トップス広島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

広島トップスポーツクラブネットワーク
Hiroshima Top Sport Club Network
略称 トップス広島 (TOPS Hiroshima)
国籍 日本
格付 NPO法人
専門分野 教育系スポーツ振興、子どもの健全育成)
まちづくり系
設立日 2000年4月
代表者 山下仁
活動地域 広島県
主な事業 スポーツ教室、地域活性化事業
郵便番号 733-0036
事務所 広島市西区観音新町四丁目10番2号
広島西飛行場ターミナルビル1階
電話番号 082-233-3386
外部リンク http://www.tops-h.net/
特記事項 2000年4月に任意団体として設立、2004年2月にNPO法人化。代表者の山下仁は、JTサンダーズ部長を兼務。事務所は、サンフレッチェ広島事務所内に設置。
  

トップス広島(トップスひろしま)は、広島県においてスポーツを通じて地域密着に取り組むため結成された日本初の異競技連携組織。正式名称は、特定非営利活動法人広島トップスポーツクラブネットワーク

2009年5月現在で、参加団体は8競技9団体。参加団体の各ユニフォームの袖に「トップス広島ロゴ」が入っている。

目次

[編集] 概要

1993年にサッカーJリーグは社会現象になるほど華々しく開幕したが、1995年以降Jリーグバブルが弾け観客動員に減少傾向が見られるようになった。これに危機感を抱き、更なる企業スポーツからの脱却と地域社会への貢献を目指し、1996年にJリーグ百年構想を発表[1]。時を同じくして、サッカー以外のスポーツにもバブル崩壊の影響から企業スポーツの撤退・廃部・休部が続出していた。その状況に危機感を持ち1999年12月、サッカー (Jリーグ)・ハンドボール (JHL) ・バスケットボール(JBL) ・バレーボール (JVL) 4競技の国内リーグ代表者らが異競技チーム連携に向けて集まり、現状打開のテストケースとして広島[2]に提案した [3][4]

2000年4月、広島県を本拠地とするチームが、「すべての広島の人々が、すべての広島のスポーツを応援する」(オール広島・オールスポーツ)のスローガンのもと、「Jリーグ百年構想」の掲げる地域密着型総合スポーツクラブ作りの実現へ向けた相互交流を実施し、スポーツを見る・する・支える全ての人たちの共感を与えようという趣旨の元に結成された。

当初は、4競技5団体[5]で結成しその後参加団体は増加、将来的にはさらに他の競技団体にも参加を呼びかける方針である。加入条件として、

  1. トップス広島の趣旨に賛同し加盟意思を示すこと
  2. 広島県内に拠点を置いていること
  3. 全国規模のリーグ戦(またはそれに準ずるクラス)に参加していること
  4. 所属する会社・競技連盟などの了解を得ていること

としている。

また、当初は任意団体として活動していたが、活動を拡大に伴い今後の維持と発展を目指し、スポーツ振興くじの収益配分や行政の援助などを受けやすくするため、2003年にNPO法人申請を行い、2004年2月9日に認証された[6]

他地域に先駆けて地域密着を具体化した一例ではあるが、2007年現在スポーツ教室の開催以上の展開は見られず[7]、参加していたチームの廃部[8]が示すように、企業スポーツ打開に結びついているとは言いがたい。今後、「日本トップリーグ連携機構」との連携や、2007年広島で始まった「P3 HIROSHIMA」との連携など、更なるスポーツによる地域貢献を期待されている。

[編集] 参加チーム

[編集] 現在

[編集] 過去

[編集] 活動

[編集] 活動目的

公式には下記のとおり

  1. スポーツ情報の収集・発信に関すること
  2. スポーツの普及に関すること
  3. スポーツの競技力向上に関すること
  4. スポーツ環境の向上に関すること
  5. 県民・市民及びクラブの相互の交流に関すること
  6. その他目的達成のために必要なこと

[編集] 活動例

広報活動
  • 公式戦に応援横断幕の掲出
  • トップスひろしま応援デー - 公式戦に別競技団体選手が応援する
シンボルマークを参加団体ユニフォームへの供出
  • 右袖または左袖に広島県の木・県花である紅葉をモチーフとした「トップス広島ロゴ」
スポーツ指導、普及事業
  • スポーツ教室の開催
  • トップス広島バレーボール学校(主催:トップス広島、広島県バレーボール協会)
    • 対象:中学生男子、指導協力:JTサンダーズ
  • トップス広島スポーツクラブ(主催:トップス広島、Jリーグ)
地域活性化事業・各種イベントへの参加
  • 広島スポーツフェスタ
  • スポーツレクリエーションフェスティバル
  • ふれあいマラソン
  • ジュニア育成事業
  • Doスポーツ事業
  • ひろしまフラワーフェスティバル
    • 総合パレードに参加
    • 選手とふれ合えるトップス広島ひろば
その他
  • 指導者の研修
  • 自動養護施設の児童、心身障害者等の試合・イベントへの招待
  • スポーツ施設の管理・運営の受託など

[編集] 理事会

2009年4月現在
役職 氏名
理事長 山下仁 JTサンダーズ部長
副理事長 山本一 県ハンドボール協会副会長、広島メイプルレッズ副部長
理事 山崎千秋 サンフレッチェ広島専務(兼)事業本部長
理事 三好健一 ワクナガレオリック部長
理事 檀上征彦 広島メイプルレッズ部長
理事 垣井和行 広島ガスバドミントン部部長
理事 白井孝司 県サッカー協会専務理事、(株)みづま工房代表取締役社長
理事 下村英士 県バレーボール協会専務理事、ロサンゼルス五輪代表
理事 米山文章 県バドミントン協会理事長、広島県立技術短期大学校校長
理事 久保田文也 県体育協会専務理事、(株)菱正宗久保田本店代表取締役社長
理事 長山和博 NTT西日本ソフトテニスクラブ部長
理事 武鑓守 県ソフトテニス連盟副会長、県体育協会常務理事
理事 渡辺伸夫 中国電力陸上競技部部長
理事 東川安雄 広島陸上競技会専務理事、広島大学教育学部准教授
理事 河辺捷義 コカ・コーラウエストレッドスパークス部長(兼)総監督
理事 梶師巧博 県ホッケー協会理事長
監事 田川修司 市スポーツ協会専務理事(兼)事務局長
監事 武井康年 城北法律会計事務所

[編集] 脚注・出典

[ヘルプ]
  1. ^ Jリーグ百年構想と「地域スポーツ」(情報誌「岐阜を考える」1999年記念号)
  2. ^ それぞれの協会内関係者に広島出身者がいたため、かつそれぞれの国内リーグのトップチームが広島にそろっていたため提案しやすかった。
  3. ^ アマスポーツ 企業 看板チーム相次ぐ休廃部 中国新聞
  4. ^ アマスポーツNOW 企業 11 異競技連携 中国新聞
  5. ^ サッカーJリーグのサンフレッチェ広島、バレーボールVリーグJTサンダーズ、湧永製薬男子ハンドボール部(現・ワクナガレオリック)、イズミ女子ハンドボール部(現広島メイプルレッズ)、バスケットボールWリーグ広島銀行ブルーフレイムズ
  6. ^ 広島県/平成15年認証分
  7. ^ 広島の異競技連携「トップス広島」 日本トップリーグ連携機構
  8. ^ 2001年イズミハンドボール部、2003年広銀ブルーフレイムズ。イズミはその後広島メイプルレッズとしてクラブチーム化。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク