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田島俊雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
トニー田嶋から転送)
田島 俊雄(田島 敏雄)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 滋賀県長浜市
生年月日 (1965-10-01) 1965年10月1日(59歳)
身長
体重
180 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1986年 ドラフト1位
初出場 NPB / 1987年4月11日
CPBL / 1997年3月9日
最終出場 NPB / 1987年10月16日
CPBL / 1999年5月23日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

田島 俊雄(たじま としお、本名:田島 敏雄(読み同じ)[注 1]1965年10月1日[注 2] - )は、日本滋賀県長浜市出身[注 3]の元プロ野球選手投手)。

来歴・人物

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滋賀県立長浜北高等学校では3年春に第55回選抜高等学校野球大会に出場、夏は県大会決勝で順風秀一のいた比叡山高に敗れた。社会人野球日本生命では都市対抗野球で初戦に先発したが2回途中で降板、以降は登板がなかったが優勝を経験[5]1986年の日本選手権では初戦で河合楽器水沢薫と投げ合うが5回途中で降板し、敗戦。

1986年プロ野球ドラフト会議南海ホークスより1位指名を受け入団[注 4]。入団1年目の1987年から先発ローテーションの一角を担うも、以降は右肩の故障のため一軍登板は無かった。1年目の4月には練習中にコーチに食って掛かり二軍落ちも経験した。また、球団名が福岡ダイエーホークスとなった1989年からは登録外になっていた[7]1990年登録名田島 俊男へ変更[8]、2年目以降は二軍でも登板がなかった。

1991年から1992年まではロッテ・オリオンズ(2年目は千葉ロッテマリーンズ)に在籍。登録名を田島 敏雄に変更[9]

1993年から1994年まではアメリカ合衆国(米国)に渡り、MLBロサンゼルス・ドジャース傘下のマイナーリーグ(1Aクラス)加盟チーム、サンバーナディーノでプレー[注 5]

1995年日本ハムファイターズへテスト入団し日本球界復帰[1]。同年の登録名はアメリカ時代の愛称[1]だったトニー田島[4][1]1996年の登録名はトニー[4]

1997年台湾へ渡り、中華職棒(CPBL)の兄弟エレファンツに入団。登録名は東鈮1999年のシーズン途中に、不振のため退団した。

1999年シーズン途中に再びアメリカへ渡り、独立リーグニューアーク・ベアーズでプレーし、同年限りで現役引退。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
1987 南海 30 8 2 0 0 3 7 0 -- .300 375 85.2 83 14 38 3 1 77 2 0 47 38 3.99 1.41
1997 兄弟 20 6 0 0 0 1 6 1 -- .143 297 67.0 73 10 29 2 7 49 3 0 50 42 5.64 1.52
1998 29 20 2 0 0 8 12 0 -- .400 559 126.0 119 10 46 7 11 91 3 0 78 67 4.79 1.31
1999 7 4 0 0 0 0 2 0 -- .000 61 11.2 22 3 5 0 0 8 0 0 20 17 13.11 2.31
NPB:1年 30 8 2 0 0 3 7 0 -- .300 375 85.2 83 14 38 3 1 77 2 0 47 38 3.99 1.41
CPBL:3年 56 30 2 0 0 9 20 1 -- .310 917 204.2 234 23 80 9 18 148 6 0 148 126 5.54 1.53

記録

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NPB

背番号

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  • 26 (1987年 - 1989年)[10][7]
  • 67 (1990年)[8][7]
  • 58 (1991年)[9][11]
  • 42 (1992年)[9][11]
  • 69 (1995年 - 1996年)[12]
  • 18 (1997年)
  • 24 (1998年 - 1999年)

登録名

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脚注

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注釈

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  1. ^ 参考:
    • 選手時代のプロ野球名鑑…1995年[1]、1996年[2]
    • ウェブサイト…2016年[3]
  2. ^ 生年月日は次の資料を[4]参照。
  3. ^ 滋賀県出身とする情報は次を[4]、同長浜市出身とする情報は次を[2]、それぞれ参照。
  4. ^ 次の資料より、ドラフト指名時点での人名について「田嶋 俊雄」という表記あり[6]
  5. ^ 日本ハム在籍当時の名鑑にも、経歴内に「1Aサンバナディーノ」[1]や「サンバナディーノ」[2]という記載あり。引退後の資料では、経歴内に「米マイナー」[4]とするものが見られる。
  6. ^ NPB一軍公式戦初出場の年月日・対戦相手・球場については、次の資料を[1]参照。
  7. ^ 1988年から1989年まで「田嶋俊雄」と表記する資料[7]もある。次の資料でも「田嶋俊雄」と表記(時期については明記せず)[6]
  8. ^ 次の資料でも「田島俊男」と表記(時期については明記せず)[6]
  9. ^ 次の資料でも「田島敏雄」と表記(時期については明記せず)[6]
  10. ^ トニー田嶋」と表記する資料[12]もある。
  11. ^ 次の資料でも「トニー田島」と表記(時期については明記せず)[6]
  12. ^ 一部資料では「トニ」と誤記(時期については明記せず)[6]

出典

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  1. ^ a b c d e f 『週刊ベースボール』1995年2月27日号「95プロ野球全選手名鑑号」(第50巻・第8号、通算2101号。ベースボール・マガジン社発行)に掲載された、「トニー田島」のプロフィールより(『日本プロ野球80年史 1934-2014』 初回生産分セットに同梱された同名鑑号の復刻版にも掲載)。
  2. ^ a b c 『'96プロ野球12球団全選手百科名鑑』(『ホームラン』1996年3月号増刊。同31日、日本スポーツ出版社発行)P163に掲載された、「トニー」のプロフィールより。
  3. ^ a b イチローに始まる、登録名「名前」だけの系譜。楽天の哲朗は成功するか? - 『ベースボールチャンネル』2016年1月6日付記事 ※1996年のトニーへの登録名変更について、本名とともに記載あり。
  4. ^ a b c d e f g h i j 『日本プロ野球歴代全選手写真名鑑』(『B.B.MOOK』1144。2015年4月15日発売、ベースボール・マガジン社発行。コード:ISBN 978-4583622217)P125掲載「田島俊雄」
  5. ^ '95スポニチプロ野球手帳 スポーツニッポン新聞社
  6. ^ a b c d e f 『プロ野球ドラフト全史 2002年最新版』(『B.B.MOOK』第243号、『スポーツ・スピリット21』シリーズ第9号。2003年1月15日、ベースボール・マガジン社発行 ISBN 978-4583612102)に掲載された、日本プロ野球ドラフト会議歴代全指名選手データベースを参照。「田嶋 俊雄」(たじま としお)の名前で記載(改名欄には「田島俊男」「田島敏雄」「トニー田島」「トニ」の表記あり)。P97掲載の1986年度ドラフト会議指名選手一覧にも「田嶋俊雄」と表記。
  7. ^ a b c d e 『日本プロ野球80年史 1934-2014』記録編に収録された、南海→近畿日本→近畿グレートリング→南海ホークス→福岡ダイエーホークス→福岡ソフトバンクホークスの年度別メンバー表を参照。
  8. ^ a b c 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト内背番号の変遷(No.61 - 80)より、1990年当時の67番として「田島 俊男」の名が明記(名前の後に「[改名]」の記述もあり)。 ※「」内記述は、引用。
  9. ^ a b c d 歴代所属選手一覧(1990年 - 1994年) - 千葉ロッテマリーンズオフィシャルサイト(インターネットアーカイブ2008年2月8日付保存キャッシュ)より。 1991年・1992年の投手を参照。
  10. ^ a b 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト内背番号の変遷(No.21 - 40)より、1989年(福岡ダイエーホークス初年)当時の26番として「田島 俊雄」の名が明記。
  11. ^ a b c 『日本プロ野球80年史 1934-2014』記録編に収録された、毎日オリオンズ→大毎オリオンズ→東京オリオンズ→ロッテ・オリオンズ→千葉ロッテマリーンズの年度別メンバー表を参照。
  12. ^ a b c 『日本プロ野球80年史 1934-2014』記録編に収録された、セネタース→東急フライヤーズ→急映フライヤーズ→東急フライヤーズ→東映フライヤーズ→日拓ホームフライヤーズ→日本ハムファイターズ→北海道日本ハムファイターズの年度別メンバー表を参照。

参考資料

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  • 各種プロ野球名鑑
  • 『日本プロ野球80年史 1934-2014』(2014年12月、ベースボール・マガジン社発行) ISBN 978-4-583-10668-7
    • 付録DVD-ROM「記録編」
  • 各種外部リンク
    • 福岡ソフトバンクホークス(南海ホークス→福岡ダイエーホークスの後身) オフィシャルサイト
    • 千葉ロッテマリーンズ(ロッテ・オリオンズの後身) オフィシャルサイト

関連項目

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外部リンク

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