ドミノ理論

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ドミノ理論(ドミノりろん)は、ある一国が共産主義化すれば、ドミノ倒しのように近隣諸国が次々と共産主義化してしまうという、冷戦時代のアメリカ合衆国における外交政策上の理論である。実際に起こった現象についてはドミノ現象と呼ぶ。

転じて、一度ある事件が起これば、次々と連鎖的にある事件が起こるとする理論、例えば「真にドミノが倒れる」確率に言及することなく、「風が吹けば桶屋が儲かる」式、またバタフライ効果理論を展開することも「ドミノ理論」と呼ばれる。ドミノ理論は、検証や論理の正確性を欠く場合は、誤謬詭弁だと見なされる場合もある。

アジアの国の共産化をドミノ倒しに見立てたドミノ理論の絵。
左から中国韓国ベトナムラオスカンボジアタイマレーシアインドネシアビルマ(現ミャンマー)・インドの順に並んでいる。
ちなみにインドは議院内閣制があるというだけで社会主義を採ると憲法が定めている。


発端[編集]

「ドミノ理論」という語は、1954年に、ドワイト・D・アイゼンハワー大統領とジョン・フォスター・ダレス国務長官によって主張された。ドミノ理論は、冷戦時代のアメリカ合衆国の外交政策決定に関わる人々の間で、支配的な考え方であった。アメリカ軍によるベトナム戦争への介入にも、この理論が用いられた。

その他の用例[編集]

なども、「ドミノ現象」として捉えられることがある。


関連項目[編集]


外部リンク[編集]