中国中央電視台春節聯歓晩会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

中国中央電視台春節聯歓晩会中国中央电视台春节联欢晚会、日本語読み:ちゅうごくちゅうおうテレビしゅんせつれんかんばんかい)は、CCTVが毎年春節旧正月)の前日・除夕の20:00から春節を跨いで行っている年越しカウントダウンイベント番組である。その模様はCCTVをはじめ、中国全土で生中継される。略称は「春晩」(しゅんばん)[1]

概要[編集]

1983年に放送開始[1]2012年1月22日に放送開始30周年を迎える長寿番組となった。

中国を代表する歌手によるライブ京劇コントなどの演劇などのさまざまな演目が展開されながら春節を祝う。また、観客席とインタビューや司会者とのやり取りがこの番組の特徴でもある。中国のお笑い番組ではこの番組で使われた映像を使うことが多い。

春晩からはさまざまな流行語(2008年の为什么呢?<なんで?>、2009年の不差钱<友情はお金では買えないの意>)、ブレイクする芸人(2009年の小瀋陽マジシャン劉謙)などが現れている。

また、近年では[いつ?]周杰倫王力宏S.H.Eなど台湾の歌手も多く出演している。また、2013年にはセリーヌ・ディオンが出演し、大きな話題になった[1]

同番組はCCTV-1CCTV-4CCTV-9、CCTV-E、CCTV-Fで同時放送され、毎年7億人以上が視聴されており、テレビCMでもNFL決勝のスーパーボウルを超える4701万元(2009年実績、参考までに第43回スーパーボウル30秒CM料は300万ドル)という破格の値段が付くといわれている。

日本での「NHK紅白歌合戦」に相当する[1]。NHK紅白歌合戦とは、紅組と白組に分かれてはいない。勝敗はつけない。歌だけではなく、マジックやコントなどのさまざまな演目があるなどの違いがある[1]

1990年代後半には全国のテレビ局でもこの番組を意識した番組が制作されたが、内容はほぼこの番組と一致している。

また、2010年にはモーニング娘。、2012年にSMAPが、そして2013年にはATSUSHI(EXILE)が登場し、中国語で歌を披露した。

放送時間[編集]

放送開始当初からの放送時間は、北京時間の20時から深夜の1時まで。

司会者[編集]

司会者はその年によって異なるが最近では[いつ?]CCTV-1とCCTV-3の専属アナウンサーが担当することになっている。

視聴率[編集]

かつては全国的に高視聴率を誇ったが、2009年の放送では(同年1月25日 - 26日)、新華網の報道によると遼寧省で88.9%、吉林省で87.7%、黒竜江省で85.3%など高視聴率の地域がある一方、広東省で5.3%、広西チワン族自治区で2.6%、海南省で1.3%など低視聴率の地域もみられ、これらの視聴率と各地域の人口をもとにした推定では、全国視聴率が38.3%と4割を切ったという[2]

一方で、CTR市場研究が1996年から開始した、番組放送中に実施される電話アンケートでの視聴率調査によるデータでは、2009年は95.6%[3]、2010年は96.1%[4]と依然高視聴率を記録している。

脚注[編集]

外部リンク[編集]