稲葉なおと
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稲葉 なおと(いなば なおと、1959年9月24日 - )は、日本の一級建築士、紀行作家である。本名は稲葉尚登。
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[編集] 概要
- 1978年、東京都立立川高等学校を卒業。1983年、東京工業大学工学部建築学科を卒業。
- 一級建築士の建築プロデューサーとして、商業ビルや分譲マンションの企画及びプロデュースを手がける一方、『誤解だらけのマンション選び』や『こんなマンションに騙されるな』、『高く売れるマンション 暴落するマンション』など、マイホーム購入者への購入術手引書、警告書であり、不動産業界関係者への指南書、啓蒙書ともいえる書籍を次々と刊行、話題となる。
- マンションにおいてはいかに管理が重要かを説き、マンションの本当の価値について、「田の字マンション」や「羊かん切りマンション」、「戸建て感覚」や「横縞マンション」など、オリジナルの造語を使った明解な説明・解説は、多くのマンション購入者や、デベロッパーからも支持を得た。
- 1995年、「マリオット・インターナショナル・ゴールデンサークル・アワード」受賞。
- 1998年、自らの海外でのホテル宿泊体験をつづった写真付きの短篇旅行記集『まだ見ぬホテルへ』を刊行。この本が紀行作家としてのデビュー作となる。
- 2000年に刊行した、自ら執筆のイラストを添えた長篇旅行記『遠い宮殿—幻のホテルへ』で2001年、JTB紀行文学大賞奨励賞受賞。以後、建築士ならではの視点で選んだ国内外の名建築のホテル、旅館を題材に旅行記と写真を発表し続ける。
- 2006年、資生堂が銀座に保有する2つのギャラリー、資生堂ギャラリー及びハウス オブ シセイドウにおいて、約2カ月間に及ぶ初の合同企画展覧会「都市に生きるアール・デコ」展が開催された際、唯1人の招待作家として、初の写真展「ザ・ホテル」を2会場で同時開催。写真展開催に合わせて初の写真集『アール・デコ ザ・ホテル』を刊行。
- 2008年、松下電工(現パナソニック電工)の世界の名建築ホテル写真カレンダー、「The HOTEL」を手がける。 初の長編小説『ゼロ・マイル』を刊行。
- 2010年、初の児童文学『ドクター・サンタの住宅研究所』を刊行。
- 2011年、小学館から短編小説集『まだ見ぬホテルへ』を刊行。これは、日本経済新聞社および新潮社から刊行された同タイトルの旅行記集を加筆・修正し、書き下ろし6作品を加えたものである。
- いとこにロックユニット「B'z」のヴォーカルである稲葉浩志がいる。二人の交流は深いらしく、稲葉浩志のソロ・ライブ・ツアー「en」のパンフレットでは二人の対談が掲載された。また、新潮文庫版『まだ見ぬホテルへ』の巻末解説では、稲葉浩志による稲葉なおと評が、雑誌「月刊カドカワ」や雑誌「switch」においては、稲葉なおとによる稲葉浩志の素顔が語られている。
- 岡山県津山市のレストラン「リストワール津山」にある「稲葉浩志津山ファンクラブルーム」に、稲葉なおとによる「津山で出会った少年」というタイトルのエッセイが飾られており、稲葉浩志の幼年時代の思い出について書かれている。
- 中学校時代のバンド仲間に作曲家の佐橋俊彦がいる。
[編集] 作品リスト
- 不動産屋の耳寄り話(1996年、講談社)
- 誤解だらけのマンション選び(1997年、講談社)
- まだ見ぬホテルへ(1998年、日本経済新聞社)
- 誤解だらけのマンション選び 2000—2001年版(1999年、講談社)
- 不動産営業マンに負けない本(2000年、講談社)
- 遠い宮殿ー幻のホテルへ(2000年、新潮社)
- 女が部屋を借りるとき(2001年、講談社)
- 高く売れるマンション、暴落するマンション(2001年、講談社)
- HOTELS(ホテルズ)(2002年、日本経済新聞社)
- 名建築に泊まる(2002年、新潮社)
- 遥かなるホテルへ(2003年、日本経済新聞社)
- まだ見ぬホテルへ(2003年、新潮社)
- ミッドナイト・ホテル(2004年、PHP研究所)
- 巨匠の宿(2004年、新潮社)
- アール・デコ ザ・ホテル(2006年、求龍堂)
- 近代名建築で食事でも(2007年、白夜書房)
- パパズ ホテル 日本ー家族で行く! とっておきの旅ガイド(2007年、講談社)
- ゼロ・マイル(2008年、USEN)
- ドクター・サンタの住宅研究所(2010年、偕成社)
- 0マイル(2011年、小学館)
- まだ見ぬホテルへ(2011年、小学館)
[編集] 連載小説
- 2007年、株式会社USENの会報誌「With Music(ウイズ・ミュージック)」で、初の長編小説「Drive to the Hotel」を連載開始。またこの連載は有線の朗読番組でも放送され、1冊にまとまり『ゼロ・マイル』と改題して刊行された。
