リン酸カルシウム

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リン酸カルシウム(リンさんカルシウム、: calcium phosphate)はカルシウムイオンリン酸イオン(PO43-)または二リン酸イオン(P2O74-)からなるである。の約70%はリン酸カルシウムの一種であるヒドロキシアパタイトからできている。

利用[編集]

リン酸カルシウムは肥料の製造に用いられる。しかし特定のリン酸カルシウムを過剰に使用すると表面流出を招き、水の華富栄養化などの公害に至ることもある。

E番号341の食品添加物として、チーズの製造などに用いられる。またサプリメントとしても用いられるが、カルシウム塩の種類により生物学的利用能が異なるとの指摘もある。歯の再石灰化を促すとして歯磨き粉にも使われている。

さらに、遺伝子トランスフェクションにも使われる[1]。機構については詳しく分かっていないが、リン酸カルシウムが沈着してDNAが複合体を作り、DNAが細胞を通り抜けられるようになると考えられている。

また、二リン酸と塩基性カルシウムを反応させることで二リン酸カルシウム Ca2P2O7が生成する。この物質は、歯磨き粉のマイルドな研磨剤として一般的に使用されているほか、関節への沈着によって偽痛風の要因にもなる。

関連する塩[編集]

  • リン酸カルシウム、E341(iii)(Ca3(PO42
  • リン酸水素カルシウム、E341(ii)(CaHPO4
  • リン酸二水素カルシウム、E341(i)(Ca(H2PO42

出典[編集]