ソティリス・ニニス

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ソティリス・ニニス Football pictogram.svg
20130814 AT-GR Sotiris Ninis 2322.JPG
名前
ラテン文字 Sotiris Ninis
ギリシャ語 Σωτήρης Νίνης
基本情報
国籍 ギリシャの旗 ギリシャ
アルバニアの旗 アルバニア
生年月日 1990年4月3日(24歳)
出身地 アルバニアの旗 ヴロラ県ヒマラ
身長 173cm
体重 68kg
選手情報
在籍チーム ギリシャの旗 PAOKテッサロニキ
ポジション MF
背番号 77
利き足 右足
ユース
2001-2003
2003-2006
ギリシャの旗 アポロン・スミルニ
ギリシャの旗 パナシナイコス
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2006-2012
2012-
2013-
ギリシャの旗 パナシナイコス
イタリアの旗 パルマ
ギリシャの旗 PAOK (loan)
100 (11)
14 (0)
3 (0)
代表歴2
2006-2008
2008-2010
2010-
ギリシャの旗 ギリシャ U-19
ギリシャの旗 ギリシャ U-21
ギリシャの旗 ギリシャ
13 (2)
3 (1)
30 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。2013年9月20日現在。
2. 2013年9月20日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ソティリス・ニニスギリシア語: Σωτήρης Νίνης英語: Sotiris Ninis1990年4月3日 - )は、アルバニア出身のサッカー選手PAOKテッサロニキ所属。ギリシャ代表である。ポジションはMF(右サイドハーフ)。

国際サッカー連盟(FIFA)の公式サイトではニニスを「崇高なビジョンをともなった目もくらむようなボールキープ力、衝撃を与える攻守の切り替えの速さ、恐ろしいほどのロングシュートの技術を兼ね備えている」と紹介している[1]

経歴[編集]

ギリシャ人の両親の元、アルバニアで生まれた[2][1]

クラブ[編集]

2004年に名門として知られるアポロン・スミルニスFCの下部組織からパナシナイコスFCの下部組織に移り、トップチームデビューするまでの2年の間にユースチームでは不可欠な存在となった。2006年12月22日、クラブはニニスに5年契約をオファーし、その2週間後の2007年1月7日、ビクトル・ムニョス監督はトップチームのエガレオFC戦にニニスを招集した。この試合でトップチームデビューし、1978年に15歳でトップチームの試合に出場したKostas Antoniouに次いでクラブ歴代2位の年少リーグ戦出場記録となった。傑出したプレーでマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、ギリシャのサッカーファンの間でもっとも熱く語られる名前となった。2月15日にはUEFAカップRCランス戦に出場し、ギリシャのクラブ所属で欧州カップ戦に出場した最年少の選手となった。2月18日のAEKアテネFC戦(4-1)ではライバル相手に1得点2アシストの活躍を見せた。7月6日、パナシナイコスFCとプロ契約を結んだ。同年12月には選手や監督の投票によって選ばれるギリシャ最優秀若手選手賞を受賞したが、これは同賞の最年少受賞記録である。

2007-08シーズンは負傷により不満の残るシーズンとなった。オリンピアコスFCとのシーズン開幕戦に途中出場すると、ハムストリングや腹筋を痛め、3ヶ月の間離脱した。結局2007年12月に復帰したが、シーズンの残りの試合には出場することがなく、ジョゼ・ペレイロ監督はニニスの出場を期待するファンから激しい批判を受けた。 2008年夏に就任したヘンク・テン・カテ監督はプレシーズンの練習で常にニニスへの信頼を示し、2008-09シーズンは良好なスタートを切った。UEFAカップのシャルルロワSC戦では後半開始から試合に投入されると、1得点3アシストの活躍でベルギーのクラブに5-1と快勝した。8月11日には、テン・カテ監督によってディミトリオス・サルピンギディスジウベルト・シウバとともにキャプテンのひとりに指名されたことが明らかになったが、18歳と125日でのキャプテン就任はクラブ史上最年少記録となった。9月23日にはクラブとの契約を2012年まで延長し、ギリシャ国外のチームに対する契約解除金は1000万ユーロに、ギリシャ国内のチームに対する契約解除金は1700万ユーロに設定された。 2010年2月のUEFAヨーロッパリーグASローマ戦では2試合を通して快心のプレーを見せ、セリエAで2位につけていたチームに勝利した。セカンドレグではニニスが獲得したPKをジブリル・シセが決めて同点に追いつき、20mの距離からミドルシュートをたたき込むと、さらにシセにスルーパスを通して駄目押しとなる得点をアシストした。

ACミランスパルタク・モスクワなどが獲得に興味を示していたが、2012年7月、かねてより噂されていたパルマFCへの移籍が発表された。契約期間は4年。 翌2013年、PAOKテッサロニキへのレンタル移籍が発表された。

代表[編集]

世代別ギリシャ代表[編集]

2007年、U-19ギリシャ代表としてオーストリアで開催されたUEFA U-19欧州選手権に出場し、準決勝のU-21ドイツ代表戦では1得点2アシストの活躍で決勝進出に貢献した[3]。決勝で敗れて準優勝に終わったが、大会ベストイレブン(4-4-2の右サイドハーフ)と大会最優秀選手に選ばれた。A代表デビュー後もU-19代表の試合に招集され、U-19モルドバ代表戦やU-19オランダ代表戦ではキープレーヤーとして活躍し、特に後者の試合では1決勝点1アシストの活躍でUEFA U-19欧州選手権本大会出場に望みをつないだ。2008年5月29日のロシア戦でマン・オブ・ザ・マッチを獲得した彼の活躍はアーセナルFCマンチェスター・ユナイテッドFCレアル・マドリードACミランなど西欧のビッグクラブのスカウトを引き付けた[4]

2007年2月には、公式にU-21アルバニア代表からの招集を拒否した。同年からはU-21ギリシャ代表にも選ばれており、2009年9月8日、U-21イングランド代表戦(1-1)で同点ゴールを決めた[5]

ギリシャA代表[編集]

2008年5月16日、ギリシャA代表オットー・レーハーゲル監督はニニスを初招集し、5月19日のキプロス戦でトップ下として先発出場してデビューすると[6]、その試合で初得点も決め、マン・オブ・ザ・マッチに選ばれた[7]。この時ニニスは18歳46日であり、コンスタンティノス・エレフテラキスが39年間保持していた記録を244日上回り、ギリシャ代表の最年少得点者となった[8]UEFA欧州選手権2008に出場するメンバーからは外れた。

2010年6月1日、オットー・レーハーゲル監督は2010 FIFAワールドカップ本大会に出場する23選手を発表し、ニニスはメンバー中最年少の選手として選出された。グループリーグのナイジェリア戦とアルゼンチン戦に途中出場したが[9]、ギリシャはグループリーグ敗退に終わった。2011年9月2日、テルアビブで行われたUEFA欧州選手権2012予選イスラエル戦で決勝点を決めた。

所属クラブ[編集]

→ 2013- ギリシャの旗 PAOKテッサロニキ (loan)

個人成績[編集]

代表での得点
# 日時 場所 相手 スコア 結果 大会
1. 2008年5月19日 ギリシャの旗 パトラス  キプロス 2–0 勝利 親善試合
2. 2011年9月2日 イスラエルの旗 テルアビブ  イスラエル 1–0 勝利 UEFA欧州選手権2012予選
3. 2012年9月11日 ギリシャの旗 ピレウス  リトアニア 2–0 勝利 2014 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選

タイトル[編集]

クラブ[編集]

  • ギリシャの旗 パナシナイコスFC
ギリシャ・スーパーリーグ 優勝 (1) : 2009-2010
ギリシャ・カップ 優勝 (1) : 2009-2010

代表[編集]

  • ギリシャの旗 U-19ギリシャ代表
UEFA U-19欧州選手権 準優勝 (1) : 2007

個人[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b PLAYERS 18 Sotiris NINIS FIFA.com
  2. ^ Top 10 things you need to know Mirror、2010年9月4日
  3. ^ Final the reward for determined Greece”. UEFA.com (2007年7月24日). 2011年9月9日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ “Arsenal, Man Utd, Milan & Real Madrid Eager To Sign Panathinaikos Youngster”. Premiership Latest Football News. (2008年5月28日). http://www.premiershiplatest.com/news/arsenal-man-utd-along-milan-real-madrid--5510535.html 2011年9月3日閲覧。 [リンク切れ]
  5. ^ Greece U21 1–1 England U21 BBC Sport、2009年9月8日
  6. ^ Dream comes true as Greece select Ninis”. UEFA.com (2008年5月16日). 2011年9月9日閲覧。[リンク切れ]
  7. ^ Record-breaker Ninis stars for Greece”. UEFA.com (2008年5月19日). 2011年9月9日閲覧。[リンク切れ]
  8. ^ SotirisNinis.com – Facts”. SotirisNinis.com (2010年11月15日). 2011年9月9日閲覧。[リンク切れ]
  9. ^ Greece's Rehhagel sticks with favourites in final 23 for World Cup”. Canadian Press (2010年6月1日). 2011年9月9日閲覧。[リンク切れ]

外部リンク[編集]