ジョン・ウォーターズ
| ジョン・ウォーターズ John Waters |
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2006年のサンダンス映画祭において |
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| 本名 | John Samuel Waters Jr. |
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| 生年月日 | 1946年4月22日(67歳) |
| 出生地 | |
| ジャンル | 映画監督 脚本家 俳優 |
| 活動期間 | 1964年- |
| 主な作品 | |
| 『ピンク・フラミンゴ』 | |
ジョン・ウォーターズ(John Waters, 1946年4月22日 - )はアメリカ合衆国メリーランド州ボルチモア出身の映画監督・脚本家 である。過激で下品なコメディで知られており、また著作もとおして「バッド・テイスト(悪趣味)」文化に大きな影響を与えた。トレードマークのヒゲは付け髭である。
目次 |
来歴[編集]
アメリカのメリーランド州ボルチモアに生まれる。カソリックの敬虔な家庭で育つが、ゲイであり、10代のころから問題児として知られ、自宅の車庫をお化け屋敷に改造して小遣いを稼いでいた。
17歳のとき祖母から8ミリカメラをプレゼントされたのがきっかけで映画製作を始める。ニューヨーク大学の映画学科に進むが、マリファナ所持で放校処分となり帰省する。
「ドリームランダース」という奇人仲間たちと一緒に、1964年の『黒の革ジャケットの女』から本格的に映画製作を開始し、1970年にディヴァイン主演の『モンド・トラッショ』がカルト的な人気を呼ぶ。その後、女装の怪優ディヴァインを使って『マルチプル・マニアックス』(1970年)や『ピンク・フラミンゴ』(1972年)を発表。特に後者は大成功を収めてカルトムービーブームの火付け役となった。
劇場用映画への進出[編集]
1981年の『ポリエステル』からは、劇場用映画への進出をとげる。『ヘアスプレー』(1988年)と『クライ・ベイビー』(1990年)はメジャーで製作した、過去を舞台にした比較的穏当でノスタルジックな映画であり、一般の映画ファンの支持も得た[1]。
1994年の『シリアル・ママ』以降のウォーターズは過激な作風に戻った。1998年の『I love ペッカー』は自伝的な要素を持つ作品である。また、2000年の『セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ』は、個人的にはアート映画愛好家であるウォーターズの、当時の映画界のシステムへの怒りを表したものである。
人物[編集]
著書では「裁判傍聴が趣味」「殺人犯が書いた絵を集めている」などと、個人的な趣味について書いており、こういった嗜好は多くの追随者を呼んだ。メリーランド州の刑務所では、囚人たちに講義をし、自作を上映したこともある。
自身の恥ずかしい趣味としてアート映画好きをあげ、次のような作品や人物を好きな映画(映画監督)としてあげている。
- 『インテリア』(ウディ・アレン)
- 『女はそれを待っている』(イングマール・ベルイマン)
- 『夜のたわむれ』(マイ・ゼッタリング)
- 『テオレマ』 『ソドムの市』(ピエル・パオロ・パゾリーニ)
- 『八月の冷たい風』(アレグザンダー・シンガー)
- 『マドモワゼル』(トニー・リチャードソン)
- 『湖のランスロ』(ロベール・ブレッソン)
- 『ゴダールのマリア』(ジャン=リュック・ゴダール)
- マルグリット・デュラス
- ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
ファンレターはボルチモアにあるAtomic Booksという書店を介して送ることができる。ただし、ウォーターズが定期的に本屋に寄って、集まったファンレターを受け取るという形であるため、彼が絶対に受け取るという保証はできないという[2]。
監督作品[編集]
- 黒の革ジャケットの女 Hag in a Black Leather Jacket (8 mm) (1964年) 日本未公開
- ローマン・キャンドルズ Roman Candles (1966年) 日本未公開
- おまえのメーキャップを食え Eat Your Makeup (16mm) (1968年) 日本未公開
- ダイアン・リンクレイター・ストーリー The Diane Linkletter Story (16mm) (1969年) 日本未公開
- モンド・トラッショ Mondo Trasho (1970年) 日本未公開
- マルチプル・マニアックス Multiple Maniacs (1970年) 日本未公開
- ピンク・フラミンゴ Pink Flamingos (1972年)
- フィメール・トラブル Female Trouble (1975年)
- デスペレート・リビング Desperate Living (1977年) (16 & 35 mm) 日本未公開
- ポリエステル Polyester (1981年)
- ヘアスプレー Hairspray (1988年)
- クライ・ベイビー Cry-Baby (1990年)
- シリアル・ママ Serial Mom (1994年)
- I love ペッカー Pecker (1998年)
- セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ Cecil B. DeMented (2000年)
- ア・ダーティ・シェイム A Dirty Shame ((2004年)
- ヘアスプレー(2007年版) Hairspray 2: White Lipstick (2007年)
- Fruitcake (2010年)
出演作品[編集]
- ザ・シンプソンズ The Simpsons (1997年) 声の出演
- ギター弾きの恋 Sweet and Lowdown (1999年)
- チャイルド・プレイ チャッキーの種 Seed of Chucky (2004年)
- jackass number two Jackass Number Two (2006年)
- ヒストリー・オブ・ゲイシネマ Schau mir in die Augen, Kleiner (2007年)
- ヘアスプレー Hairspray (2007年) カメオ出演
翻訳著書[編集]
脚注[編集]
- ^ この2作でファンになった夫婦が、『ピンク・フラミンゴ』をレンタル・ショップで借りて観たところ、あまりに俗悪な内容だったためにウォーターズ作品の追放運動を始めたこともある(伊藤典夫 『クラックポット』訳者あとがき 267頁)。
- ^ http://www.atomicbooks.com/john-waters-mail.html