ダニエル・ナザレス

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ダニエル・ナザレスDaniel Nazareth, 1948年6月8日 - )は、インド出身の指揮者作曲家

略歴[編集]

ムンバイ生まれ。ムンバイ大学において商学経済学を修了したが、後にロンドン王立音楽アカデミーに留学し、さらにウィーン国立音楽大学を卒業した。

1976年にレナード・バーンスタイン指揮奨学生としてタングルウッドにてバーンスタイン小澤征爾に教えを受け、クーセヴィツキー指揮者賞を受賞した。1977年にスポレート音楽祭にてモーツァルトの《コジ・ファン・トゥッテ》を指揮してデビュー、1978年にはジュネーヴ国際音楽コンクールにて最高位を堤俊作と分け合った[1][2]

1982年から1985年までベルリン交響楽団の音楽監督に就任。その後もサン・カルロ劇場アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭といった著名な劇場・音楽祭の音楽監督を経験し、東西ドイツ統一後の1992年から1996年までMDR交響楽団(旧ライプツィヒ放送交響楽団)に音楽監督として迎えられた。その他、ベルリンフィルを含むヨーロッパ各地のオーケストラに客演している[3]

2011年には小松長生の後を継いでコスタリカ国立交響楽団の音楽監督に就任したが、俸給の要求の高さを理由に文化省よりシーズン途中で解任されている[4]

作曲家としては、弦楽のためのシンフォニエッタ《モクシャ》などの作品がある[5]

脚注[編集]

  1. ^ DANIEL NAZARETH”. Naxos. 2013年10月17日閲覧。
  2. ^ Concours de Genève International Music Competition”. 2013年10月17日閲覧。
  3. ^ Biografias Daniel Nazareth Maestro”. Gulbenkian Música. 2013年10月17日閲覧。
  4. ^ Dominique Farrell (2011年9月2日). “Costa Rica’s National Symphony splits with conductor Nazareth”. Tico Times. 2013年10月17日閲覧。
  5. ^ Daniel Nazareth, Moksha for string orchestra”. Universal Edition. 2013年10月17日閲覧。

外部リンク[編集]


先代:
セオドア・ブルームフィールド
ベルリン交響楽団
音楽監督
1982 - 1985
次代:
アラン・フランシス
先代:
マックス・ポンマー
MDR交響楽団
音楽監督
1992 - 1996
次代:
マルチェッロ・ヴィオッティ
ファビオ・ルイージ
マンフレート・ホーネック
(首席指揮者・3人並立制)
先代:
小松長生
コスタリカ国立交響楽団
音楽監督
2011
次代:
カール・セントクレア