チマチョゴリ

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チマチョゴリ
Korea-Busan-Beomeosa-04.jpg
各種表記
ハングル 치마 저고리
片仮名
現地語読み
チマ チョゴリ
ローマ字 chima jeogori
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チマチョゴリ치마 저고리chima jeogori)は、朝鮮民族衣装である韓服(朝鮮服)の種類で、チマとチョゴリを着た女性の装いである。

目次

[編集] 概要

女性用韓服は、男女共通の上着であるチョゴリ(襦)と、巻きスカートであるチマ(裳)によって構成される。

韓国では、袖のやわらかな曲線、全体を引きしめる白地のトンジョン(半襟)、合わせ着のように着る形が、「民族衣装韓服の3大美」とされている。しかし、近年では合わせ襟でない形式のチョゴリも登場している。

一方、日本国内にある朝鮮学校では、女子学生の制服としてチマチョゴリの様式を取り入れている(→朝鮮学校#制服の項参照)。これは白いチョゴリと黒いチマを着用するものだが、北朝鮮ではこの色彩のチマチョゴリが女性の正装になっている。なお、韓国ではこの色彩のチマチョゴリは見られない。

[編集] 歴史

1910年代

朝鮮時代には華奢な上体と豊満な下体が美しいとされ、チョゴリの丈は急速に短くなってチマは長く幅広くなった。朝鮮王朝の後期から妓女服の影響で丈の短いチョゴリと狭い袖が流行し、服の着脱の度に袖をほどかなければならないほどになったこともあった。

また19世紀から乳出しチョゴリが乳房を覆えなくなったため、両班層の女性は通常胸覆いを使ったが、下級階層、特に男児を生んだ女性は乳房を露出することもあり(李朝時代に描かれた風俗画や、李朝末期から20世紀半ばにかけての朝鮮風俗を撮った写真には、乳房を露出した女性の姿が多く見られる)、当然ながらこの流行は儒学者の非難を受けた。日韓併合後には、女性が乳房を露出する事を禁止にされ、1900年代から女性の社会進出が始まるとチョゴリの丈は長くなり始めた。

現在一般に見られるチマチョゴリは原色を使い派手な物が多い。しかし、朝鮮民族が「白衣民族」と自称してきたように、昔は普通白い服を着用し、常にその白さを保ち、かつより白くする事に非常に努力していた。この背景には朝廷による庶民に対する色付きの服の着用の制限の影響もある。ただし女性のチマはこの限りでは無く、娘と未婚女性、花嫁は赤いチマ、既婚女性や中年女性は藍色のチマ、老女はあさぎや灰色のチマを着用した。生成りの漂白されていないチマとチョゴリは主に未亡人や喪中の女性が着用した。日韓併合期に色彩は更に多様化し、従来使用しない色合いや複数色・細かい装飾を施されたチマチョゴリを「倭色」と呼んだ。これは日本の和服の影響や、明治維新以降に大量生産され始めた織物の流入によるものである。

韓国では最近、「改良韓服」(개량한복、ケリャンハンボㇰ)というものが登場している。これはチマチョゴリを含む韓服を現代生活の中で手軽に着られるようにアレンジしたもので、「生活韓服」ともいう。動き易いように丈が短いもの、襟合わせが立て襟などのもの、ドレスのようにオーガンジーなど華やかな素材を使ったものも登場しているが、これも日常的に着ている者は少ない。なお、最近、民族史観高等学校台章高等学校など一部の学校で、改良韓服を制服として採用した。

日常着としては影を潜めたものの、結婚式などの式典では伝統衣装を着用するカップルも多い。この際着用されるものには伝統的な色合いと素材のものだけでなく、西洋のウェディングドレスに影響を受けた純白・レース素材等のものも存在する。また、特に近代以降の肩ひものついたチマの形がドレスのように着用しても違和感が少ないことから、チョゴリが薄く透ける素材で作られたもの、チマが複数枚の布で出来たものもある。髪型や装身具についても伝統的な型のものだけでなく、現代風のアップスタイルやティアラ等の着用等、時代・流行に応じた様々なコーディネートやアレンジを加えつつ着用されている。

[編集] 色彩と身分表示

2009年、結婚式で韓服を着用したカップル

李氏朝鮮時代には服の色で自身の身分などを表した。未婚の娘は真紅のチマと黄色のチョゴリを着、新婦は真紅のチマと黄緑色のチョゴリを着た。

既婚者は藍色のチマと空色のチョゴリを着た。この場合、チョゴリの袖先が藍色なら息子がいるという意味、紫朱色の結び紐をつければ夫がまだ生きているという意味を示した。

また、王家や名門勢道家のみが金箔で模様をつけることができたが、文禄・慶長の役以降、両班が増えるにつれて一般に広まった。[要出典]

[編集] チマチョゴリ用語

チョゴリを着用する男性
チマチョゴリを着用する女性(釜山
チョゴリ
上着。男女共通ではあるが、女性用の着丈は男性用より短い。
オッコルム
装飾用のリボン状のひも。本来は着用のためについていた。
チマ
肩ひもがついた巻きスカート。本来は肩ひもはつかない。
ソッチョゴリ
チョゴリの下に着用する下着。
ソッチマ
スリップ状の下着。本来はチマと同型。
ソッパジ
ズボン状の下着。
ポソン
靴下。男女共通。

[編集] 着用方法

ソッパジを着る
ポソンを履く
ソッチマを着る
チマを着る
ひもは胸の下で結び、固定する。
ソッチョゴリを着る
チョゴリを着る
内側のひも又はボタンで留める。
オッコルムを結ぶ
片方が輪になるように結ぶ。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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