中田商店

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株式会社中田商店(なかたしょうてん)は東京都台東区アメヤ横丁にある主に軍装品、革製品など扱うミリタリーショップ。代表者は中田忠夫。

概要[編集]

大日本帝国陸軍大日本帝国海軍軍服などの軍装品の他アメリカ軍、ヨーロッパ諸国、中国などの各種ミリタリーグッズの実物の現用品、デッドストック、複製品などを主に扱う。革ジャンなどの革製品やスカジャンなども扱っている。

アメ横店のほか、御徒町店がある。御徒町店の二階は、資料館となっていて、戦時中に使われた軍服・軍装品の実物や複製品が数多く展示されており、一般に公開されている。展示されている資料の横では時間帯によっては販売用の複製品が実際に製作されていることもあり、見学することもできる。(2009年10月現在は倉庫として使用されており資料展示は行われていないので要注意)。

その他に全国にいくつかの提携店があり、中田商店の扱う商品を販売している。 大日本帝国陸軍大日本帝国海軍軍服の複製品を多く扱う一方で、朝鮮人民軍の軍服の複製品を製作したこともあり、多くの劇場・テレビ映像作品に衣装として使用されている。

店舗[編集]

アメ横店
東京都台東区上野6-4-10
米軍の払い下げ品が中心で、ミリタリー風のシャツ(新品)やバッジ・ステッカー、旧日本軍の企画品、またジャケットやブーツ等の実用品が多い。アメ横の目立つ所にあり、土産物屋としての趣が強い。
御徒町店
東京都台東区上野6-2-14
各国の軍装品の実物、払い下げ品、複製品が中心。マニア向けの品揃えで、アメ横からはやや離れた所にある。

提携店[編集]

札幌キャプテントム
札幌市中央区南2西1
スワット
福岡市中央区今泉2-3-19

映像作品への協力[編集]

中田商店が協力、提供した映像作品は数知れない。中田忠夫が自ら史料を入手し、時には旧満州などの海外にあった工場に調査に行くこともあった。
また中田商店が1973年に出版した『大日本帝国陸海軍 軍装と装備』という書籍はテレビ、映画、舞台などの時代考証には必携のものとなっている。同書は一時期絶版で入手困難になっていたが、2009年5月に復刻され、同社の店頭およびネット通販で購入することができる。また、映像作品に登場する衣装や小道具も中田商店製のものが広く使われている。

近年の代表的な協力作品[編集]

関連文献[編集]

  • 『歴史群像 No,42 MAY,2000』(学研、2000年5月)148-153頁

中田忠夫のインタビューが掲載されている。同インタビューの中で人生の最大の目標は「この世から戦争をなくすことを訴えるための<<戦争博物館>>の設立」だと述べている。実際、中田商店のカタログでは商品広告のページを削ってまで戦時中の衣料や日用品の写真が掲載されている。

  • 『ラジオライフ別冊 裏モノの本』(三才ブックス、1990年10月)100-105頁

戦争博物館のために収集された軍服や無可動実銃、スクラップから再生された戦車装甲車などの膨大なコレクションが紹介されている。

外部リンク[編集]