嬢様(淑女)のアイコンとしてもて囃された。
[編集] 現代のコンサバ
バブル景気の女子大生ブーム、コンサバブームもやがてバブル崩壊・時代の流れと共に死語と化した。しかし女性のお嬢様スタイルへの羨望は現代に至るまで依然衰えることなく、モード系ファッション、ギャルファッション、カジュアルファッション等と識別する為に、女性らしく上質なファッションを今でもあえて「コンサバ」と形骸的に指すことがある。
コンサバブーム以降の日本のコンサバファッションは、女性を美しく見える要素を強調し、トレンドを取り入れた装いである。かつては不良の象徴であった茶髪、鉱夫の作業着として外出着としては非礼とされるジーンズ、上流階級ならではのステータスシンボルであった高級ブランドのバッグを一般的な女子大生やOLが所持する等、古くからの概念にとらわれない装いを取り入れ、またあらわにした肌や人目を引く華美で淑女とは乖離したスタイルも少なくなく、本来の意味とはいささか矛盾している。2000年以降、セクシーさを強調したコンサバはお姉系とも呼ばれる。
[編集] 関連項目
- 神戸系ファッション
- アシヤレーヌ
- シロガネーゼ
- ファッション雑誌
- 名古屋嬢
- 山の手
- 浅野ゆう子:バブル景気当時、コンサバファッションの手本とされた女優
- 君島十和子:コンサバファッションのカリスマとして有名
- オードリー・ヘップバーン
- ミッチー・ブーム
- 赤文字雑誌
- 秘書技能検定:面接試験では正統のコンサバファッションに近しい服装が求められる。
[編集] 外部リンク
- 70年代のファッション(「ファッションの歴史」より)