アレックス・アクーニャ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Alex Acuñaから転送)
アレックス・アクーニャ
Alex Acuña
基本情報
出生名 アレハンドロ・アクーニャ
Alejandro Acuña
生誕 ペルーの旗 ペルー、パティビルカ
出身地 (1944-12-12) 1944年12月12日(79歳)
ジャンル ジャズフュージョンアフロ・キューバン・ジャズポップス
職業 ドラマーパーカッショニスト
担当楽器 ドラムパーカッション
共同作業者 ウェザー・リポート

アレックス・アクーニャ(Alex Acuña)、本名アレハンドロ・ネシオスープ・アクーニャ(Alejandro Neciosup Acuña、1944年12月12日 - )は、ペルー出身のドラマーパーカッショニスト

略歴[編集]

ペルーのパティビルカで生まれ、10歳より地元のバンドで演奏を始める。10代の頃、リマに移る。18歳の時にペレス・プラードのバンドに加わり、1967年プエルトリコへ移った。1974年ラスベガスへと移り、エルヴィス・プレスリーダイアナ・ロス等と共演している。その後、フュージョン・バンド、ウェザー・リポートに参加し、アルバム『ブラック・マーケット』と『ヘヴィ・ウェザー』を録音した。1978年にバンドから離れ、ロサンジェルスを起点にセッション・ミュージシャンとして活動するようになり、ポール・マッカートニージョニ・ミッチェルエラ・フィッツジェラルドチック・コリアホイットニー・ヒューストンプラシド・ドミンゴフィル・ケギーサム・フィリップスジョー・ザヴィヌルウェイン・ショーターハービー・ハンコックカルロス・サンタナアントニオ・カルロス・ジョビンベックロバータ・フラックU2アル・ジャロウ松任谷由実等と共演した。1980年代には、クリスチャン・ジャズ・バンドのコイノニアにも参加している。

現在はカリフォルニア大学ロサンゼルス校バークリー音楽大学で教鞭もとっている。

受賞歴[編集]

  • "Best Latin/Brazilian Percussionist", Modern Drummer's Readers Poll.

ディスコグラフィ[編集]

リーダー・アルバム[編集]

  • 『シンキング・オブ・ユー』 - Thinking of You (1992年) ※アレックス・アクーニャ&アンノウンズ名義
  • Tolú (1999年) ※Alex Acuña & Justo Almario名義
  • Acuarela de Tambores (2000年) ※グラミー賞ノミネート
  • Los Hijos del Sol: To My Country (2002年) ※Alex Acuña & Eva Ayllón名義
  • Bongó De Van Gogh (2002年) ※Tolú / Alex Acuña & Justo Almario名義
  • No Accent (2005年)
  • 『ラティーノ』 - Latino (2005年) ※オトマロ・ルイーズ、エイブラハム・ラボリエル、アレックス・アクーニャ名義
  • Jungle City (2009年) ※Acuña、Hoff、Mathisen名義
  • Barxeta (2012年) ※Acuña、Hoff、Mathisen名義

脚注[編集]

外部リンク[編集]