小浜逸郎

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小浜 逸郎(こはま いつお、1947年 - )は評論家国士舘大学客員教授

横浜生まれ。横浜国立大学教育学部附属横浜中学校(現横浜国立大学教育人間科学部附属横浜中学校[1]、東京教育大学附属駒場高等学校(現筑波大学附属駒場高等学校[2]を経て、横浜国立大学工学部建築学科卒業

中学2年時に父親が死去して以降、母親が副収入のために経営していた塾を兄とともに一家3人で運営[3]。大学卒業後、学習塾を経営するかたわら、同人誌『ておりあ』を主宰、評論活動を続ける。1981年、処女評論集『太宰治の場所』を出版。1985年に出版された『学校の現象学のために』では、校内暴力等の所謂学校問題に従来の教育論にない斬新な切り口で迫った。以後家族論学校論ジェンダー論などを世に問う。

また、男尊女卑的な思考をはっきりと退けながらも、性差の存在自体は文化を豊かにするものであるとして、「男が裁くアグネス論争」「男はどこにいるのか」等の著作でフェミニズム批判の論陣を張った。

保守、革新といった旧来のイデオロギーとは一線を画した、生活人の実感を尊重した議論で支持を得る一方で、小市民主義といった批判を浴びることもある。

2001年10月から、小浜が認める知識人を講師として呼ぶ連続講座「人間学アカデミー」を主宰する。過去の講師は呉智英竹田青嗣小谷野敦橋爪大三郎長谷川三千子滝川一廣西垣通伏見憲明苅谷剛彦など。

目次

[編集] 著作

  • 『太宰治の場所』 弓立社、1981年
  • 『学校の現象学のために』 大和書房、1985年
  • 『方法としての子ども』 大和書房、1987年
  • 『可能性としての家族』 大和書房、1988年
  • 『男がさばくアグネス論争』 大和書房、1989年
  • 『男はどこにいるのか』 草思社、1990年
  • 『時の黙示』 学芸書林、1991年
  • 『症状としての学校言説』 JICC出版局、1991年
  • 『人はなぜ結婚するのか』 草思社、1992年
  • 『家族を考える30日』 JICC出版局、1993年
  • 『ニッポン思想の首領たち』 宝島社、1994年
  • 『中年男性論』 大和書房、1994年
  • 『先生の現象学』 世織書房、1995年
  • 『正しく悩むための哲学』 PHP研究所、1995年 のち文庫
  • 『オウムと全共闘』 草思社、1995年
  • 『人生と向き合うための思想・入門』 草思社、1996年
  • 『癒しとしての死の哲学』 王国社、1996年
  • 『大人への条件』 筑摩書房、1997年
  • 『子どもは親が教育しろ!』 草思社、1997年
  • 『14歳 日本の子どもの謎』 イースト・プレス、1997年
  • 『現代思想の困った人たち』 王国社、1997年
  • 『いまどきの思想、ここが問題』 大和書房、1998年
  • 『吉本隆明 思想の普遍性とは何か』 筑摩書房、1999年
  • 『これからの幸福論』 時事通信社、1999年
  • 『「弱者」とはだれか』 PHP新書、1999年
  • 『なぜ人を殺してはいけないのか-新しい倫理学のために』 洋泉社、新書y、2000年
  • 『「男」という不安』 PHP新書、2001年
  • 『人生を深く味わう読書』 春秋社、2001年
  • 『人はなぜ働かなくてはならないのか』 洋泉社、新書y、2002年
  • 『癒しとしての死の哲学』 世織書房、2002年
  • 『頭はよくならない』 洋泉社、新書y、2003年
  • 『「恋する身体」の人間学』 ちくま新書、2003年
  • 『なぜ私はここに「いる」のか』 PHP新書、2003年
  • 『やっぱりバカが増えている』 洋泉社、新書y、2003年
  • 『エロス身体論』 平凡社新書、2004年
  • 『善悪ってなに?働くってどんなこと?』 草思社、2005年
  • 『人生のちょっとした難問』 洋泉社、新書y、2005年
  • 『正しい大人化計画』ちくま新書、2004年
  • 『「責任」はだれにあるのか』PHP新書、2005年、ISBN 4-569-64627-1
  • 『死にたくないが、生きたくもない。』、幻冬舎新書、2006年
  • 『人はなぜ死ななければならないのか』洋泉社、新書y、2007年
  • 『言葉はなぜ通じないのか』PHP新書、2007年
  • 『結婚という決意』PHP新書、2007年
  • 『「死刑」か「無期」かをあなたが決める 「裁判員制度」を拒否せよ!』大和書房、2009年

[編集] 共著

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

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  1. ^ 小浜逸郎 『頭はよくならない』 洋泉社(新書y)、2003年3月、105-107頁。
  2. ^ 小浜逸郎 『頭はよくならない』 洋泉社(新書y)、2003年3月、111頁。
  3. ^ 小浜逸郎 『頭はよくならない』 洋泉社(新書y)、2003年3月、110-111頁。