ドミノ理論

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アジアの国の共産化をドミノ倒しに見立てたドミノ理論の絵。
左から中国(南北)朝鮮ベトナムラオスカンボジアタイマレーシアインドネシアビルマ(現ミャンマー)・インドの順に並んでいる。
ちなみにインドは議院内閣制があるというだけで社会主義を採ると憲法が定めている。

ドミノ理論(ドミノりろん)は、ある一国が共産主義化すれば、ドミノ倒しのように近隣諸国が次々と共産主義化してしまうという、冷戦時代のアメリカ合衆国における外交政策上の理論である。実際に起こった現象についてはドミノ現象と呼ぶ。

転じて、一度ある事件が起これば、次々と連鎖的にある事件が起こるとする理論全般を言う。ドミノ理論は、検証や論理の正確性を欠く場合は、誤謬詭弁だと見なされる場合もある。

発端[編集]

「ドミノ理論」という語は、1954年に、ドワイト・D・アイゼンハワー大統領とジョン・フォスター・ダレス国務長官によって主張された。ドミノ理論は、冷戦時代のアメリカ合衆国の外交政策決定に関わる人々の間で、支配的な考え方であった。アメリカ軍によるベトナム戦争への介入にも、この理論が用いられた。

その他の用例[編集]

なども、「ドミノ現象」として捉えられることがある。

脚注[編集]

  1. ^ 朝日新聞 - 【再録】シンポジウム「2012年“アラブの春”とパレスチナの行方」(主催:パレスチナ子どものキャンペーン) - Asahi中東マガジン
  2. ^ ""Three Cheers for the Bush Doctrine. History has begun to speak, and it says that America made the right decision to invade Iraq," TIME, March 7, 2005; also posted by Foundation for the Defense of Democracies, March 13, 2005.
  3. ^ "An Arab Spring?" Hoover Digest / Hoover Institution, Spring 2005: "The only approach to solving the problem of safety in a world of Islamic and Arab radicalism is to change the culture of the region. A year ago people were saying that was a utopian dream. History is beginning to show that it is not."
  4. ^ "The Arab spring continues in Lebanon," townhall.com, April 1, 2005.

関連項目[編集]


外部リンク[編集]