マジック協会国際連合
マジック協会国際連合(マジックきょうかいこくさいれんごう、FISM, Fédération internationale des sociétés magiques)は、世界各国の団体が加盟する、マジックにおける世界最大規模の連合体。世界で通用する権威を持つ。日本では、ほとんどの場合略称でフィズム(FISM)と呼ばれる
概要 [編集]
1937年にフランスのジュール・ドッテルが提唱した、世界規模でのマジック団体の交流から組織された。これは第二次世界大戦の影響で立ち消えた案となったが、1940年代になると再び議論がなされ、1948年にスイス・ローザンヌで成立、体系化するに至った。現在では32カ国、64の団体が加盟している。しかし、法的に存在する団体としては世界中どの国でも登録されておらず、歴史的側面からスイスでの登録へ向け活動している。
基本理念は国によって異なるマジック文化やマジシャン同士の交流、コンテストの運営であり、これらを行うFISMの大会が3年に1度開催されている。 開催地は主にヨーロッパであるが、1994年は日本(横浜)、2009年は中国(北京)とアジアでも開催された。 (FISMの歴史上初めてヨーロッパを離れての開催となった1994年横浜大会招致に関するフロタマサトシの尽力は計り知れない)
FISM自身の言葉なら、「FISMはマジック芸術の促進のための先導的なグローバルな基盤と位置づけられるべき」である。現在では世界的な広がりを考え、今後の活動やシステムについて改革が起ころうとしている。大会は大抵、一週間程度の期間開催され数千人が集う。
FISMのショーに出演することは名誉なことであり、世界的に通用する実力であることを認められることとなる。また、コンテストで入賞・グランプリを得ることは最高の名誉と名声を得るため、世界中から毎年100組を超える演者が出場する。審査は厳しく、演技中に失格となる場合も多い。日本人では瀬島順一郎、ヒロ・サカイが審査員を務めたことがある。
受賞したマジシャンは総じて一流であり、フレッド・カップスやランス・バートン、ダロー、マイケル・アマーなどである。中でも、フレッド・カップスは3大会連続グランプリ受賞と言う前人未到の大記録を打ち立てた。
日本人受賞者 [編集]
日本人受賞者は、以下。
- 1979年ブリュッセル(ベルギー)
- 真田豊実(マニピュレーション部門第2位)
- 1982年ローザンヌ(スイス)
- 真田豊実(マニピュレーション部門特別賞)
- 1985年マドリッド(スペイン)
- 1988年ハーグ(オランダ)
- 1994年横浜(日本)
- 1997年ドレスデン(ドイツ)
- スガヤ幸一(ゼネラルマジック部門第2位)
- 2000年リスボン(ポルトガル)
- 2003年ハーグ(オランダ)
- 峯村健二(マニピュレーション部門第3位)
- 2009年北京(中国)
- 加藤陽(マニピュレーション部門第1位)