パナマ帽

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パナマ帽

パナマ帽(ぱなまぼう、Panama hat)は、パナマソウの葉を細く裂いた紐で作られる、夏用のつば付の帽子。「パナマ帽」と呼ばれているが、起源はパナマではなくエクアドルである。「パナマ帽」の名称の由来はパナマ運河であるとする説が多く、オックスフォード英語辞典では「1834年セオドア・ルーズヴェルトがパナマ運河を訪問したときから一般に広まった」としている。日本では戦前、紳士用の正装としてカンカン帽と共に夏に愛用されていた。

素材・形態[編集]

パナマソウの葉を細く裂いた紐で編んで作られる。丈夫で軽い素材で作られており、高級なものでは数十年使い続けることができる。本来は、型作りせず柔らかく作られるものであるが、近年では型作りしたものも多い。柔らかいものは「クラッシャブル」と呼ばれ、折り畳んでバッグなどに入れて持ち運ぶことが可能である。

NHK総合番組「シリーズ世界遺産100・帽子が育てた街(2013年3月17日放映)」は、パナマ帽の素材をパハ・トキージャという呼称の椰子の一種の葉と特定し、それについてエクアドルでしか育たないものだと述べている。

関連項目[編集]