FCアウクスブルク

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FCアウクスブルク
原語表記 Fußball-Club Augsburg 1907 e. V
クラブカラー     朱色・   
創設年 1907年
所属リーグ ブンデスリーガ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン アウクスブルク
ホームスタジアム WWKアレーナ
収容人数 30,660人
代表者 ドイツの旗 クラウス・ホフマン
監督 ドイツの旗 エンリコ・マーセン
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

FCアウクスブルクFußball-Club Augsburg 1907 e. V.)は、ドイツバイエルン州アウクスブルクに本拠地を置くサッカークラブ。2022-23シーズンは、国内プロトップリーグであるブンデスリーガに所属しており、クラブ会員数18,800人はシュヴァーベン県に拠点を構えるサッカークラブの中で最も多い会員数である[1]

歴史

1907年8月8日、FKアレマニア・アウクスブルク (Fußball-Klub Alemania Augsburg)として設立された。第二次世界大戦前までにおける最大の成功は、1940年のバイエルン・リーグ準優勝である。1970年代から1980年代前半にかけては、ブンデスリーガ2部と地域リーグ(3部、現在のレギオナルリーガ)を往復し、その後はほぼレギオナルリーガ3部に定着していた。

2000年にオーバーリーガ(4部)に降格したものの、2シーズンで3部へ復帰を果たした。2006年、レギオナルリーガで2位以下に大差の勝ち点をつけて優勝を果たし、23年ぶりのブンデスリーガ2部昇格を果たし、その06-07シーズンでは14勝10分10敗の得失点差+11で7位という成績を収めた。

2010-2011年シーズンでは2位となり、クラブ史上初となる1部への昇格を果たした。2011年10月15日、1部初ゲームとなったこの日の1.FSVマインツ05戦にて0-1と勝利し、1部初勝利を挙げた。1部1シーズン目は安定した成績を収め、余裕を持って残留となったが、2シーズン目は、得点源として期待されたアリスティド・バンセの不調などもあり、リーグ前半戦で勝ち点9と極度の不振に陥った。しかし、冬に加入した新戦力池東沅が後半戦のみで5ゴールを挙げるなど、リーグ後半で勝ち点24を稼ぎ、最終節のグロイター・フュルト戦に勝利したことで降格権を抜け出し、劇的な残留を果たした。

2014-15シーズン、40歳の青年監督マルクス・ヴァインツィールに率いられたアウクスブルクは躍進し、ラグナル・クラヴァンラウール・ボバディジャらDF陣の奮闘もあり、リーグ戦5位でフィニッシュを決めた。これにより、クラブ史上初のUEFAヨーロッパリーグ出場権を手にすることができた。

2015-16シーズンは、ヨーロッパリーグとリーグ戦の過密日程により主力に怪我人が続出。10月には順位を18位まで落としたが、GKのマルヴィン・ヒッツによるビッグセーブや1月に加入し、残留が掛かったライバルとの試合で得点を重ねたアルフレズ・フィンボガソンの努力が実り、シーズンを12位で終えた。

タイトル

国内タイトル

国際タイトル

  • なし

過去の成績

シーズン ディビジョン DFBポカール
リーグ 順位
2002-03 レギオナルリーガ南部 36 17 8 11 55 39 59 3位 -
2003-04 レギオナルリーガ南部 34 15 7 12 57 41 52 4位 -
2004-05 レギオナルリーガ南部 34 17 10 7 62 36 61 4位 -
2005-06 レギオナルリーガ南部 36 23 7 6 73 26 76 1位 -
2006-07 ブンデスリーガ2部 34 14 10 10 43 32 52 7位 1回戦敗退
2007-08 ブンデスリーガ2部 34 10 8 16 39 51 38 14位 1回戦敗退
2008-09 ブンデスリーガ2部 34 10 10 14 43 46 40 11位 2回戦敗退
2009-10 ブンデスリーガ2部 34 17 11 6 60 40 62 3位 準決勝敗退
2010-11 ブンデスリーガ2部 34 19 8 7 58 27 65 2位 ベスト16
2011-12 ブンデスリーガ1部 34 8 14 12 36 49 38 14位 ベスト16
2012-13 ブンデスリーガ1部 34 8 9 17 33 51 33 15位 ベスト16
2013-14 ブンデスリーガ1部 34 15 7 12 47 47 52 8位 ベスト16
2014-15 ブンデスリーガ1部 34 15 4 15 43 43 49 5位 1回戦敗退
2015-16 ブンデスリーガ1部 34 9 11 14 42 52 38 12位 ベスト16
2016-17 ブンデスリーガ1部 34 9 11 14 35 51 38 13位 2回戦敗退
2017-18 ブンデスリーガ1部 34 10 11 13 43 46 41 12位 1回戦敗退
2018-19 ブンデスリーガ1部 34 8 8 18 51 71 32 15位 準々決勝敗退
2019-20 ブンデスリーガ1部 34 9 9 16 45 63 36 15位 1回戦敗退
2020-21 ブンデスリーガ1部 34 10 6 18 36 54 36 13位 2回戦敗退
2021-22 ブンデスリーガ1部 34 10 8 16 39 56 38 14位 2回戦敗退
2022-23 ブンデスリーガ1部 34

欧州の成績

現所属メンバー

2022年8月31日[2]現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK ポーランド ラファウ・ギキエヴィツ
2 DF ポーランド ロベルト・グムニー
3 DF デンマーク マッズ・ペデルセン
4 DF イングランド リース・オックスフォード () ★
5 MF ドイツ トビアス・シュトローブル
6 DF オランダ ジェフリー・ハウウェレーウ ()
7 FW ドイツ フロリアン・ニーダーレヒナー
8 MF エクアドル カルロス・グルエソ
9 FW ボスニア・ヘルツェゴビナ エルメディン・デミロヴィッチ ()
10 MF ドイツ アルネ・マイアー
11 FW ドイツ メルギム・ベリシャ ()()
13 MF ドイツ エルヴィス・レジュベツァイ () ()
14 MF オーストリア ユリアン・バウムガルトリンガー
16 MF スイス ルベン・バルガス () ★
17 MF ナイジェリア ノア・サレンレン・バゼー ()
19 DF ドイツ フェリックス・ウドゥオカイ ()
No. Pos. 選手名
20 MF ドイツ ダニエル・カリジューリ ()
21 FW ドイツ ルーカス・ペトコフ ()
22 DF ブラジル イアゴ ()
23 DF ドイツ マクシミリアン・バウアー
24 MF フィンランド フレドリック・イェンセン
25 GK ドイツ ダニエル・クライン
26 DF デンマーク フレデリク・ウィンター
28 MF ドイツ アンドレ・ハーン
30 MF ドイツ ニクラス・ドルシュ
32 DF ドイツ ラファエル・フラムベルガー
37 FW ドイツ モーリス・マローン ()
39 GK ドイツ ベンヤミン・レナイス
40 GK チェコ トマーシュ・コウベク
42 DF ドイツ アーロン・ツェーンター
44 MF ドイツ ハンリ・カウドソウ

※括弧内の国旗はその他の保有国籍を、星印はEU圏外選手を示す。

監督

ローン移籍選手

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
11 FW ドイツ メルギム・ベリシャ (フェネルバフチェSK)
No. Pos. 選手名
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
-- DF クロアチア ヨゾ・スタニッチ (NKヴァラジュディン)
-- MF ドイツ ティム・ツィヴェヤ (FCインゴルシュタット04)
-- MF ドイツ ラッセ・ギュンター (SSVヤーン・レーゲンスブルク)
No. Pos. 選手名
-- MF ドイツ フェリックス・ゲッツェ (ロートヴァイス・エッセン)
-- FW ベネズエラ セルヒオ・コルドバ (レアル・ソルトレイク)
-- FW アメリカ合衆国 リカルド・ペピ (FCフローニンゲン)

2021-22シーズン移籍

歴代監督

歴代所属選手

GK

DF

MF

FW

脚注

  1. ^ Der FCA in Kürze” (ドイツ語). fcaugsburg.de (2019年11月24日). 2019年12月24日閲覧。
  2. ^ Team” (ドイツ語). FC Augsburg. 2022年9月1日閲覧。

外部リンク