ジェンス・パルヴァー

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ジェンス・パルヴァー
Jens Pulver at UFC - Neer vs Diaz 2013-12-03 22-51.jpg
基本情報
本名 ジェンス・ジョニー・パルヴァー
(Jens Johnnie Pulver)
通称 リル・イーヴル (Lil Evil)
パルバライザー
ガトリングラッシュ
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 1974年12月6日(39歳)
出身地 ワシントン州サニーサイド
所属 ミレティッチMA
→チーム・エクストリーム
→チーム・カラン
身長 170cm
体重 66kg
階級 ライト級
フェザー級
バンタム級
スタイル レスリングボクシング
テーマ曲 Lil Evil(オリジナル)
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ジェンス・パルヴァーJens Pulver、男性、1974年12月6日 - )は、アメリカ合衆国総合格闘家ワシントン州サニーサイド出身。チーム・カラン所属。初代UFC世界ライト級(旧バンタム級)王者。

レスリング出身でありながらボクシングを主武器とし、徹底的な打撃の連打で対戦相手を粉砕することから「パルバライザー」(粉砕機)の異名を持つ。また、プロボクシングキックボクシングの試合もこなしている。

来歴[編集]

当初はミレティッチ・マーシャルアーツ・センターにてパット・ミレティッチに師事した。

UFC[編集]

2001年2月23日、UFC 30で行われた初代UFC世界ライト級(旧バンタム級)王者決定戦で宇野薫と対戦。判定勝ちを収め、初代UFC世界ライト級王者となった。

2001年9月28日、UFC 33デニス・ホールマンとタイトルマッチを行い、判定勝ち。1度目の王座防衛に成功。

2002年1月11日、UFC 35BJ・ペンとタイトルマッチを行い、判定勝ち。2度目の王座防衛に成功するが、3月にUFCライト級王座を返上しUFCを離れた。その後、2006年に自身が復帰するまでUFCではライト級王座戦が行われることはなかった。

UFC離脱後[編集]

2002年8月8日、UFO LEGENDに参戦し、村浜武洋に僅差の判定勝ちを収めた。

2004年3月22日、修斗に参戦し、植松直哉からKO勝ち。7月8日、修斗ハワイ大会「Soljah Fight Night」にてステファン・パーリングと対戦し、TKO勝利。

2004年9月19日、シュートボクシングのトーナメント『S-cup 2004』に参戦。1回戦で代常亮に左ボディブローでTKO勝ちを収めた。しかし試合後、ステファン・パーリング戦などで痛めていた右後十字靭帯が悪化し、準決勝を棄権。

PRIDE[編集]

2004年12月31日、PRIDE初参戦となったPRIDE 男祭り 2004五味隆典と対戦するもKO負けを喫した。

2005年5月22日、『PRIDE 武士道 -其の七-』ではTAISHOにKO勝ち。9月25日の『PRIDE 武士道 -其の九-』ではPRIDEライト級GPに参戦。1回戦で桜井"マッハ"速人にKO負け。

2006年4月2日、『PRIDE 武士道 -其の拾-』ではアライケンジにKO勝ち。

UFC復帰[編集]

2006年9月23日、UFC復帰戦となった『UFC 63』にて、ジョー・ローゾンにTKO負け。

The Ultimate Fighter 5のコーチを務め、2007年6月23日のフィナーレでは同じくコーチを務めたBJ・ペンと対戦し、チョークスリーパーで一本負け。試合後、階級を1つ下のフェザー級に落とし、同じズッファ社が運営するイベントWECに参戦することをファンに告げたが[1]、出場予定だった2007年9月5日のWEC 30については、かねてから痛めていた膝の症状の悪化により、出場をキャンセルした。

WEC[編集]

2007年12月12日、フェザー級転向初戦となるWEC 31でカブ・スワンソンと対戦し、ギロチンチョークで一本勝ち。続いて2008年6月1日、WEC 34でユライア・フェイバーの持つWEC世界フェザー級王座に挑戦したが、判定0-3で敗れ王座獲得には至らず、キャリア初の判定負けとなった。続く11月5日のWEC 36ではレオナルド・ガルシアにTKO負けを喫した。

2009年1月25日、WEC 38ユライア・フェイバーと再び対戦するも、ギロチンチョークで一本負け。

2009年6月7日、WEC 41ジョシュ・グリスピと対戦し、開始33秒ギロチンチョークで一本負け。4連敗となった。試合後のマイクでは「ここサクラメントでキャリアを始めた。ここでキャリアの終わりにしたい」と発言。しかしその後「ここで終わるとは言い切れないが」と最後は言葉を濁した。

2010年3月6日、WEC 47ハビエル・バスケス腕ひしぎ十字固めで敗れ、5連敗となった。試合後に引退を示唆した[2]

2010年8月14日、PWP: War on the Mainlandでディエゴ・ガリーホと対戦し、ギロチンチョークで一本負けを喫し、6連敗となった[3]

人物・エピソード[編集]

戦績[編集]

総合格闘技[編集]

総合格闘技 戦績
37 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
22 13 3 6 0 1 0
14 6 7 1 0
勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
× ディエゴ・ガリーホ 1R 1:08 ギロチンチョーク PWP: War on the Mainland 2010年8月14日
× ハビエル・バスケス 1R 3:41 腕ひしぎ十字固め WEC 47: Bowles vs. Cruz 2010年3月6日
× ジョシュ・グリスピ 1R 0:33 ギロチンチョーク WEC 41: Brown vs. Faber 2 2009年6月7日
× ユライア・フェイバー 1R 1:34 ギロチンチョーク WEC 38: Varner vs. Cerrone 2009年1月25日
× レオナルド・ガルシア 1R 1:12 TKO(スタンドの打撃) WEC 36: Faber vs. Brown 2008年11月5日
× ユライア・フェイバー 5R終了 判定0-3 WEC 34: Faber vs. Pulver
【WEC世界フェザー級タイトルマッチ】
2008年6月1日
カブ・スワンソン 1R 0:35 ギロチンチョーク WEC 31: Faber vs. Curran 2007年12月12日
× BJ・ペン 2R 3:12 チョークスリーパー The Ultimate Fighter 5 Finale 2007年6月23日
× ジョー・ローゾン 1R 0:48 TKO(左フック→パウンド) UFC 63: Hughes vs. Penn 2006年9月23日
コール・エスコヴィード 1R 0:56 KO(左フック) IFL: Legends Championship 2006 2006年4月29日
アライケンジ 1R 3:59 KO(サッカーボールキック) PRIDE 武士道 -其の拾- 2006年4月2日
× 桜井"マッハ"速人 1R 8:56 KO(パウンド) PRIDE 武士道 -其の九-
【ライト級トーナメント 1回戦】
2005年9月25日
TAISHO 1R 1:00 KO(左フック) PRIDE 武士道 -其の七- 2005年5月22日
× 五味隆典 1R 6:21 KO(左アッパー) PRIDE 男祭り 2004 -SADAME- 2004年12月31日
ステファン・パーリング 3R 1:47 TKO(打撃) 修斗 Soljah Fight Night 2004年7月9日
植松直哉 1R 2:09 KO(左フック) 修斗 2004年3月22日
リチャード・ヘス 1R 2:14 フロントチョーク IFC - Battleground Boise 2003年10月25日
ジョー・ジョーダン 2R 3:12 KO(パンチ) Extreme Challenge 52 2003年8月15日
× ジェイソン・マックスウェル 1R 4:54 TKO(パンチ) HOOKnSHOOT - Absolute Fighting Championships 3 2003年5月24日
× ドゥエイン・ラドウィック 1R 1:13 KO(パンチ) Universal Combat Challenge 12 2003年1月25日
村浜武洋 5分3R終了 判定2-1 UFO LEGEND 2002年8月8日
ロバート・エマーソン 3R終了 判定 アルティメット・レスリング 2002年6月29日
BJ・ペン 5分5R終了 判定2-0 UFC 35: Throwdown
【UFC世界ライト級タイトルマッチ】
2002年1月11日
デニス・ホールマン 5分5R終了 判定3-0 UFC 33: Victory in Vegas
【UFC世界ライト級タイトルマッチ】
2001年9月28日
宇野薫 5分5R終了 判定2-0 UFC 30: Battle on the Boardwalk
【UFC世界バンタム級王者決定戦】
2001年2月23日
ジョン・ルイス 1R 0:15 KO(左フック) UFC 28: High Stakes 2000年11月17日
デイブ・グライズ KO Gladiators 10 2000年10月14日
× ディン・トーマス 2R 0:33 ヒールホールド World Extreme Fighting - New Blood Conflict 2000年8月26日
ジョン・ホーキ 5分3R終了 判定3-0 UFC 26: Ultimate Field Of Dreams 2000年6月9日
エリック・ヒブラー 1R 1:54 KO(打撃) World Extreme Fighting 9 - World Class 2000年5月13日
デヴィッド・ヴェラスケス 2R 2:41 TKO(パンチ連打) UFC 24: First Defense 2000年3月10日
フィル・ジョーンズ 1R 0:33 KO(右フック) World Extreme Fighting 8 - Goin' Platinum 2000年1月15日
アルフィ・アルカレズ 5分2R終了 判定1-0 UFC 22: Only One Can be Champion 1999年9月24日
ジョー・スティーブンソン 1R 0:38 KO(パンチ) Bas Rutten Invitational 3 1999年6月1日
レイ・モラレス 1R 0:51 フロントチョーク Bas Rutten Invitational 3 1999年6月1日
× デビッド・ハリス 1R 11:57 トウホールド Bas Rutten Invitational 2 1999年4月24日
カーティス・ヒル 1R 3:00 TKO(タオル投入) Bas Rutten Invitational 2 1999年4月24日

キックボクシング[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 イベント名 開催年月日
代常亮 1R 2:37 TKO(左ボディブロー) SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2004
【1回戦】
2004年9月19日

プロボクシング[編集]

  • 4戦4勝3KO

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

前王者
王座新設
初代UFC世界ライト級(戴冠当時バンタム級)王者

2001年2月23日 - 2002年3月(返上)

空位
次タイトル獲得者
ショーン・シャーク