マンフレート・ホーネック

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マンフレート・ホーネック
Manfred Honeck
マンフレート・ホーネック
基本情報
生誕 (1958-09-17) 1958年9月17日(65歳)
出身地  オーストリア
学歴 ウィーン国立音楽大学
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者

マンフレート・ホーネック(Manfred Honeck, 1958年9月17日[1] - )は、オーストリア指揮者

人物・来歴[編集]

1958年生まれ。ウィーン国立音楽大学[1]ヴァイオリンを学ぶ。

1983年からウィーン国立歌劇場管弦楽団ならびにウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ヴィオラ奏者を務める[1]。その後、指揮者に転向し、1987年クラウディオ・アバドの元でグスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団の準指揮者となる[1]。以降、ヨーロッパとアメリカのオーケストラ・ポストに就く。1996年から1999年までMDR交響楽団の共同シェフ[2] 、2000年から2006年まではエフゲニー・スヴェトラーノフのあとにスウェーデン放送交響楽団のシェフを務めた(後任はダニエル・ハーディング)。2007年から2011年までシュトゥットガルト州立歌劇場の音楽総監督[3]

2008年からピッツバーグ交響楽団音楽監督の地位にあり[3][4]、同楽団とのマーラー交響曲集の録音は高い評価を得ている。

家族・親族[編集]


脚注[編集]

注釈・出典[編集]

  1. ^ a b c d 世界の指揮者名鑑866 2010, p. 112 ホーネック, マンフレート.
  2. ^ 世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~ 2017, p. 69「中部ドイツ放送交響楽団(旧ライプツィヒ放送交響楽団)」.
  3. ^ a b ピッツバーグ発 〓 マンフレート・ホーネックがピッツバーグ響との契約を延長”. 月間音楽祭. 楽壇ニュース. 田中良幸. 2024年5月5日閲覧。
  4. ^ ピッツバーグ発 〓 ピッツバーグ交響楽団が音楽監督のマンフレート・ホーネックとの契約を延長”. 月間音楽祭. 楽壇ニュース. 田中良幸. 2024年5月5日閲覧。
  5. ^ 世界の指揮者名鑑866 2010, p. 112 ホーネック, マンフレート.

参考文献[編集]

  • 上地 隆裕著『世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~』株式会社 芸術現代社、2017年。ISBN 978-4-87463-207-9 
  • ONTOMO MOOK『世界の指揮者名鑑866』音楽之友社、2010年。 

外部リンク[編集]

先代
ダニエル・ナザレス
MDR交響楽団
首席指揮者
1996年 - 1999年
次代
ファビオ・ルイージ
先代
ローター・ツァグロセク
シュトゥットガルト州立歌劇場
音楽総監督
2007年 - 2011年
次代
シルヴァン・カンブルラン