魁ごう功

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本来の表記は「魁罡功」です。この記事に付けられた題名は記事名の制約から不正確なものとなっています。
魁罡 功 相撲力士
基礎情報
四股名 大村 功 → 二子龍 功 → 魁罡 功 → 二子竜 功
本名 大村 功
生年月日 1940年6月29日(73歳)
出身 青森県青森市
身長 182cm
体重 111kg
BMI 33.51
所属部屋 二子山部屋(入門時は花籠部屋
得意技 右四つ、投げ、捻り、小股掬い
成績
現在の番付 引退
最高位 西前頭5枚目
生涯戦歴 307勝277敗(63場所)
幕内戦歴 40勝50敗(6場所)
優勝 十両優勝1回
データ
初土俵 1960年9月場所
入幕 1969年1月場所
引退 1971年3月場所
引退後 年寄・放駒
備考
2013年9月18日現在

魁罡 功(かいごう いさお、1941年11月16日 - )は、青森県青森市出身の元大相撲力士。現役時代は二子山部屋(入門時は花籠部屋)に所属した。本名は大村 功(おおむら いさお)。現役時の体格は182cm、111kg。得意手は右四つ、投げ。最高位は西前頭5枚目(1969年5月場所、同年11月場所)。

来歴[編集]

数ある四股名の中でも、最も読めない名の一つに挙げられる。魁罡とは「星の王様」を意味するという。

中学生時代は自動車部に所属し運転手を志していた。しかし、自動車以上に相撲が好きであったこともあり、巡業で横綱・初代若乃花が青森に訪れた際には、自ら若乃花に入門の意志を伝えそのまま上京してしまった。そして、若乃花の内弟子のような形で花籠部屋に入門し、1960年9月場所で初土俵を踏んだ。

1962年には若乃花の二子山親方が花籠部屋から独立することになり、山中(後の小結二子岳)らと共に二子山部屋に移籍。体重がなかなか増えなかったため三段目幕下でやや苦労したが、稽古で足腰と腕力を強化し軽量を補って行き、徐々に上位でも勝ち越せる様になっていった。1968年5月場所に十両昇進。同年11月場所では、西十両3枚目の地位で12勝3敗の好成績を残して十両優勝を果たし、翌1969年1月場所で新入幕を果たした。

右四つが得意であったが、小兵の体格を生かし立合いから低く潜り込んでも力を発揮し、小股掬いなど巧みな技を見せた。同年11月場所は再び自己最高位タイの西前頭5枚目の地位で迎えたが、4勝11敗と大きく負け越してしまった。本来ならば十両に陥落するような地位ではなかったが、番付運に泣かされ、翌1970年1月場所では東十両筆頭まで番付を落とした。

以降も再入幕を目標に相撲を取り続けたが、十両の下位と上位を往復する生活が続いた。再起をかけて1971年3月場所では「二子竜」と改名したが、東十両11枚目の地位で4勝11敗という結果に終わり幕下陥落が止むを得なくなったため、千秋楽の一番を最後に現役を引退した。

引退後は直ちに角界を去るつもりでいたが、二子山親方が本人の了承を得ずに、年寄・放駒の襲名届を提出してしまった。しかし、廃業の意志は固かったため翌日には廃業した。年寄襲名期間は1日で終わり、今後も破られないであろう年寄最短襲名記録を作った。

廃業後は名古屋市内で、飲食店を経営した。

主な戦績[編集]

  • 通算成績:307勝277敗 勝率.532
  • 幕内成績:40勝50敗 勝率.444
  • 現役在位:63場所
  • 幕内在位:6場所
  • 各段優勝:十両優勝1回(1968年11月場所)

場所別成績[編集]

魁罡 功
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
1960年
(昭和35年)
x x x x (前相撲) 東 序ノ口 #22
5–2
 
1961年
(昭和36年)
西 序二段 #84
4–3
 
西 序二段 #47
3–4
 
西 序二段 #61
3–4
 
西 序二段 #70
3–4
 
東 序二段 #74
6–1
 
西 三段目 #118
6–1
 
1962年
(昭和37年)
東 三段目 #59
4–3
 
西 三段目 #42
4–3
 
東 三段目 #34
5–2
 
東 幕下 #91
2–5
 
西 三段目 #13
4–3
 
西 三段目 #3
3–4
 
1963年
(昭和38年)
東 三段目 #13
4–3
 
西 三段目 #1
4–3
 
西 幕下 #83
6–1
 
東 幕下 #52
5–2
 
西 幕下 #34
4–3
 
西 幕下 #27
3–4
 
1964年
(昭和39年)
東 幕下 #36
4–3
 
東 幕下 #27
3–4
 
東 幕下 #30
5–2
 
西 幕下 #18
4–3
 
東 幕下 #14
5–2
 
西 幕下 #7
3–4
 
1965年
(昭和40年)
西 幕下 #10
3–4
 
西 幕下 #13
3–4
 
西 幕下 #17
3–4
 
西 幕下 #20
3–4
 
東 幕下 #23
4–3
 
西 幕下 #19
5–2
 
1966年
(昭和41年)
東 幕下 #11
3–4
 
東 幕下 #13
4–3
 
西 幕下 #11
4–3
 
東 幕下 #9
4–3
 
東 幕下 #8
4–3
 
東 幕下 #7
1–6
 
1967年
(昭和42年)
東 幕下 #26
3–4
 
西 幕下 #29
4–3
 
西 幕下 #29
6–1
 
東 幕下 #8
4–3
 
西 幕下 #5
4–3
 
東 幕下 #3
3–4
 
1968年
(昭和43年)
西 幕下 #6
6–1
 
東 幕下 #1
4–3
 
西 十両 #12
9–6
 
東 十両 #6
9–6
 
西 十両 #2
7–8
 
西 十両 #3
優勝
12–3
1969年
(昭和44年)
東 前頭 #11
8–7
 
東 前頭 #9
8–7
 
西 前頭 #5
5–10
 
東 前頭 #10
6–9
 
東 前頭 #13
9–6
 
西 前頭 #5
4–11
 
1970年
(昭和45年)
東 十両 #1
6–9
 
東 十両 #4
7–8
 
東 十両 #5
5–10
 
西 十両 #12
8–7
 
西 十両 #11
9–6
 
東 十両 #8
6–9
 
1971年
(昭和46年)
東 十両 #12
8–7
 
東 十両 #11
引退
4–11–0
x x x x
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 十両・幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)


改名歴[編集]

  • 大村 功(おおむら いさお)1960年9月場所
  • 二子龍 功(ふたごりゅう-)1960年11月場所-1967年5月場所
  • 魁罡 功(かいごう-)1967年7月場所-1971年1月場所
  • 二子竜 功(ふたごりゅう-)1971年3月場所

年寄変遷[編集]

  • 放駒 功(はなれごま いさお)1971年3月28日~同年3月29日

関連項目[編集]