聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話

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聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
ジャンル 少年漫画ファンタジー漫画
漫画:聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話
作者 車田正美
出版社 秋田書店
掲載誌 週刊少年チャンピオン
レーベル 少年チャンピオン・コミックス エクストラ
発表期間 2006年36・37合併号 -
巻数 9巻(2014年06月時点)
話数 68話(9巻時点)
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聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』(セイントセイヤ ネクスト ディメンション めいおうしんわ)は、車田正美の漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて不定期連載中。

概要[編集]

ギリシア神話をモチーフとした物語と、正義のために戦う少年達の姿を描き「聖闘士(セイント)」「聖衣(クロス)」「小宇宙(コスモ)」などのネーミングと共に1980年代後半に人気を博した『聖闘士星矢』(以下、前作と表記)の完全新作として発表される。

2006年4月『週刊少年チャンピオン』22・23合併号誌上にて、前作のラストエピソードを再編集し、描き下ろしたプロローグが掲載され、同年8月の36・37合併号より、袋とじでの全ページフルカラー作品として連載開始する。従来の漫画作品では、扉絵や巻頭などの一部にカラー化がある程度で、全ページフルカラーでの連載は車田自身が作業的に到底不可能と考えていたものの、コンピュータグラフィックス技術の導入によってそれが実現したという[1]。しかし、週刊連載では全ページフルカラーという制作体制の維持が困難であるとの判断で、掲載形式を2006年38号以降は不定期連載に改められた。Part9以降は袋とじではなくなり、1話ごとのページ数も約18ページ前後に増加したが、Part15以降の雑誌掲載分は扉絵などの一部を除きモノクロとなる。この変更については編集部からの発表は無いものの、製作自体はカラーで行われていて、コミックスでフルカラー作品として発売することがチャンピオン編集長によって告知された[2]

part12にて前作の主人公・星矢が登場した後は『聖闘士星矢』の正統続編と銘打たれ、前作の後日談もストーリーに織り込まれるようになった。過去と現在が交錯しながら展開し、前作の正式な続編として制作された映画『聖闘士星矢 天界編 序奏〜overture〜』のキャラクターなどもリメイクされ登場している。

あらすじ[編集]

地上暦1990年、エリシオンにおける天馬星座の聖闘士・星矢冥王ハーデスの激闘よりさかのぼること240数年前のこと。かつて、天馬星座の聖闘士と冥王ハーデスは無二の親友だった・・・

若き日の童虎シオン黄金聖闘士への昇格を果たす。聖戦勃発を阻止するため二人はハーデスの依り代に選ばれた少年・アローンの抹殺を企てる。だが、彼らの前に一人の少年が立ち塞がる。その少年こそは天馬星座に選ばれた聖闘士・天馬だった。天馬とアローンはペガサスのお陰で窮地を脱するが、聖衣を取り返そうとした天馬が2人の黄金聖闘士に相対する隙に、アローンはパンドラを名乗る女性の言うがままに覚醒の証・冥王の剣を引き抜き、アローンはハーデス城へ連れ去られてしまう。

一方、地上暦1990年、ハーデスとの最後の聖戦に勝利したアテナ城戸沙織は、ハーデスに突き刺された冥王の剣の呪いにより残り3日の命となった星矢を救うべく、と共にオリンポスにいる姉・アルテミスの許を訪れる。だが、人類を守るため沙織や星矢たちが繰り広げたポセイドン、ハーデスとの聖戦は他のオリンポス一二神の怒りを買っており、沙織はアルテミスに成敗されかける。

アルテミスのさりげない助言で時の神クロノスの助力を得ることを教えられた沙織はヘカーテの導きで時空の扉に到達。クロノスの力で瞬と共に前聖戦の時代に赴き、冥王の剣を破壊しようとする。だが、クロノスの悪戯によりテロメアをいじられた沙織は無力な赤子にされてしまう。アテナの力が弱体化したことで冥闘士たちは好機とみて聖域への侵攻を開始。その先陣を切るのは杯座の白銀聖闘士で天馬の師匠、そして童虎とシオンの真友でありながら、冥界三巨頭の一人・天雄星ガルーダの冥闘士となった水鏡であった。

沙織とはぐれた瞬は過去の聖域で星矢に瓜二つの天馬と出会う。それぞれに友を救いたいという気持ちを抱く二人は意気投合する。赤子となった沙織はまるで未来の再現のように裏切りを決意した教皇に命を狙われるが、アテナに絶対の忠誠を誓う乙女座のシジマに命を救われる。だが、魚座のカルディナーレは反逆を宣言してシジマを襲撃。窮地を知らせるシジマの思念は白羊宮のシオンの元に届き、内なる敵との戦いという異常事態を他の黄金聖闘士たち知らせるため瞬と天馬は十二宮を駆け上ることになる。また、秘密を抱えるが故に裏切り者の烙印を押され、聖闘士も冥闘士も敵に回す孤独な戦いを強いられる水鏡もまた自らの命をかけて十二宮に挑む。

一方、アテナ抹殺を企てるアルテミスの部下・カリストは沙織に月衛士・ラスクムーンを、そして星矢に天闘士・斗馬を刺客として差し向ける。沙織と瞬を影ながら護衛していた一輝によりラスクムーンは退けられ、氷河と魔鈴により斗馬も退けられる。一輝、氷河、紫龍もまた沙織と瞬を追って過去へと旅立つ。だが、過去と現代の聖域では呪われた一三番目の宮・蛇夫宮が鳴動を始めていた。

過去世界の十二宮を舞台にかつてない“聖戦”が繰り広げられる・・・

登場人物[編集]

単行本[編集]

  1. 2009年2月6日刊行 ISBN 978-4-253-13271-8
  2. 2010年3月8日刊行 ISBN 978-4-253-13272-5
  3. 2010年12月8日刊行 ISBN 978-4-253-13273-2
  4. 2011年12月8日刊行 ISBN 978-4-253-13274-9
  5. 2012年4月6日刊行 ISBN 978-4-253-13275-6
  6. 2012年12月7日刊行 ISBN 978-4-253-13276-3
  7. 2013年8月8日刊行 ISBN 978-4-253-13277-0
  8. 2013年12月6日刊行 ISBN 978-4-25313278-7
  9. 2014年06月20日刊行 ISBN 978-4-253-13279-4

脚注[編集]

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  1. ^ 車田正美 『聖闘士星矢 NEXT DIMENSION 冥王神話』1、秋田書店〈少年チャンピオンコミックス・エクストラ〉、2009年、扉解説。ISBN 978-4-253-13271-8
  2. ^ 『週刊少年チャンピオン』2009年12号