IBM 705

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2021年8月16日 (月) 23:58; 影佑樹 (会話 | 投稿記録) による版 (サブカテゴリCategory:コンピュータ (歴代)との重複の修正)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

IBM 705(アイビーエム705)は、1953年に発表されたIBM 702の後継機種であり、翌年の1954年に発表された。

IBM 705 はIBM 702とほぼ互換性のあるアーキテクチャであるが、微妙な差異があり、完全な互換性は無い。データ形式は、可変長の文字列であり、終端に「レコードマーク」を置く。命令形式は、5文字で、うち1文字が命令コード、4文字がアドレスである。レジスタは、1つのアキュムレータで256文字分のサイズがあり、16文字の補助記憶装置が14個と32文字の補助記憶装置が1個ある。メモリは、2万文字、4万文字、8万文字の容量があり、モデルによって異なる。

関連項目[編集]

  • IBM 702
  • IBM 7080 - IBM 705 のトランジスタ化版であり、他にも様々な改善が施されている。